« お箸de簪(かんざし) | トップページ | 2011年五行歌全国大会in新潟 -歌会編- »

2011/09/11

伊香保温泉旅行

9月10日から11日にかけて、伊香保温泉に行ってきました。
この旅行、ほんとは、夫の誕生日に合わせて3月12日に予約していたものでした。ご存じのとおり、前日に大震災がありキャンセルになってしまったので、もう一回やり直そうとリベンジ旅行です。
11日誕生日の娘がオケの合宿になったので、夫と二人で行くことに。

最初は、JR渋川駅で降りてからバスでグリーン牧場へ。
伊香保の宿に泊まると、グリーン牧場の入場料が無料になるサービスがあったので立ち寄りました。
おりしも、ハロウィン祭。受付のお姉さんが三角帽子に、マントを着てましたheart
園内にかぼちゃのディスプレイも。
Rimg2933

牧場ですので、牛、羊、ヤギ、うさぎさんなどたくさん動物がいて癒されます。ダッシュ村のやぎさんも避難しているようでした。
Rimg2948
なんだモゥ。見るなよモゥ。
Rimg2952
Rimg2957

シープドッグショウは子どもたちに大人気。羊の毛刈りも見せます。
Rimg2971

お昼は、牧場ですませて、一番奥にある、ハラミュージアムアークへ。
実はこの美術館、冬期は休館になってしまうので、3月の計画時には見られないはずでした。今回日にちをずらしたので、訪問がかない満足です。
緑豊かな美しい山の中腹にひろびろとした芝生のスペースに、屋外展示が点在。
建物は三角屋根から自然光を取り入れた、モダンなものでした。
Rimg2967_2

私たちが見たのは、9月11日までの「この世界には色がある─原美術館コレクション展」で、現代アートを堪能しました。
一番衝撃を受けたのは、束芋「真夜中の海」というビデオ作品。
部屋の前に暗幕があり、「人によっては不愉快な気分を持つ可能性がある」なんとかかんとかという注意書きがどきりとさせる。
重たいカーテンをめくって暗室へ足を踏み入れると、いきなりモノクロの波が襲いかかってきた。
くわしくはもったいないので?秘密。
束芋氏らしい、生臭さと生命力に満ちた世界観に胸が高鳴った。
さすがです・・・。

お天気に恵まれ、いやむしろカンカン照りで歩きまわってへとへとになって宿へ。
ちょっと休んでから、有名な石段街を散策して、伊香保神社へお参り。
街全体がレトロです。
Rimg2973

Rimg2982

なぜか射的のお店が多い。昭和の香りぷんぷん。
Rimg2983

温泉や夕食を楽しんで一日目終了。

二日目は、ずっと行きたかった、「竹久夢二伊香保記念館」へ。
Rimg2996

ここの夢二代表作「黒船屋」は、夢二の誕生日9月16日を中心に一年で2週間しか公開されない。
しかも、事前に予約が必要で、これに申し込んでおいた。(9月に延期にしてよかった)

本館、新館、別館と建物がいくつかあり、大正昭和にちなんだ硝子工芸や、オルゴール、手書きの百人一首などこだわりの品々を見学できる。
オルゴールも硝子コレクションも係の案内がついて解説してくれる。
夢二の作品は、本館に集まっている。
Rimg2991

絵画をはじめ、装丁した雑誌の表紙、本、デッサン帳、書簡、原稿などさまざまなものが一堂に会する。
夢二が活躍しているころからの、支援者だったコレクションがたくさん集まっているので、保存状態もよくまさに圧巻。「すごいすごい」の連発。夢二ファンならもう鼻血モンである。

恋多き男として有名な夢二だが、彦乃への愛は彦乃と引き裂かれて25歳の若さで結核でなくなってからも、ずっと愛し続けていたことがうかがわれた。

最後に「黒船屋」特別公開のこと。
本館3階に黒塗りの蔵の扉のようなものがあり、その奥が「黒船館」となっている。
案内は、木暮館長自らおでまし。
いろいろこの作品に関するお話を聞いて勉強?してから、ようやくふすまの奥にある掛け軸になった「黒船屋」とご対面である。
この作品、予想していたより大きい。長さ150cmほどある。色彩配置、構図、いろんなものが計算されて成り立っている。モデルは彦乃25歳。大きめに描いた手の白さと、真っ黒な猫のコントラストが鮮やか。
このときには、もう彦乃は結核で入院して会えない状態だったと言う。
そのような背景を知ると、このさびしそうな表情が切ない。
せっかく伊香保まで行くのなら、この「黒船屋」が見られるときを選ぶのをおすすめします。
Srimg3000


売店で絵ハガキとてぬぐいを買いました。
右上のバードクリップは、ハラミュージアムで。はがきを飾るのにばっちりです。
Rimg2997

まだ都内の夢二美術館へ行ってないので、それにも行かなくちゃ?!
ほんとに魅力的です。夢二さんって人は。

のんびりしつつ、充実の旅でした。おわり。

|

« お箸de簪(かんざし) | トップページ | 2011年五行歌全国大会in新潟 -歌会編- »

コメント

◇Kikkoroさま
 うふふ~。彼がけっこう旅行が好きなので、計画も全部たててもらって私は行くだけ~♪
 夢二は美人画よりもグラフィックデザインがすき。
 装丁、小物の意匠なんかがぐっときます。
 いろいろ知るとやっぱり純粋で、魅力的なひと。
 しかし、kikkoroさんの旅のカバー率は高いなぁ(笑) こちらこそ、メッセージありがとうございました。heart04
 

投稿: しづく | 2011/09/19 09:34

ご主人との旅行なんて、素敵ねえ。
伊香保は石段の町。からころと下駄を鳴らしてそぞろ歩きをしたい町。
私は伊香保といえば社員旅行の思い出しかありませんが。(笑)
(たいていの近場の温泉はほぼ社員旅行で行きつくしたかも?)

夢二も別段好きでもなかったので、(情が濃すぎるよ~~)
「別に~」って感じで入ったのですが、
実際に見ると違いましたね。
装丁家としてもすばらしいことがわかったし、
意外と理性的?(絵からのイメージと違い)なのにも驚いたような記憶が。
建物も良かった。
写真も懐かしかった~。ありがとう!

投稿: kikkoro | 2011/09/18 17:24

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/28323/52704825

この記事へのトラックバック一覧です: 伊香保温泉旅行:

« お箸de簪(かんざし) | トップページ | 2011年五行歌全国大会in新潟 -歌会編- »