金曜日の夜22:00からは、J-wave、radio×spiderをパソコンでききながらUstrem(映像配信)を楽しんでいる。
先日のゲストは、GACKETさんで、トークテーマは『GACKT直伝セルフプロデュース術』だった。
GACKTさんは、徹底した自己管理のもとに、悩むより行動、迷うより一生懸命やってるか、削れる時間はないかと自分を追い詰めて、理想を追求する人だった。その完璧さに、凡人は全部ついていくことはできなくても、大きくうなづけるものがあった。
全部完璧にできなくても、これはゆずれない、と思ったものに対しては全力で手に入れにいっていいんだなっておもった。チカリ。
今朝、日曜美術館を見るためにTVをつけてたら「ようこそ先輩」が野村克也元監督で、おもしろそうでつい見る。
京都の母校へ赴き、小学生にボードをつかった野球をさせる。
負けた方は、どこが悪かったか、反省会をさせ、作戦をたてて、もう一試合する。
8点負けていた青チームは、最後のイニングでなんと同点まで挽回した。
野村監督は、語った。「失敗、とかいて、成長と読む」
失敗すると、くやしくてなぜ負けたのか考え、工夫する、と。
今の時代、失敗するのがむずかしい時代だと思う。
なんでもインターネットで先回りしてわかってしまって、自らの実体験で失敗することが少なくなってる気がする。
子どもから、失敗する権利を奪ってはならない。
若者だって、すべての大人だってそうだよね。失敗できる、成長できる。
すばらしい授業だった。 またチカリ。
日曜美術館。
画家、彫刻家の宮崎進氏であった。シベリア抑留体験者の宮崎氏は、いまなお創作活動をつづけている。今回は司会者がアトリエへ赴き、作品を鑑賞したり、インタビューを行った。
作品の、重さ、深さに胸を打たれる。そして宮崎氏のことば。
「人間が大好き」
過酷な体験を経ても、なお、この言葉にびっくりした。
こびやへつらいはいらない。自分自身でありたい。
宮崎氏の作品は、この言葉どおりだった。自分しかできない表現を追求されていた。
チカリ。
金曜日のGACKETさんの話にもあった。セルフプロデュースとは、生き方の問題だ、と。
ばらばらの星がつながって、ラインが見えた。
自分の創作活動は迷ってばかりだけど、こびやへつらいだけはしたくない。
どんなに歌会の点数が低くても(笑)。
人の意見を聞かないというのではなくて。
チカっとする光は、すぐにいろんな雲間に隠れてしまう。
雲があってもすすめるように、雲をふきとばす力を。
その力っていうのは、信じることなんじゃないかな。きっと。
最近のコメント