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2009/01/29

今年の・・・トウフじゃないよホウフだよ。

1月もはやくも終わりそう。いまさらなネタですが、宣言することに意味がある。

今年は、ちょっと仕事のペースをゆるめようと思う。
いままでは、週4回出勤だったのだが、原則週3回へ。3月から変えるようお願いしている。

最近装丁の仕事をさせていただいているのだけど、なかなか職場だけじゃできないことも多くて。
取材っていったらかっこいいけど、要するにベースのネタ集め、勉強、展示会へのおでかけなどの時間がもっとほしくなった。
両親のサポートももう少ししたいし。
家の家事ももう少し余裕を持ちたい。
体のメンテナンスもしたい。

今年は新しく始める習い事はいまのところ決まってないけれど、デッサン教室は続けたい。
ペン画や版画、工作、手芸とか、いろんな創作活動をもっとやってみたい。
全体のテーマは、「アート!」
余裕を持ちつつ、充実した一年にしたいものです。

※そういえば読売文化センター町屋の講師のお話は、定員に満たず流れてしまいました。
お申し込みくださった方には、もうしわけありませんでした。
何か力になれることがありましたら、声をかけてくださいませ。

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2009/01/17

関東合同新年五行歌会の歌

1/10(土)が関東合同新年歌会でした。
参加者が多く、小歌会はひとつあふれて別室になった。
今年は、牛肉の種類がテーブル名に。
12名の小歌会に参加した。
いつもと違う司会、メンバー、雰囲気を味わう。
わたしの歌は、

  真剣な目が
  好きだ
  たとえば
  ピカソの前で
  佇む人の      (関東合同新年歌会提出歌)

点を入れてくださった方のコメントの後、入れないけど「はい」と手を挙げてコメントをくださった方がいらした。
うれしい。
その方いわく、「ピカソ、にひっかかった」と。
ピカソの絵は何を描いているかわからない、とおっしゃり、「たとえば」と引く例としてその方の中で腑に落ちなかったという趣旨のことを伝えてくださった。
数秒あれこれ考えたのだけど、「わかろうとしなくてもいいのではないでしょうか」とだけ発言した。

以前書いた歌。サイトにも載っているが


  か だ わ わ こ
  ん っ か た れ
  じ て ら し は
  る   な に な
  も   い も |
  の       に
  だ       ?
  か        
  ら        


  ニ わ メ 残 時
  ヤ か ッ さ を
  リ る セ れ 越
  と か | た え
  笑 い ジ   て
  う ? が    

私にとって、ピカソはおもしろくてしかたがない。目に見えない部分を描こうと挑戦し続けた人だと思うし、二次元で三次元の構図を実現した人だと思っている。
グロテスク。
わからない。
気持ち悪い。
残酷。
(いやものすごい静謐な作品もあるのだけれど・・・)
上等だ。

それこそが描きたいものだと思う。
でも、ピカソを嫌いな人にはわたしの歌は届かないのだと知る。
でも、だから、言いたい。伝えたい。
絵と対話する人のきれいさを。
無垢なかがやきを。
それを見た感動を。
自分に刻み込むためにも。

自分の表現をパーフェクトに伝えようとする挑戦は、ある意味不毛なものなのかもしれない。
絶望の中から、ひょっとして伝えることができるのではという奇跡の光を恋い焦がれ続けるものなのかもしれない。

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2009/01/12

初お買いもの

バーゲンシーズンですね。
今年初めてのお買いもの。バーゲンでもないけど・・・。
20090112

洋服でもなくバッグでもなく。超キュートなUSBフラッシュメモリ
スライドすると、にょきっと端子が出てくるの。
まるでクリオネみたい?
しかも「永久保障」。何か買って永久保障がついてるものなんて初めて。
他の用事で寄ったんだけど、つい買ってしまいました。
お洋服は1月中旬から月末にかけてバーゲンに行きたいと思っています。

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2009/01/11

【読書ノート】谷川俊太郎 質問箱

ほぼ日ブックス刊

ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」にて連載していた、「谷川俊太郎質問箱」を書籍化したもの。
読者からメールで質問を集め、回答したものに加え、書き下ろしの追加質問もあるそうだ。

詩人谷川俊太郎は、ひょうひょうと答える。ユーモアを交え、肩の力をぬいて。
しかしこの質問の答えは目がくぎづけになった。

質問十五 ふつうの言葉と、詩の言葉の違いは何ですか? (みく 三十四歳)

谷川氏の回答引用

前略(嘘か本当かが問題なのではなく、)

その詩の前後の文脈の中でどれだけ読者を、聴衆を
動かす力をもっているかが問題になります。
言い換えると
ふつうの言葉には、その言葉に責任を負う主体がいますが、
詩の言葉の主体である詩人は
真偽については責任がなく、
言葉の美醜、または巧拙について
責任があるのです。

なるほど。
だからこそ自由な精神で創作できるわけで。

ただ良心とか、真実味の点でほんとうのことの方が、より描きやすいといえる。
また、同人関係で詩、五行歌などを書いて読んでもらった時に、「ほんとうか偽か」けっこう問われることが多い。
そして、「偽」だとわかると、かなり失望されるのだ。
それがこわくて、「偽」のことは書けなくなる。

はたしてそれでいいのか。
自分の狭い経験のほんとうだけしか描けないのか。
「偽」の中から「真理」をえぐりだすことはできないのか。

などと・・・・。

とろとろと考える午後でした。


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2009/01/05

仕事始め


  ほ パ 投 お 古
  ら チ げ 焚 く
    パ こ き な
  何 チ め 上 っ
  か と ば げ た
  昇 爆   に お
  っ ぜ     守
し て て     り
づ い       を
く く        
           


あけましておめでとうございます。
本日仕事始め、本部歌会でした。
元旦から世界も日本も厳しい情勢ですが、心が折れないよう、光にむかっていけますよう。

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