【装丁】 福家貴美五行歌集 『富士』
福家貴美さん、第二歌集。
カバー写真は、第一歌集同様、フォトディレクター光川十洋氏。
歌集のタイトルが、「富士」に決まった時点で、光川氏へ富士山の写真の候補をお願いしました。
いろんな季節、時刻の素晴らしいお写真がたくさんある中、こちらの写真が、一番この歌集の内容と合ってる気がして選ばせていただきました。
他にも3つほど候補があったのですが、著者ご自身が、「これ」と決めてくださって、わたしもいちおしだったのでうれしかったです。
あとは、この写真と、前回の歌集の装丁を踏まえながら細かいところを決めていきました。
写真が、ブルー、紫などがはいっていたので、見返しも藤色。「フジ」つながりで。
花ギレ、しおりもブルー系。
本扉は、前回同様、ダブルトーンの写真にしました。
メインのモチーフがゆるぎなかったので、安心して装丁できました。
福家さんの五行歌は、同じものをきっと見ていても、こんなふうに簡潔にきりっとなかなか書けないんです。
「は~」とため息がでます。
鮮やかです。
ぜひぜひ。こちらでも↓
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