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2011/10/29

キモノコーディネイト・ウフフ

10月15日から始まった「神楽坂まち飛びフェスタ2011」ですが、あれこれある中で、今日は「神楽坂きものフリマ2011」に行ってきました。
11時スタートにちょっと遅れて到着すると、もうすごい人々、熱気むんむん、汗だく状態です。
その中でも、あれ? は! と目にしたものをいくつかゲット♪
欲しかった昼夜帯と、モダンな幾何学模様の名古屋帯、三分紐、ヘアゴム(ひとつ100円!)。

さっそくコーディネイトをうきうきと考えるの巻。

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この赤と、幾何学模様にやられました。これは大島紬と合わせたのですが、お召しの方がたぶん合いますね。
帯揚げは、青磁色っぽい帯からの一色を。
帯締めが何がいいのか迷いながら、いちばんくせのないベージュにしてみました。
うーん、帯がかっくいい! 着こなせるのか不安になってきたじょ。

お次はずーとずーっとずぅーーーと狙ってた昼夜帯。オークションでみても、アンティークショップを見ても2万くらいするのであきらめていたんですけど! 今日は上の帯と合わせても1万円でおつりがちょこっと来ました!!

これもコーディネイトむずかしいですねぇ。このはんなり淡いトーンをどう料理するか・・・。わくわく。
アンティークなので、母のお召しと合わせてみましたよ。
Srimg0947

帯揚げがオレンジじゃなじみすぎ、ピンクはピンクすぎ、抹茶は強すぎ、迷った挙句、古い端切れを帯揚げにしてたやつを当てたら、なんかいい感じ!
帯締めは三分紐で、色のねぼけた紫。うむうむ。
着物は、別のものでも試してみたいですね。あ~たのしみ~!
あとは、このくねくねの帯を上手にむすぶテクニックを身につけなくては!
るるる~♪


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2011/10/28

SNSあれやこれや

Twitterを始めたばかりのころ、オフ会で人に合うと、「Twitterやってますか?」と声をかけていた。
今思うと、はずかしい。
Yesならいいけど、Noだとがっかり感を隠せなかったからだ。
失礼なやつだった。

ここ数カ月、Facebookに招待されたり、メールをもらったりして、私が無言の「Facebookやらないんですか?」というメッセージを受け取り続けた。
なんとなく、「チカッ」とした。
私の中の実験魂が発火する音。

迷った挙句、チェンマイでお世話になったPingpongさんのおさそいを受けて、Facebookデビュウした。
よくわからずうろうろする内に、なんとなく自分なりに違いとか、こうして使い分けたらどうだろうというのが見えてきた。
以下FBでのノートから

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1)FBのよかったところ
 インターナショナル! タイの友人とつながれた! 英語の練習になりそう。
 twitterより長文が書けて、画像も動画もリンクを開かなくても見られる。

2)わかったこと
 ・ノート 長文が書け、修正でき、覚書としていつでも閲覧できる
 ・ウォール twitterより文字数は多そう。自分タイムライン。人も書き込める。
 ・意外と使ってる日本人が少ない感じ。Mixiの方が多いんじゃない?
 ・Google+は、携帯(ガラケー)からアクセスできなかったけど、FBは閲覧、投稿もOK.
・twitterからの連携は簡単。twの@やDMは転送されないのでそれはよい。
 ・やっぱり友達申請は、ちょっと気が重い。twiiterとかG+は気が楽。
 ・でも友だちがいないとウォールがなにもなくて、何をしたらいいかわかりずらい。

3)使い分け案

mixi  ブログ更新情報提供。更新はブログからのみ。まだまだMixiオンリー派多い
        メールアドレスを知らなくても、Mixiからメッセージをやりとりできる。
        コミュニティは豊富で、趣味の合うものを見つけやすい。
        
twitter 気軽に書ける。オンタイムのちょっとしたおしゃべりが楽しい。
        意外とおもしろい情報が捕まえられる。
        ニュース速報系に強い。ミーハー心を満たす。
        フォロワーでなくても、興味のハッシュタグでつながれる。これは最強。

Facebook(以下FB) A.海外の情報取得。主に仕事ニーズ。
        B.同窓会的情報は、実名アカウントにて。あちこち書くのは大変なので、Twitterと連携してみた。
         ↑ しばらくやってみて、あまり存在意味を感じないのでやめようと思う。

Google+(以下G+)
        ともだちがやっていて誘われ参加。こちらは主に、そのともだちとのコミュニケーション中心か。

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いまは、一番見てるのはTwitter,次がFB.G+は携帯から見られないので、一番頻度が低い。
いったんFBに入ると、今度は自分が「FBやってないの?」という立場に変わる。

いや、ちょっと待て。思いだすんだ!

しょせんSNSはクローズドのサービスだ。実際FBに入る前のわたしは、「なんだFBに入らないと記事読めないのか~」「なんだかめんどう」と思っていた。多くの人がそうだと思う。
ふつうの一般的なひとなら、知りたいことを検索エンジンで探すだろう。
ウェブサイトやブログがあるなら、そこにナビゲートするためにちょこっとやるくらいのスタンスでいいような気がする。

自分のウェブサイトもろくに更新しないくせに、手を広げすぎなんだよね、と自問自答。
それぞれの場所に、なぜか別々の人たちがいるので、そこに遊びにいくって感じなんだよね、今って。

これからも、この気まぐれなブログと、ウェブサイトこそが、わたしの心星であることは間違いありませぬ。
ということで、SNSとはゆるくつきあっていこうと思う。

いじょ。

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2011/10/10

【チャレンジ】木綿キモノを縫うぞー その5(完結編!)

おひさしぶりでございます。
まずは前回までの復習から。

【チャレンジ】木綿キモノを縫うぞー その1反物の水とおし
【チャレンジ】木綿キモノを縫うぞー その2パーツに裁ったところ、標つけ

【チャレンジ】木綿キモノを縫うぞー その3肩当てといしきあてつけ

【チャレンジ】木綿キモノを縫うぞー その4衽と襟つけ

その4が今年の2月ですので、8か月ぶりでございます。みんなあきらめると思ってたと思いますが、意外にしぶといわたくしでございます。

【10月8日(土)】
前回、この状態で終わってました。左脇はまだ縫ってないようですが、8日にみると、脇縫いは終わっています。
もちろん襟つけも終わっていました。いつやったんでしょう??<記憶になし。
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脇片側の耳ぐけ処理も終わっています。耳ぐけとは、ぬいしろをとめるためにします。
わたしにはむずかしい縫い方なのでカメのようにのろく、この日は、これを一本縫って終わり。
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【10月9日(日)】
いよいよ袖付けです!
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肩で力がかかるところなので、ミシン登場。でも弱気なわたしは一度ざっくりしつけをかけてからします。縫い代の処理の耳ぐけは手縫いです。

ほほー! 袖がつくとキモノ! って感じになります。るんるん。
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ここまでできたら、苦節1年5カ月! 明日に仕上げようと燃えます。

【10月10日(月)】
最後の裾の処理。もともとB反難ありの反物だったので、柄ゆきがそろわないのはしかたがないですが、縫い合わせたときなかなか長さがそろわない。うまく標がつけられなかったからかなー。
とりあえず、一番短いところに合わせることにして、三つ折りぐけにしていきました。
とちゅう、切しつけをとりつつ、最後に向かってどきどきします。
とうとう完成!
Rimg0931

そりゃあなた、さっそく着るでしょう! 部屋の中はあつくて、29度です。とりいそぎささっと適当なコーデですが。
ジャーン!
2011101013430000

いや長かったですねー。でもやっぱりうれしい。
いまさらですが、こんなに手間をかけるなら、もっとちゃんとした反物でやればよかったです。
でも、最初はほんとにできるかわからなかったし、どの時点で失敗するかもわからなかったから、気軽に試せるものとしてはよかったんだけど。

ま、あらはたくさんありますよ。
反物自体の難もあるし、背中が右左の格子がそろってないし。
でも格子だと縫いやすいですね。まっすぐの目安があって。縦じまだけのほうが、横を合わせなくていいのでよかったなとか、あれこれわかったことがありました。
一枚のキモノがどんな手間がかかって縫われているのかわかったし、祖母も母もこれをやってたんだと思うといい経験ができました。
また縫うかって? いやーそれはちょっとしばらく遠慮しておきます。
ネットでみた「ちくちくパック」とかいう、裁断と標つけをしてくれたなら、少しはやれるかもですけど、いまのところはいいや。はー。そのうち街歩きで着てみたいと思います。木綿なんで濡れても、多少汚れても洗えますから安心です☆。
温かく見守ってくださった皆様(いるのか?)、ありがとうございました。

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2011/10/02

モーリス・ドニ展

10月1日、損保ジャパン東郷青児美術館の「モーリス・ドニ いのちの輝き、子どものいる風景」を見に行った。
この日は、お客様感謝デーで、無料公開日だったので、ほくほくとつがいで見に行った。
Photo
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(パンフレットより)

モーリス・ドニという画家は、日本ではあまり知られていないと思う。
19世紀末から20世紀前半に活躍し、パリ郊外にはドニの美術館もある。
当時前衛だった「ナビ派」の主要メンバーで、神話をテーマにした作品で知られていたという。今回の展示は、そのドニが、妻や子どもたちを写真をとるようにたくさんの作品を残していたものに注目している。

印象派、ナビ派の作風を感じる色使いの中、妻や子どもへの愛情がほとばしっている。
画壇の中では、酷評、当時ピカソなどもでてきてキュビズムなどがはやってる中、「古くさい」と言われたそうであるが、ドニは、評価にまどわされることなく、自分の愛しいもの、描きたいものを描き続けた。

4人女の子の後に生まれた長男が、4カ月でなくなったこと。この痛ましい経験、また戦争に行ったことから、彼は自分にとって本当に大切なものは何か、描くべきものは何かがわかったのかもしれない。

授乳をする妻、子どもの世話をする妻、家族全員で初めて歩いた一歩を励ます姿、そのまなざしのやさしさ、愛情に誰しも微笑むだろう。テーマは、家族だが、色遣いのセンスや構図のたしかさは光る。
エキセントリックでなくても、恋多き男でなくても、良き夫、良き父親と芸術家は両立する、とは、今日の日曜美術館の中で司会の森田美由紀さんの言葉。

わざと不良ぶって芸術家きどりの人にこのドニのことを教えてあげたい。
むずかしい絵画だけを素晴らしいと勘違いしている人にも。
そして、愛に生きている人こそ、世の中で一番幸せなんだな、と改めてかみしめたことでした。

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