めまい顛末記
それは1月26日(火)の朝に突然やってきた。
朝、起き上がったときに、目の前が左右にぐらっと揺れた気がした。
あれ、おかしいな、と思いながら、朝食の準備をしていた。
動いているうちに、目が回りだした。
これって、目眩ですか?
どんどん気分が悪くなってくる。吐き気がする。とりあえず、仕事を休む旨連絡し、少し横になってから、耳鼻咽喉科へ行く。
予約なしだったら1時間も待たされ、ゴーグルをかけ、赤外線CCDカメラで頭を振った時の目の動きを検査した。
目が左右にぴくぴく戻ろうとする。
めまいの種類もいくつかあるのだが、一番多く、私の場合も「良性発作性頭位めまい症」という疑いとのこと。
吐き気止と、目眩止の飲み薬とともに、「体操でなおすんです」と告げられる。
私は、左側の三半規管の不具合ということで、以下の体操を勧められた。
(右側だとたぶん反対の動きなんだろう)
家に帰って、半信半疑で「めまい 体操」で検索してみると、いっぱいでてきた。
中でもNHKのためしてガッテンで紹介されていた、この記事。
めまいは自宅で解決!
平衡感覚を認知する「耳石」が剥がれ落ちて三半規管に入ってしまい、その誤動作で目眩が起きること。
1)剥がれ落ちた「耳石」は、体操で、砕く
2)三半規管でなく、もとの位置に体操で戻す
ということだと知った。耳鼻科で勧められた体操は、2のタイプだったよう。
そこで1)の体操と2)の体操を朝晩やってみることにした。
「体操は目眩がしても、止めない」こと、「めまいは寝てても治らない」と心がけ、吐き気が弱いときはなるべくいつもどおり過ごすことにした。
火、水と休養をとり、木曜日は吐き気もだいぶ弱くなっていた。
金曜日に再診へ行き、また平衡感覚のテストをしたが、問題なしと診断。
5日でほぼ良くなってしまった!
先生も「早いな~!」と驚くほどだった。
まだちょっと気分の悪さは残っているが、薬は飲まなくていいとのこと。
目がまわり、吐き気に苦しんでいた時は、どうしようかと途方にくれていた。
とにかく突然なのでびっくりして、困惑したのだ。
なにかの参考になれば幸いである。
引き続き、体操をして、枕を高くしておきます。
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