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2013/07/14

飾らないあたたかな場所

昨日は、姪の結婚式でした。
結婚式に出る事が、もう何年ぶりでしょう! こじんまりした席ということで、今回も招かれないかもと思っていたので、ちょっとうれしかった。

親戚なので、披露宴より早めに会場入りしたのだが、親族以外のお友だちもたくさん来ている。
どうやら、「人前」式というものらしく、会場はチャペル風の椅子の配置だけれど、神父様はおらず、司会者の方が進める形だった。誓いの言葉を二人で読みあげ、署名をして指輪の交換をする。
結婚式で一番好きなのは、この「誓いの言葉」を聞くときだ。
二人の幸せをみんなが笑顔で祝ってくれて、よかったなーうれしいなーと思う。

この後披露宴も、シンプルなものだった。
私が若いころ出た結婚式といえば、会社の上司が何人もうんちく込のスピーチをお披露目したり、司会者がやたらと「優秀な成績でご卒業になり・・・」などほめことば満載で、華やかな式が多かった。
そういうものがあたりまえだと思っていた。

あいさつは二人共通の恩人が乾杯前にスピーチをひとつ。あとは、新郎新婦側一人ずつ、友人がスピーチしたのみ。どちらの友だちもきさくで温かで、涙ぐんじゃうような飾らないことばをくれた。
余興もなし。キャンドルサービスもないかわりに、各テーブルに新郎新婦がよりそって写真を撮ってくれた。
のんびりごちそうを食べ、二人のもとへお酒を持って集まり、写真を撮り、なごやかなお式だった。
まるでホームパーティみたいにくつろいで、なんていい式なんだろうって思った。

花嫁の手紙の朗読は、家族が泣いた。けんかをしたり、わだかまりがあったことも言葉にしていた。世間とか、会社の上司へのメンツとか、なんだろうそんなふうなものからこんなにかけ離れたところに、2人の心があって、しみじみとうれしかった。

おめでとう、ふみちゃん。
いつまでもお幸せに。

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