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2010/04/27

ゴーゴーミッフィー展 in MATSUYA GINZA

ディック・ブルーナさんが生み出した、ミッフィーちゃん(うさこちゃん)が、今年55回目のお誕生日を迎えることから、日本初公開の絵本原画、スケッチなど200点以上展示されている。
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福音館で新しく、祖父江慎さんがアートディレクションした絵本が発売されるにあたり、祖父江さん自らツイッターで製作の過程をつぶやいてくれていた。
今回、フォントもうさこちゃん用にデザインし直したとのこと。たとえば「。」は正円でなく、ちょっとつぶれてるとか、ブックデザインの大御所なのに、こどものような喜びに満ちた創作現場のようすにいてもたってもいられずにいた。
オープン最初の日曜日だったので、予想はしていたがものすごい人だった。
みんなが原画やスケッチを、きらきらした瞳で見ていた。

いちばん来てよかったと思ったのは、ブルーナ氏がミッフィーちゃんを描くVTRがあったことだ。
最初にスケッチをして、それをケント紙(たぶん)にトレーシングする。
ケント紙には、うすく溝がついている。
そこを細い筆を使い、ポスターカラーで描いていく。その描き方は、まさに点描のようなのだ。
たとえば、ミッフィーちゃんの、口の×。
この片方の線を描くのに、筆を25回動かしていた。(数えた)
このラインのちょっとぎざぎざした感じは、この筆のうごきから生まれていたものだったのだ!

ブルーナ氏はインタビューのVTRでも語っていた。
「ミッフィーは、目の点2つと、口のクロスだけです。これだけで、ちょっとうれしいとか、ちょっと悲しいを表すのにどれだけ大変なことか」
単純な構成要素だからこそ、数ミリ、いや0.001ミリとかの差が違いを生んでいるのだと思う。
デザインとは、そういう単位の葛藤である。

ブルーナ氏の作品は、色にも特別のミッフィーカラーのみで構成されている。
こどもが見るには、理解しやすく、いろんな赤があるなかで、「ああ、これはミッフィーの赤だ」といえるものがあるのがオリジナリティを高めているように思う。
そしてうれしいことに、会場のディスプレイもミッフィーカラーでできている。まるごとミッフィーの世界へ入り込めるのだ。

今回お誕生日YEARということで、日本の著名人からミッフィーちゃんへバースディカードがたくさん届いていた。
みなさん絵やことばでお祝いをしていて、この人がこんな絵を描くのかーとか、作品になってるすばらしいものとか楽しくみられる。

会場の最後には、祖父江氏デザインの絵本が、ミッフィーカラーのソファに収まって、自由に読めるようになっている。やったー! 何冊か読んでみて、フォントの力を再認識。うーん、うーんとうなる。

出口のところは、あふれんばかりの人と、ミッフィーグッズの宝の山。
目が回るほどいろんな種類のグッズがある。会場限定ものも。
どれをみてもほしくなる。
いろいろ迷って、いちばんかわいいとおもった、赤パンツのノート。(ポストカードは売り切れたのかなかった)
マスキングテープを買った。
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そのほか持ち帰ったチケットの半券やパンフをみてもにまにましてしまう。

壁に展示されていた、手作りのカレンダーの絵が、マチスだったりピカソだったりしていて、あのラインの単純さの原点もそんなところにあるのだということも感じられた。
むずかしいことをぬきにしても、とにかくミッフィーちゃんはカワイイのだ。作家のくろうはわからなくても、この魅力はいかんともしがたい。

カワイイは人のこころを揺さぶる。
カワイイばんざい。

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2010/04/13

春から初夏の単衣コーディネイト

先日の日曜日に、ツイッターで知ったイベント、『ぶらっと着物』着物で神楽坂へ参加。ほんとは飯田橋駅集合だったけど、おひるの支度をしないといけなかったので、14:30毘沙門天集合で合流することに。
天気予報がちょっとくもり夕方雨だったので、ゲタ、傘、雨コート持参。
そのくせ気温20度とやらだったので、迷わず単衣の紬にしました。

こんな感じ↓
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茶の紬なので、全体トーンを渋めにしてみました。

ちょっと早めに集合場所へ行くと、おお、なにやらそれっぽい着物男子がうようよ?いるではないか。
時間つぶしに入ったお香の椿屋さんでいろいろ見てると、どどどーとお着物女子がー。
もしかしてもしかして、とドキドキ。
でも声はかけられず・・・。
毘沙門天の境内をのぞくと、すでにお着物数人発見。
思い切って、「ぷらっと着物の方ですかー?」と声をかけると笑顔で応対してくれた。
何気に写真撮ってくれたり、着物の話をしてみなさんきさくですてきな方たちだー! と静かに感動。
作って置いた、ツイッター名刺を配る。

思ってたより人が多く、30人以上集まった模様。みなさんおしゃれー!
緊張してカメラを持っていたのに撮りそびれたー。
こちらに写真アップしてくださってますので、リンクさせていただきますねー。
参加された石崎さんのブログ

「ぶらっと着物」のイベントについてはこちら
東京近郊を中心に、ぶらっとしてるようです。happy01
次回は谷中根津千駄木、谷根千だそうです。
急な予定が入らなければ、また参加しようかしらん。

で!
単衣といえども、前回はどんよりした配色だったので、リベンジ(え?)
姉にもらった白の単衣があったはずー!とひっぱりだす。(え? 入稿? もう準備できたもんねー!)
水色をきかせたコーデを考えてみた!
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うんうん。じゃ今度のおでかけはこれで行きまするよ! <なんののりだ?(なんかうれしいらしい)

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2010/04/08

【おさんぽカメラ】つぼみコレクション

病院への行き帰り、いい天気なので公園に寄り道。
きょろきょろしながら、春を見つけた。
桜の樹の下にも、観客はいない。
たくさんのつぼみをぶら下げている。海棠かもしれない。
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ぴんぴんと
紫木蓮のつぼみ。


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名前はわからないけれど、なんともうつくしいグラデーションをみせてくれた花。


工事現場の柵の手前のわずかな土に咲いたポピー。
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腰を下ろしたベンチの上を見上げれば、藤棚。藤のつぼみもにょきにょき。
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遅咲きの桜かな。芽がにょきにょき。
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花よりも
まんまるの
つぼみの輪郭の
優美さに
見惚れる
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写真を撮ったときは、てっきり薔薇だと思っていたけど、葉っぱを見ると、椿ですね。

つぼみ
つぼみ
だいすきなつぼみ
ばんざい!
ちゃんと咲くんだよ。

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2010/04/04

【おさんぽカメラ】お花見・タワー・刺子

4月3日は、慣例の「隅田川きもの園遊会」へきもの仲間とお出かけ。
と、その前に、歌会会場の抽選にいかないといけないので、朝から着付け。
ヘアセットもろもろで40分かかってしまったので、着付けは20分で!
おはしょりがちょっとながくなっちゃったけど、時間がない!
無事間に合い、会場はゲットしました。

銀座線に乗ったところからものすごい人があふれています。
待ち合わせの雷門へつくまでも、もうもみくちゃ。
無事待ち合わせして川沿いへ。
桜はほんとに見頃で満開。
そうそう、ちょうどスカイツリーが見えます。
桜とできかけのスカイツリー。このショットは二度とない。
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チケットをいただいたので、ふらっと立ち寄った「アミューズミュージアム」。
浅草寺二天門を出たすぐそこにある。
そこはまさに無名の人たちの血のにじむような作品群があった。
Photo

青森県南部地方、偏東風の吹き荒れる寒く過酷な風土に「南部菱刺し前かけ」は生まれた。
(中略)物のない貧しい暮らしの中でも、女として少しでも美しくありたいー。
(中略)名も無き農村の女性たちの知恵と心が生み出した、かけがえのない手仕事の世界。(パンフより)

農家の女たちは一日中働きづめで、家族が寝静まった深夜に、かすかな光のなか、この刺子をしたという。
その緻密さ、わずかな毛糸や布をもとにどれだけ時間がかかったろう。
その完成したときの喜びがどんなに大きかったことだろう。
色彩感覚の素晴らしさにもうならされる。
写真がOKだったので、そばでとってみた写真をあげます。Sssrimg1358
あまりの緻密さに、画像を縮小してもサイズが小さくならず苦労しました。
結局小さく切り抜いてやっと。
ものすごい密度でびっしり刺繍がしてあります。まさに圧巻です。
これを身につけたのは、特別な日だったのでしょうか。
お化粧も、アクセサリーもつけることのない女たちの、ささやかなおしゃれ心は、まさにものすごい精神力、忍耐力に支えられた胸がふるえるものでした。

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