OJI PAPER LIBRARY
ようやく行ってきました。土曜日は下見しかできませんでしたから。なぜって月~金の開館で、土日祝日はお休みなのです。
場所は、銀座4丁目三越の裏です。
ま のすけさんに教わって、ネットで見ていたのですが忙しかったり、元気がなかったりでのびのびに。
へー。こどものときには、こんなビルなかったぞぅ。オープンは2006年だそうです。
豪華なロビーの一角に、ずらりと紙見本の引き出しの棚が並んでいて、自由に持ち帰ることができます。
すばらしい!
まずは印刷用紙のところ、つぎにファンシーペーパー、どうしようかなと思いつつ、結局、板紙クラフトまで全部みて、いろいろいただいてきました。
印刷も一部されているので、CMYKがどんな発色かも確かめられる。
これが全部サンプルで無料(タダ)なんですよ。こそこそ。
このミルキィ・イソベさんの本でいろんな紙が紹介されてるのだけど、この中の紙もけっこうみつけて触れたのでうれしかった。すてきな紙をさわっていると、インスピレーションを得られる気がする。
この紙は、こんな感じの人の作品に似合いそうだなーとか、妄想・・・。
あと小さい冊子で、「ロマンチック保存装置 風色光人」と書いてあるものが置いてあったのだけど、なかなかおもしろい。紙の銘柄の紹介なのだけど、職人さんの気合と情熱がほとばしるメッセージ満載なのだ。
コピーをちょっと紹介すると、
どう頑張ったって、同じ紙は二度と造れないんですから。(OKミューズマリン)他じゃ、絶対に造れません。(OKアドニスラフ)
この紙の緊張感たるや、そりゃあ異次元ですよ。(ハーレムブラック)
他にもアートディレクターの方やブックデザイナーの方の紙へのこだわり話も読めて充実です。
みんなぁ、紙がすきだなぁ!!
欲をいえば、値段が知りたかったのだけど、その情報はどこにもなかった。
また次回の課題ということで。
他のメーカーもまた行ってみたい。次は竹尾かな。(笑)
じゃ!
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コメント
◇ycom様
ありがとうございます。田中栞さんのところかな?
ミューズも竹尾も土日祝祭日お休みがつらいですが、またチャンスがあったら見てみたいと思います。
レモン画翠は、なつかしいです。昔いったきり最近はまったく。
豆本もいろいろ作ってみたいアイディアは浮かぶのですが、肝心の中身(五行歌)がおいつかなくて・・・。時間をかけて楽しみながら作ってみたいと思います。
投稿: しづく | 2010/02/14 09:23
王子ペーパーなんたらは
以前の店舗の時は売ってくれたのです。
狭かったけれど
竹尾は問屋だから、ちょっと違いますね
見本帖本店は。
OKブランドも大体置いてあると思います。
竹尾に行ったらスズラン通りのミューズに行き
方角違うが、お茶の水駅のそばのレモン画翠に行くと
それぞれ違う品揃えがあります。
あ、すみません、誰か製本関係者のブログから
来たのですが(どこから来たのかわからなくなっております)
五行歌集の方か、豆本か 失礼いたしました
投稿: ykom | 2010/02/13 20:45
◇かおるたん
おお、行ったんだー! そうそうなんかおしゃれな会社のロビーだもんね。もっと部屋ぽいかとおもったら、めちゃくちゃオープンだし。
こういうおもしろい紙があっても、知らなくちゃ買ったり使えないものね。コンセプトがすごくいいなーと思いました。
◇柚月くん
そうなんだよお。でもお互いに利益になってると思う。こういう太っ腹は大歓迎ですね! ネットで調べてみたら1枚でも買えるみたいね。豆本用ならそんなに使わないからおもしろい紙で作るのも楽しいね。
紙をならべて、すべすべ触って、ニマニマしちゃうのだ。<危ない?
投稿: しづく | 2010/02/11 15:48
へぇ~~~!いいなぁ、紙。いいなぁ、タダ(笑)!
装丁家魂がウズウズしたでしょ。
そうでなくても、持ってるだけで嬉しいよね~。
投稿: 柚月 | 2010/02/10 23:54
うふふふ、私も行った事ある。個展前頃だったかなぁ。
入る時はどきどきしたけど、紙ていろいろあるんだね、て勉強になった。しづくさんほど仕事的には見てないけど。雑誌にここのことが書いてあって興味を持ったので行きました。素材の売ってるとこや、会社、問屋とか面白いよね。
投稿: かおる | 2010/02/10 07:35