パリ(6/9最終日)オルセー美術館など
◆6/9(6日目)
今日の夕方帰国。飛行機に乗ってるうちに9/10になっちゃうので最終日。
なごりおしい。
9:00すぎチェックアウトして、スーツケースを預かってもらう。
歩いてオルセー美術館へ。
歩道のみの小さな橋手前から見る、セーヌ川対岸にあるオルセー美術館。
オルセー美術館は、9:30開館だったので少し並ぶ。駅を改築したかまぼこのような建物。
特別展が「マネ」でいいものが常設から抜き取られていた・・・。しかもそこは激混み・・・。
いくつか見たいものがあったけど、時間が限られているのでマネはあきらめる。
※マネとモネ間違えてました。マネの「オランピア」とか「草上の昼食」とか見られませんでした。
オルセーは改修中で、閉鎖されてるフロアーがある。1フロアーと半分閉鎖中で、実際の1/2くらい見られないので、すこし物足りない。(その分、特別展以外は全部みた)
日本で見た名作が、どこかに貸し出されてるのか見つからない。
ゴッホの「星月夜」がないし、黄色い部屋もなかった。
オルセーは近代美術の印象派の宝庫と聞いていたので、期待が大きかっただけにちょっと残念。
写真も6月から禁止になったようで、写真もなし。
でも、その分落ち着いて鑑賞できる。
意外によかったのは、2階のアール・ヌーヴォーのコーナー。
団体とか時間制限のツアー客はとばすところかもしれない。
家具や、ガレやラリックのガラス工芸、簪などもありました。
優美な曲線にうっとりでした。中の展示だけでなく、部屋ごとアール・ヌーヴォー一色の展示室になってるので、どこかの豪邸におじゃましたような感覚もよろし。
今回オルセーを見て思ったのは、ときどき日本でやる「なんとか美術館展」はすごい必見ものだということ。
必ず目玉が入ってるし、現地にいってもお目当てが出張ってこともあるわけだから、見に行くといいと思った。
これからルーヴル美術館展や、オルセー美術館展とかやったら、ぜひぜひ駆けつけたい。
ランチは、オルセーのカフェで。
ここは室内がとても豪華。天井絵や柱の装飾もすてき。たくさんの人でにぎわっている。定食のメニューと飲み物を頼む。二人で40.3ユーロ。
飛行機まで少し時間があるので、散策。
アレクサンドル3世橋が見たかったので、セーヌ川沿いを歩いていく。
道の途中のアパルトマン。
こういう何気ない建物が、全部かっこいい。色、高さが統一されていて、古い石造りのような。
もちろん洗濯ものを干す無粋ものもいない。
道の途中で見た、ブルボン宮。18世紀の建物で、今も国会議事堂として使われているという。
柱がうつくしい。
豪華な橋が見えてきました。1900年パリ万博の際に完成した橋で、名前はロシアの皇帝にちなんだもの。
橋の向こう側に輝くのは、グラン・パレです。
橋を渡って、そちらの方へ。
プチ・パレ美術館。
この日は特別展で有料だったみたい。
無料の常設はないのかなと思ったけど、入れないようなので、先を急ぐ。
何度も通ったけど、ゆっくり見なかったコンコルド広場。
フランス革命で、ルイ16世やマリー・アントワネットが処刑された場所。
エジプトから運ばれたオベリスク。ヒエログリフがびっしり刻まれている。
この金色で描かれた絵は、エジプトの神殿からどうやって運んだかを表してる様子。
有名でよく写真が紹介される噴水。
ときどき水が出なくなるので、出た時をパチリ。
観光客にも人気の場所。
そろそろホテルに戻りますか。
荷物を受け取り、タクシーでシャルル・ド・ゴール空港へ。
タクシーの運転手が英語が通じて助かる。
どっちの場所だ? と聞かれてあわててチケットを見る。
日本でも同じだけど、航空会社で建物が違う。
安いので空港までバスで行こうかなとも思ったけど、建物がわからなかったかもしれない。セーフ。
帰りは12時間かからず日本へ。
成田につくと、湿気のすごさにムーンとする。ああ、日本は梅雨だった。
帰ってTVをつければ、どーんと落ち込む。
日本は重くて暗い空気に満ちていた。
ああ、どうか、もっと光を!
またこつこつと毎日を歩んでいきましょう。
長い旅日記、最後まで読んでくださってありがとうございました。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント