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2009/11/29

簡単! じゃばら折豆本

神保町へ行ったときに、限定品でいろんな上質紙を一束300円だったのを買いました。
お、と思ったのは、うす茶で裏がグレンチェックになってるもの。
ちょっと厚手でしっかりした紙。

あ、そうだ、と思いついて、じゃばら折の豆本にする。
(これも豆本教室で田中栞先生の教えていただいたものです。)

A4の紙を横長に2つ切りして、じゃばら折してまた縦に二つ折り。
中央の線で、左右1ページ分のこして切り込みを入れる。
ほーら、あとは折るだけでできちゃうの。

P1000242

折るときは、へらを使うときちっときれいにいきます。
裁縫のへらでもいいし、わたしは子どもの使わなくなった粘土べらをつかっています。
こちらの写真の方が、わかりやすいね。
P1000243

この大きさなら手書きで中身を書けます。


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2009/11/22

MICHAEL JACKSON'S THIS IS IT

すごいものを観た。
リアルな夢の世界だ。
わたしはマイケルのことを全くわかっていなかった。
いまならわかる。
彼を失ったことが、世界の宝の損失だったってことが。

わたしにとってのMJは一人のポップスターに過ぎなかった。
この映画は彼のロンドン公演のリハーサル映像で、スタッフとともに公演のために模索し、テストし、作り上げていくリアルな記録だ。
リハなのにスタッフが手拍子する。I love youと叫ぶ。音のセンス、リズム、ダンスのセンス、観客を最大限に惹きつけ魅了するための演出。
一流のスタッフが選ばれてるのはもちろん、実力の上の上を引き出すストイックさ。

なにより、世界中からオーディションを受けに来ている若いダンサーの中で、一番軽々しなやかに踊っていたマイケルの存在感に圧倒される。そしてそれを失ったことに衝撃を抑えながらスクリーンを凝視しつづけた。

彼の年齢が50を過ぎてるって?
どこか病んでるって?
Unbelievable!

彼の指先から出されるキューですべての音が始まり、終わる。このコンサートでは、彼がコンダクターなのだ。
しなやかな動き。リズムからダンスが生まれる。
プロデューサーが「教会だ!」「ロックの教会だ!」とつぶやく。
うまく行ったときに見せる、笑顔。彼は純粋だった。率直だった。
世界を愛していた。
人々を夢の未体験ゾーンに連れていくことを望み、それをやりとげようとしていた。

お金がなきゃこんなことできないけど、お金があるだけじゃこんなことできないよ。
ダンサーやギタリストや、ドラマーや、コーラスの人々の口ぐちにするマイケルと仕事ができて幸せ、というインタビュー、その他たくさんのスタッフが観たこともない最高のものを作ろうとしている姿が、胸をゆさぶる。
そしてその中心にいた、そう、ラピュタの飛行石みたいなマイケルの存在がまぶしくて、それを失ったショックにやっぱり涙なくしては観られないのだった。

※追記※
この映画で誰がどれだけ儲かるかとかは興味がない。
このロンドン公演のプロジェクトに参加した、スタッフ、ダンサーや特殊メーキャップスタッフとか、美術スタッフにちゃんとギャラが支払われ、彼らが次にまたもっとすごいものをクリエイトする糧になればいい。それが一番興味がある。

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2009/11/20

Mステ Superfly がよかったなー。

Cocolog_oekaki_2009_11_20_21_54

最近のココログ、絵が描けるんだよ。ぐしし。へんな絵描いてたまにのせよう。
なんか気晴らしになるし。へんほどいい感じ。

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2009/11/19

探偵X 「記憶のアリバイ」

今回は、何度も携帯サイトを見たり、ビデオも2回みたけどむずかしいよ。
(番組を見てない方はちんぷんかんぷんですね。ごめんなさい)

凶器の指紋から出た容疑者は4人。
そのうち、ホームレス寺山は記憶修正される前にいた場所から現場までの距離で、アリバイ成立。
酒屋配達員金村も、記憶の改ざんに必要な時間がないことから、シロ。

残るは、バーマスタ白川と、暴力団員立花。

白川には、隣のタイ風立ち飲み屋の証言があり、アリバイがあることがわかったのだけど・・・。
タイ風立ち飲み屋がうそを言ってたとしたら、アリバイはくずれる。
刑事がこの立ち飲み屋の記憶探査をしたら、うそかどうかわかるのかな。
あ、でも指紋はなかったね。立ち飲み屋のは。

うそを言う意味は、白川のアリバイ成立と同時に、自分のアリバイも成立するから。
ほんとに白川が犯行が始まってから終わるまでの間、隣の立ち飲み屋で飲んでいたら、記憶を改ざんする必要もないのだ。
それにしても場所が近すぎる。
ボトルを割るほどなら、かなり争ったようだ。すぐ隣の裏手なのだから、何か気付いて目撃していそう。
また、酔っ払いにかっとなって殺した、というのは、バーのマスターとしたらありえない。
何人殺してもタリナイダロウ。

白川も金村も自分でお金を出して、修正するなんてできない、修正した記憶もないという。
ということは、誰かにやらされた。やっぱり何かを見た可能性が高い。
また、被害者の財布が盗まれてないことから、金に困っている白川、金村、寺山には犯人像と合わない。

寺山が「ウィスキーのびん」とわかっていたことも、なんか気になる。それは明かされてたのかな?
ホームレスの寺山は、何度も修正やに行ってる。「小銭がたまると・・・」とうことから、修正料金はそんなに高くなりそう。前ふりの女性殺害など、見たくないものを見てしまうと消しにいくのかもしれない。

白川、金村は、「そんな金ない」ということから、高い印象を持っている。自分でお金をつかって利用したことがないように思える。

また、立花は、修正やと暴力団との密接な関係性、4:00から5:06の空白が非常に気になる。
修正前に自宅にいた記憶さえ、うそなら、立花のアリバイもくずれる。
立花の修正部分の時間が4時間10分と長いのも気になる。

いまのところ、犯人の可能性は、白川、タイ風立ち飲み屋、立花、の中にいそうだけどまだ絞りきれない。
白川は、自分の店のボトルなのだから指紋がつく正当な理由はある。

ミステリーの原則で、地の文でうそを言ってはいけない、というのがある。
「この4人の中に犯人はいる」、というのは信じていいのか?
それとも、それは刑事の言葉だから、うそかもしれないのか?

では、なぜ立花の指紋があったのか?
やっぱり立花は怪しい。でもこれはひっかけなのかもしれない。
うーん。

ほかのひとの意見もちょろみしてみよう。

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2009/11/15

【読書ノート】 『Twitter社会論』

新たなリアルタイム・ウェブの潮流 津田大介著 洋泉社
発行日 2009年11月21日(ん?)

夏にアカウントを取って、そのままになっていたTwitterですが、最近ぼちぼち研究中です。
この本はTwitter内で話題の新書。
どうやって役立ててるのか、とか魅力は何か、とか、今後どうなる、みたいな内容です。

これ読んで、実際につぶやきを眺めながら思ったことは、

Tweet(つぶやき)は、データベースのテーブルである。

テーブルがわかりにくい場合は、「生データ」である。
そのデータベースの中から、自分にとって有用なキーワードで串刺し(検索)することで、浮かび上がる情報。
これが価値あるものなのだ。

また、著者はメディアジャーナリストであり、Twitterをつかって審議会やシンポジウムの内容を中継する=Tsudaる、の語源となった人だ。
1エントリー140字以内に、会議内容を要約し、優先順位を考えつつ書くことはジャーナリスト希望の学生などにも
いい訓練になるし、理解度も上がる、という書き手側からのメリットも印象的だった。

生の声は、たんに眺めているだけでもおもしろかったり、つながってるような気分になる。

Twitterは考えていることはもちろんだけど、何してるかという行動がわかるからおもしろい、とも聞く。

自分はまだ眺めていることが多いので、どうリンクしていくのかは模索中だけど、おもしろいな、と思って使ってみている。
自分はこうして楽しんでるよ、という方がいらしたらぜひ教えてください。
よろしくです。

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2009/11/10

失うことを知ってるラブソング

いつものお風呂タイムに、J-Waveから流れてくる曲に手が止まった。
えーこれ誰? これ誰? と思いながら耳を傾けて、最後のDJの言葉を待つ。
サンボマスター ラブソング

「えーサンボマスターかー、えー山口さんなのー!」(絶叫)

かすれ声がやばい。素朴な歌詞がやばい。メロディがやばい。
YouTubeで確認したら、そうだ、やっぱりサンボのメロディラインじゃん。
心鷲掴み。

そう、大好きな人を失くす心がそのままあったから。
わたしの中で、もう、山口さんはミスチルを超えたかもしれない。

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2009/11/08

「本のしごと・トーク」 に参加してきました

神保町でデッサン教室の後、平安工房というふだんはオーダーメイドの家具屋さんで展示会があって、その一角を使ってトーク会がありました。

「第19回 本のしごと・トーク/99人のデザイナーとつくる未来の本 ・ 萩原 修」

第19回のゲストは、デザインディレクターの萩原修さんです。「つくし文具店」「コド・モノ・コト」「中央線デザイン倶楽部」「かみの工作所」などの独自の活動をはじめ、常に複数のプロジェクトを抱えている萩原さん。その中に、「未来本」というものがあります。これは、99人のデザイナーとつくる未来の本、という壮大な本づくりのプロジェクトです。(案内より引用)

 「本のしごと研究室」 という(名前に惹かれる)ところで企画されていて、たまたま神保町に予定があって、時間的にもちょうど行きやすかったし、テーマに興味があったので、萩原さんのことは全く未知数のまま参加していました。
ほかの方は、つくし文具(デザイナーもののオリジナル文具などがあるらしい)や、中央線デザイン倶楽部のかたとか、スタッフの方もたくさんいらしていた。

 荻原さんの本づくりとは、出版社や版元に制限されず、デザイナー、カメラマン、編集、が集まって自由に本づくりをしてみたいというところから始まったようだ。
 見せていただいた本には、建築とか、工業デザインなどの作品の写真とそれぞれのデザイナーの制作の背景とかコンセプトとかの文章が見開きになったような形になっていた。作品集の意味も持っているが、読んだ人が読んで終わりというだけでなく、その先へつながるようなものが作りたい、という言葉が印象的だった。

 「デザイン、デザイン、ってあまりいいたくない」
 「アートブックにはしたくない」

ありそうでなさそうな本、それがチャームポイントだな、と思った。

会場となった「平安工房」は、もともと製本所だったそうで、かなり奥行きのあるひろびろとしたスペースがある。
壁や天井のつくりが、レトロでいい雰囲気。そこにいろんなクリエイトをしている仲間が集まって・・・・うん、なんかできそうな気がしてくる。
トーク会のあとには、「給食」といいつつ、すてきな手作りのおつまみが並んだ。

周りの方2-3人と名刺をかわし、またご縁があるといいな、と思った。

平安工房 http://www.heian-kobo.co.jp/

本のしごと研究室 http://honten.chub.jp

つくし文具店 http://www.tsu-ku-shi.net/

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2009/11/06

探偵Xからの挑戦状! 「殺人トーナメント」

NHK水曜日深夜に放送されている「探偵Xからの挑戦状!」を録画して見ている。
携帯小説とコラボだが、放送だけでも推理可能。
推理は、携帯から投票でき、前篇が問題編、後編が解決編になる。
次回11日が「殺人トーナメント」」の解決編で、今は、予想投票期間。

今回は、断片的な条件から8人の暗殺者から殺人トーナメントの優勝者を見つける。
推理ロジックパズルのようなしかけだ。
条件を一生懸命表につくるが、穴だらけで全然埋まらない。

結局、3期から6期まで8この席に、条件に合わせて札を並べてみる方法をとる。
札によっては、名前が入り、条件(大阪・男)のみの場合もある。

3期 山崎、村越
4期 服部、門脇
5期 新海、飯塚(どちらかが愛知)
6期 大阪男、千葉男(柴田と芳賀)

チャンピョンは4期か5期なので、その中で勝ち残ってるのは「新海」。

ここまではなんとかできるが、その先は・・・・?

あとは佐分利が会ってる深倉澄子はすでに殺されていて、新海の変装。
佐分利を殺し、佐分利に変身して脱出・・かな?
井上夢人原作は、読んでないので、楽しみ。

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