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2012/01/15

映画「ソーシャルネットワーク」

いまさらですが、見ました。WOWOWでやってたのを録画して。
公開当時はFacebook(FB)もやってなかったし、それほど興味がなかったけれど、今はすっかり毎日楽しんでいるのでこの映画への興味もわいてきたのだった。

Wikipediaから引用すると、

『ソーシャル・ネットワーク』(原題: The Social Network)は、2010年のアメリカ映画。SNSサイトのFacebookを創設したマーク・ザッカーバーグらを描いたドラマ映画である。

ハーバード大学2年生のマークが、彼女にふられたのをきっかけに女子学生の顔写真を勝手にあつめてランク付けするサイトを立ち上げ、それがFBへつながっていく。

まずマークのキャラクターがいかにもいかにもで受ける。どこへ行くにもチェックのネルシャツ、サンダル履き。
あまりに辛辣で、正直で、本質をついてしまうから、女子にも嫌われる。
プログラマーにむちゃありそうな気質で、「わかるわかるー」。

FBが大きくなるにつれ、いろんな利権がからんで、さまざまな人間が近づいてきて訴訟があって、FBを知らなくてもビジネスっていうものが大きくなる過程が実にわかりやすくて興味深い。

それにしてもなんにも手を動かさない人が、他人の才能を利用して、利益を生んでいく様は、見ていて震えがくる。
でもそういう人がいないと、ここまで大きくもならなかったのだろうね。
まあ、マーク自身も億万長者になれたから、それはよかったんだろうけど。

最後に自分がFBに感じてる魅力を書いておくと、発言への責任感が高い(どこのだれが書いてるかはっきりしている)、ブログやツイッター、Mixiなどあれこれの場を一か所に集約して閲覧、更新チェックでき、コメントもできるハブ機能として便利。(もっともブログやツイッターとの連携をしてなければできないけど、全部チェックする必要もない。だいたい、知らなくちゃいけないことって、そんなにないでしょう。)

日本人が設計すると、あれもこれも高機能にしたがるけど、海外の設計は、制限をつけてシンプルにさせるところが目をひく。ツイッターの140字もしかり、NOKIA携帯もしかり、iPadもしかり。
もちろん、一切ソーシャルネットワークに関わらないのもあり。シンプル。シンプルを自分の意思で選べるようになりたい。
そして、ネットに情報を流すと、取り戻せないことも重々再確認して、マナーをもって楽しみたいと思いました。
いじょ。


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東京事変が解散と聞いて

東京事変は、椎名林檎を中心に結成された、5人組みロックバンド。2004年から活動を初めて、今年の閏日(2月29日)をもって突然の解散を発表したことが話題になっている

椎名林檎が好きなので、東京事変も好きだった。東京事変のバンドとしてのわたしのイメージは、かっこよくて退廃的でちょっとレトロで、きらきらととんがってた。
2月29日に武道館を押さえて、TV出演やアルバムも出してというタイミングは、ずっと前から決まっていたんだろう。

そしてそれは、震災と関係してるような気がしてならない。(勝手な想像ですけど)

去年の紅白で、椎名林檎は、NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」の主題歌を歌った。その曲の依頼の際、「元気がでるような曲」と言われたのに「震災のことなど考えると、単に明るい歌は作れなかった。・・・寄り添えるような曲にした」というようなコメントを話していた。

日本が元気で、豊かな人たちがいて、恵まれない人がいて、そんな状況から生まれる反逆ってあるけど、いまはみんなが哀しくてしおしおしていて元気な人があまりいなくて。
そんな場所での「退廃・アンニュイ」はもう時代に合わない。いや合わないんじゃなく、普通すぎて薫らない。
アバンギャルドがとる道は、もうそこにはないような気がした。

だから、解散がわたしにはさびしいけれどとても腑に落ちた。

いつかまた、思い切り退廃をやれるような平和の日まで、さようなら。Von Voyage.


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2012/01/03

猪苗代湖ズの件

紅白に出演した、猪苗代湖ズ について「ただうるさかったです」とTweetした某女史のTLが炎上したというネットニュースを読みました。
サンボマスターの山口さんのことを知らない人の、まあ、素直な感想なんだから仕方ないよね。でも、これをキッカケに、猪苗代湖ズの活動のことや、サンボマスターの歌を聞いて見て欲しいなと思った。

例えば、あの山口さんの、感極まった歌唱は、子どもに絵本の読み聞かせをしてるうちに自分が泣いちゃうみたいなダメさだったのかもしれないよ。(言っとくが、わたしは、『わすれられないおくりもの』を泣かずに読めたことがないよ? )
でもね、彼らの目には、帰れなくなった福島が見えていたんだよ。自分達が場違いな、華やか過ぎる場所にいるってことも、ただのオヤジバンドにしか見えないことも、分かってんだよ。
だけどね、あそこで歌わなきゃいけないってことも分かってんだよ。全国放送の、世界でも放送されているNHKの紅白という舞台で。どこかの避難所で、仮設住宅で、見てる人にも届くようにね。全ての人にYESと言われるためじゃない。

福島を忘れてほしくないから。
福島の人たちを励ましたいから。
歌ったんだと思う。

サンボマスターのファンとしては、あの曲は正直、物足りない印象を持った。
山口さんの詩の力はあんなもんじゃない。
だけど、猪苗代湖ズの歌は、きっとお年寄りでも、子どもでも、覚えやすくて、歌いやすいように、意識して、平易に作られた楽曲なんだと思う。
そして、「福島が好き」って思いしか、あの状況で、出てこなかったんだと思う。
一番大切なおもい、それは福島への愛で、それをいま自分に出来る形で表現することしか出来なかったんでしょう。

だから。
山口さんが、あの煌びやかすぎる場所で、うたった意味が分かったから、私は感動しました。
気後れもしてだろうし、どこか恥ずかしさもあったかもしれない。山口さんが歌い切ったとき、良くやった! と純粋に思った。その姿を誇りに思うなら、好みや意見の違う人がいてもいいし、そんな当たり前のことにこだわらなくてもいいんじゃないかな?

まあ、もっといいことにエネルギーを使いたいと、自分は思ったから、ちょっと書いてみましたよっ、と。

そんじゃーね。

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2012/01/02

謹賀新年

2012年あけました。お正月はいかがお過ごしでしょうか?

年末にiPad2を買って、たのしいタッチパネル生活をたのしんでおりますよ。
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パッケージからして、しびれるほどスタイリッシュで。
わたくし、apple製品のハードを手にしたのは初めてなので、感動一入。
デザイナーの皆様がapple製品を愛する理由がわかった気がしました。
タッチパネルの操作性、反応と液晶のクリアな美しさ。軽くて薄い携帯性、バッテリーの持ちの良さと、なかなか見せられます。
キーボード入力がしずらかったり、フラッシュ再生がちょっと問題があることなど、制限もあるけどそれを補うだけの魅力満載です。気軽にインターネットで調べものしたり、Twitter,Facebookなどをちょこっと見るのにも便利ですね。今の悩みは、ワイヤレスのイヤフォンがBluetoothでつながらないことですが、また家にもどったらゆっくり考えましょう。

お正月プレイバックを写真でレポ。
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お義母さんのおせち料理。お雑煮は、根菜がはいったけんちん風です。

お土産には、神楽坂から奈良のお店で、奈良吉野葛の東京本店、松屋のくず餅を。
わたしも初めていただきましたが、透明感と弾力があって、上品なおいしさでした。ぷるぷるです。
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食べてばかりでは健康に悪いので、神社へ初もうでへ。
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わんこもお参りよ。
おみくじも大吉でしたし、きっといい一年になることでしょう。

本年もよろしくお願いいたします。

井椎しづく拝

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