パリ(6/8)ベルサイユ宮殿&ルーヴル美術館
◆6/8(5日目)
朝、おもわず「あと2日だね」と顔を見合わせる。もう終わりが近づいてきた感じ。
6:30起床。少しずつ眠れる時間が増えてきた。(と思うと帰国だけど・・・)
8:00前にギャラリー・ラファイエット前集合。ベルサイユ宮殿の半日ツアーに参加。
ベルサイユは中心から少し離れたところにあるのと、個人で行くと並んで時間がかかるらしいので、ツアーを利用することにした。ガイドさんも日本人、他の日本人観光客14名と一緒に小一時間バスで揺られる。
行く道でちょとした町の紹介などもしてくれる。パリの街がきれいなのは、建物の色や形に統一感があることだが、やはり厳しい規制があるそう。とくに高さ制限。一度郊外に高層ビルをつくった時期もあるようだが、けっきょく「ふさわしくない」ということで再度禁止になったとか。
パリの美しさは、パリの人の美意識が支えてる。
バスからみた凱旋門。
このあたり、交通が激しい。凱旋門の下に行く道がわからず、ここを横断する人がいるそうで、「自殺行為なのでぜったいにやめて」とガイドさん。
チケットや、音声ガイドのことなどアドバイスを受けたら集合時間までは各自観覧。見学コースを回る。
オペラ座でちょっと免疫ができたが、さすがの贅を極めた豪華さは目が眩む。
くわしくはマイフォトのアルバムをご覧ください。↓
アルバム:ベルサイユ宮殿偏
※ちなみにフォトアルバムはこれで最後です。(4部作)最終日のオルセー美術館は撮影禁止でしたの。
ベルサイユは混んでると聞いていたが、恐れていたほどでもなかった。
でも写真を撮ろうとすると、やはり人が写ってしまう。鏡の回廊では、どの人もどの国の人も上を見上げ、カメラをかまえ、魅入っていた。お互いに写真を撮ったり撮ってもらったりも楽しい。
17世紀、18世紀の宮廷文化をたっぷりと堪能。
最後お庭に出るが、ものすごく広大で美しかった。すこし写真を撮ったらもう集合時刻に。
その後、フラゴナール香水美術館にむりやり連れて行かれ、香水屋さんへ。
これだからツアーはいやなんだ。といいつつ、試した香りの香水を自分へのおみやげにする。
夫はぷんぷん。「この時間はむだだ、それなら30分以上時間あったのに」と。
おっしゃる通り。
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お昼は、近くのギャラリー・ラファイエットのカフェに寄る。丸天井は夫が見てなかったので一緒にまた見る。
カフェは混んでいて、地元の方と相席を頼むとにっこり。
彼女の食事は、アスパラガススープとプリンだった。帰るときにっこりしてくれたので、「メルシー」とあいさつ。
ちょっとしたコミュニケーションがうれしかったりする。
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その後私はガイドブックで見ていた雑貨屋さんに寄りたくて、夫と別行動でホテルに帰る。
けっきょくその雑貨屋さんはつぶれたようだった。がっくり。
そこで売っていると聞いた「星の王子様グッズ」がほしかった。ピンバッジもおみやげにいいなと思ったのだ。
どこでみてもそれはなかった。「プランタンならあるかも」とJTBプラザで聞くが、もはやピラミッドまで戻ってたので、断念。
部屋で休憩してると、突然警報が鳴り響くハプニング。誤動作らしくほっとする。
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夕方、二度目のルーブル。水と金曜日は21 時まで開いてるので混雑を避けてゆっくり見よう作戦。
とにかく日が長いのだ。夜景を見たかったら、夜10時すぎにならないと灯りがつかない。
彫刻、オランダ絵画など。昼間ベルサイユでみた、ナポレオンの居室がルーヴルにもある。
ルーヴルもまた宮殿だったのだ。
ほんとにルーヴルの広さ、多彩さ、豪華さ、まさにこれが世界一かと感嘆の連続。
合間をみて、ルーヴル内のカフェで夕食。地図にあった「カフェ・マルリー」はどこを探してもない。
リシュリュー翼のカフェに入ると、有名なアンジェリーナだった。時間のせいかすいてるが、頼んだものが売り切れている。彼はサンドイッチ、私はキッシュ、ネクターを飲む。チップ込で48ユーロ。
最後、オリエントのあたり、ハムラビ法典を見てギブアップ。
ホテルに帰る。
豪華でこってりしたものをたくさん見た後は、チュイルリー庭園の緑に癒される。
ここも実はチュイルリー宮殿があったそうだが、戦争でなくなったという。
観光客のみならず、地元のパリッ子たちにとっても憩いの場になってる。緑の一人掛けの椅子がたくさんあり、自由に持ち歩いて並べ、ずーっと話しこんでる。子どもたちがサッカーボールを取り合って遊んでいたりする。
このあたりは、万国共通の休日の過ごし方だなとほっとする。
いよいよ明日は最終日。
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コメント
◇kikkoroさま~
そうそう、窓からの光が強く、暗いので手ぶれしやすいです。今は手ぶれ補正機能もあるし、便利になりました。最初は新婚旅行で行かれたのですね! パリは恋人たちが似合います
日本は意外に住居の周りに緑をちまちま置きますが、パリは、街路樹ならどーん! 公園ずらーっと。それ以外はなし、みたいな感じですね。鉢植え文化?はあまりないのかしら。
わたしも今回少し、パリの魔法がわかりましたよ。^^
投稿: しづく | 2011/06/20 22:12
ベルサイユ宮殿の鏡の間で撮った写真は
すべてピントがあってなくて散々だったことを思い出しました。
フィルムカメラの時代・・・。
もう24年も前のことですけど。
(それは嬉し恥ずかし新婚旅行で、夫婦でフランスに行ったのはその1度だけ(^-^;・・・)
樹の影が美しいですね。
パリはどんなものでも美しく見える不思議な街。
投稿: kikkoro | 2011/06/20 20:01