【おさんぽカメラ】お花見・タワー・刺子
4月3日は、慣例の「隅田川きもの園遊会」へきもの仲間とお出かけ。
と、その前に、歌会会場の抽選にいかないといけないので、朝から着付け。
ヘアセットもろもろで40分かかってしまったので、着付けは20分で!
おはしょりがちょっとながくなっちゃったけど、時間がない!
無事間に合い、会場はゲットしました。
銀座線に乗ったところからものすごい人があふれています。
待ち合わせの雷門へつくまでも、もうもみくちゃ。
無事待ち合わせして川沿いへ。
桜はほんとに見頃で満開。
そうそう、ちょうどスカイツリーが見えます。
桜とできかけのスカイツリー。このショットは二度とない。
チケットをいただいたので、ふらっと立ち寄った「アミューズミュージアム」。
浅草寺二天門を出たすぐそこにある。
そこはまさに無名の人たちの血のにじむような作品群があった。
青森県南部地方、偏東風の吹き荒れる寒く過酷な風土に「南部菱刺し前かけ」は生まれた。
(中略)物のない貧しい暮らしの中でも、女として少しでも美しくありたいー。
(中略)名も無き農村の女性たちの知恵と心が生み出した、かけがえのない手仕事の世界。(パンフより)
農家の女たちは一日中働きづめで、家族が寝静まった深夜に、かすかな光のなか、この刺子をしたという。
その緻密さ、わずかな毛糸や布をもとにどれだけ時間がかかったろう。
その完成したときの喜びがどんなに大きかったことだろう。
色彩感覚の素晴らしさにもうならされる。
写真がOKだったので、そばでとってみた写真をあげます。

あまりの緻密さに、画像を縮小してもサイズが小さくならず苦労しました。
結局小さく切り抜いてやっと。
ものすごい密度でびっしり刺繍がしてあります。まさに圧巻です。
これを身につけたのは、特別な日だったのでしょうか。
お化粧も、アクセサリーもつけることのない女たちの、ささやかなおしゃれ心は、まさにものすごい精神力、忍耐力に支えられた胸がふるえるものでした。
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コメント
◇OK 様
メッセージありがとうございました。
いつもTVで見ていたスカイツリーですが、肉眼で見たのはこの日が初めてでした。被写体としても大いに人気者でした。
浅草もこの日はとてもにぎやかでしたが、東武の駅がある松坂屋さんは閉店になるようですね。
スカイツリーに感慨を持つのは、東京タワーに思いでがある人が中心なのかもしれませんね。蝋人形館とかボーリングとか。こちらはこちらで残るみたいですけど。
いずれにせよ名所になるのは確実でしょう。スカイツリーからの眺め、見てみたいです。
投稿: しづく | 2010/04/14 22:32
遅ればせながら、写真に唸ってしまいました。
スカイツリーと桜、または桜とスカイツリー、貴重な1枚ですね。
2月26日に浅草でクラス会があったのですけれど、雨だし寒いし
この写真のような「春」はまだありませんでした。
ところで、汐留シオサイトのときも、六本木ヒルズのときも、あまりの初期に話題にすると(含五行歌)反応は低いんですよね。
「東京スカイツリー」は、案外まだ、全国区ではないのかもしれない。
そんなことを思わされる、OKのちらとした感想でした。(^^ゞ
投稿: OK | 2010/04/14 01:31