【読書ノート】 日々の100 松浦弥太郎著
青山出版社。
松浦弥太郎さんのお名前を知ったのは、ATARIMAE PROJECTで吉野さんと対談にいらしてくださった時だった。
やわらかい話し方をされるなーと聞いていて、『暮らしの手帳』の編集長と知り驚いた。
そのときのわたしには松浦さんに、暮らしの手帳との接点を見つけることができないでいた。
ぼちぼちと本を読んでみて、どんどん腑に落ちる。そしてよくぞこの方をハントしたなーと感心した。
『日々の100』は、見開きの右ページにエッセイ、左ページに松浦さん愛用の品の写真で構成されている。
装丁もさわやかで、すがすがしい。
愛用のものは、松浦さんの多くの海外旅行(放浪?)からピックアップされたものが多く、選択眼が光る。
添えられたエッセイは、きれいな日本語で読んでいるだけで穏やかな気持ちになれる。
ここで紹介されている、本は探してみるかもしれないが、品物はそうしないだろう。
ここから感じるのは、いかに自分の生活を豊かにするかのヒントであり、これは松浦さんだけのものだからだ。
わたしにはわたしのものがきっとある。
多くの思い出や友だちとの交流から見つけた生活のものは、唯一無二の宝物になるだろう。
そんなものを、わたしも見つけられるといいな、と思った。
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コメント
◇tocotoco88さま

itsukoさんでしょうか?
まあ、ご訪問ありがとうございます。
この本のお写真は、松浦さんが撮られてるようです。
うれしいメッセージ、ありがとうございました。
twitterやっててよかったーと思いました。
itsukoさんもおもしろそうなプロジェクトに参加されてるのですね。夢はきっとかなうと思います☆
投稿: しづく | 2009/12/19 22:50
初めてコメントします
(twitterの器好きです、と言ったらおわかりでしょうか?)
松浦さんの穏やかな佇まい、誠実さ、審美眼…素敵です
特別な何かをしなくても、大切なものはひとりひとりの毎日の中にあるんですね
しづくさんとの出会いも宝物にしたいと思います
投稿: tocotoco88 | 2009/12/19 17:17
◇はぬるさま
書いた思いが伝わった。
はぬるさんの宝物、いつか教えてください。
投稿: しづく | 2009/12/19 08:43
見つけたいです。わたしも
唯一無二の宝物
あっ もう見つけてるのかな
投稿: はぬる | 2009/12/18 18:20