八つ頭
27、28日と家族で一泊慰安旅行へ。
近場で、何回か行ってるお気に入りの宿。
ベランダから見える山はすっかり裸の木のシルエット。
版画にしたいような造形。
自然のうつくしさにかなうはずがないのに、なぜ人は絵を描いたり彫刻したり、土を練ったりするんだろうね。
うつくしさへの衝動をどうしたらいいかわからなくて、つくらずにはいられないのかな。
あこがれなのか、嫉妬なのか。
並べるとこのふたつは似ていて、でも結果が大いに違う。
たぶん見ているものが。
帰りにおみやげものの並んだ通りで、お野菜を売ってる店をみつけた。
大きな八つ頭が一袋400円。おお! 近所のスーパーでみたとき、大きな一つが700円以上していた。
柚子3個で105円と合わせて買い求める。
この写真は、大中小とあった、中のもの。
八つ頭は、お正月料理の煮物の定番だが、夫の実家ではあまりでてこない。
八つ頭の煮物は、わたしの実家の味だ。
帰宅して夕飯に煮てみる。アルミホイルで落としぶたをして、ことことと。
やわらかくもっちりとして、家族にも好評でした。泥つきのとれたてな感じもよかったのかな。
31日から北関東へ帰省します。
ひそかに見守っていてくださるみなさま、今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
よいお年を。
しづく拝
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