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2011/10/10

【チャレンジ】木綿キモノを縫うぞー その5(完結編!)

おひさしぶりでございます。
まずは前回までの復習から。

【チャレンジ】木綿キモノを縫うぞー その1反物の水とおし
【チャレンジ】木綿キモノを縫うぞー その2パーツに裁ったところ、標つけ

【チャレンジ】木綿キモノを縫うぞー その3肩当てといしきあてつけ

【チャレンジ】木綿キモノを縫うぞー その4衽と襟つけ

その4が今年の2月ですので、8か月ぶりでございます。みんなあきらめると思ってたと思いますが、意外にしぶといわたくしでございます。

【10月8日(土)】
前回、この状態で終わってました。左脇はまだ縫ってないようですが、8日にみると、脇縫いは終わっています。
もちろん襟つけも終わっていました。いつやったんでしょう??<記憶になし。
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脇片側の耳ぐけ処理も終わっています。耳ぐけとは、ぬいしろをとめるためにします。
わたしにはむずかしい縫い方なのでカメのようにのろく、この日は、これを一本縫って終わり。
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【10月9日(日)】
いよいよ袖付けです!
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肩で力がかかるところなので、ミシン登場。でも弱気なわたしは一度ざっくりしつけをかけてからします。縫い代の処理の耳ぐけは手縫いです。

ほほー! 袖がつくとキモノ! って感じになります。るんるん。
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ここまでできたら、苦節1年5カ月! 明日に仕上げようと燃えます。

【10月10日(月)】
最後の裾の処理。もともとB反難ありの反物だったので、柄ゆきがそろわないのはしかたがないですが、縫い合わせたときなかなか長さがそろわない。うまく標がつけられなかったからかなー。
とりあえず、一番短いところに合わせることにして、三つ折りぐけにしていきました。
とちゅう、切しつけをとりつつ、最後に向かってどきどきします。
とうとう完成!
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そりゃあなた、さっそく着るでしょう! 部屋の中はあつくて、29度です。とりいそぎささっと適当なコーデですが。
ジャーン!
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いや長かったですねー。でもやっぱりうれしい。
いまさらですが、こんなに手間をかけるなら、もっとちゃんとした反物でやればよかったです。
でも、最初はほんとにできるかわからなかったし、どの時点で失敗するかもわからなかったから、気軽に試せるものとしてはよかったんだけど。

ま、あらはたくさんありますよ。
反物自体の難もあるし、背中が右左の格子がそろってないし。
でも格子だと縫いやすいですね。まっすぐの目安があって。縦じまだけのほうが、横を合わせなくていいのでよかったなとか、あれこれわかったことがありました。
一枚のキモノがどんな手間がかかって縫われているのかわかったし、祖母も母もこれをやってたんだと思うといい経験ができました。
また縫うかって? いやーそれはちょっとしばらく遠慮しておきます。
ネットでみた「ちくちくパック」とかいう、裁断と標つけをしてくれたなら、少しはやれるかもですけど、いまのところはいいや。はー。そのうち街歩きで着てみたいと思います。木綿なんで濡れても、多少汚れても洗えますから安心です☆。
温かく見守ってくださった皆様(いるのか?)、ありがとうございました。

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コメント

◇やまきん 様
 コメントありがとうございます。反物があるのでしたら、挑戦してみては? 根気があれば、なんとかなると思います! 糸はびっくりするくらい使うので、多めに準備しておくのがお勧めです。できたときの達成感はなんともいえません。ぜひぜひ。^^

投稿: しづく | 2013/07/17 18:39

紺色、無地の反物があるので私も着物作りにチャレンジしてみます。初めて作るからうまくいくかな…

投稿: やまきん | 2013/07/16 11:10

K.Aikoさま

おー!Aikoさん!お久しぶりでございます。
ありがとうございます。
袷に挑戦ですか! すごいです。
お友だちに聞きましたが、単衣のほうが縫い代処理をしないといけないので、縫うところが多い、とか。(よくわかってないけど)
多少へんでも、自分で縫った!という感慨は一入です。
ぜひぜひ気長に挑戦してみて。小さなひと針ひと針を丁寧に積み重ねていけば、やがてはできあがります☆

投稿: しづく | 2011/10/22 09:10

おめでとう--☆☆☆
私はまだ袷をほどいているよ。先輩に続くぞ!!

ガッツに拍手です。(--キラキラ--)

投稿: K.Aiko | 2011/10/20 20:10

◇kikkoroさん
 そうでしたか~!
 いやいや、あんなに長いものってなかなかないから、あれこれ使えますね~! 今回着物縫うときは、長いのはないので、メジャーを伸ばしながら標つけてました。
 

投稿: しづく | 2011/10/12 22:09

>戦争未亡人だったから、和裁で生計を立ててたみたい。

おんなじです~。
うちは父方だったから一緒に住んでて、年子の弟がいたので、
私はすごいおばあちゃん子でした。
嫁に来た母も着物縫ってたから(洋服もよく縫ってた)
実家に帰ると今でもくけ台とかありますよ~。
和裁用の長い物差しね、10年位前に、
仲良くなった荻窪の呉服屋さんのおばあちゃまにいただいたんだけど、
それで大きな校正紙の仕上がり線を引いてた私って、どーよ???

投稿: kikkoro | 2011/10/12 00:44

◇kikkoro様
 ありがとうございます。
 今度の歌会に~と思ったらお休みじゃないですか~!
 kikkoroさんは木綿では行けないいいところにいくからじゃないかしら~(うらやま~)

 kikkoroさんもおばあさまが和裁士なの。うちの母方の祖母もそうなの。戦争未亡人だったから、和裁で生計を立ててたみたい。
 おばあちゃんは同居してなかったから見たことないのですけど、母はくけ台とか、くじら尺とか持ってました。いま、長い物差しがもってなくて、ほしいの。

 おばあちゃんが縫ってくれたお着物もあるんだー。
 私の嫁入り支度の着物は、違うけど、母から譲りうけた着物は、だいたい祖母作。大事に着てます。^^

投稿: しづく | 2011/10/11 20:33

パチパチパチ
素晴らしい!完成おめでとうございま~す!
こっくりとしたいいお色目で、お似合いですよ。
今度、着てきてね。
木綿きものは普段着るのにいいかと思って(多少リーズナブルでもあったので)
私も2枚ほど誂えましたが、なかなか切る機会がありません。
祖母が和裁士でしたので、長い裁ち台と針山が
記憶の片隅にいつもあります。
嫁入り前(死語?)の私の着物は全部おばあちゃんが
縫ってくれたのよねえ・・・(遠い目)

投稿: kikkoro | 2011/10/11 11:34

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