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2008/11/15

蜷川実花展-地上の花、天上の色-

今日は東京オペラシティアートギャラリー(西新宿)へ、蜷川実花展を見に行った。

※ちょっと折っちゃったパンフ(裏)
Ninagawamika1

切符を買うのに、数メートル並んでいる。なかなかの人気。
でも、今日は開催記念トークとかがあったので、かわりに会場は比較的余裕があった。

展示室に入ると、いきなり色の洪水に襲われた。
大きなパネル、というより透明なアクリルボードに写真がはってる感じ。
水に浮かんだ花のようなみずみずしい効果を生んでいる。

ピントの合わせ方がおもしろい。
たとえばパンフの桜の写真。
手前は完全にぼけていて、中間から奥にかけてピントがあってる。
ぼかすことで、幻想的なイメージが生まれ、まるで水彩画のぼかしのようにすてき。

展示室が暗くなったり明るくなったりする関係で、カーテンをあけて次の展示室へ進むのがわくわくした。
あ、まだある、まだあるって感じ。
金魚コーナーもよかった。
あの赤は、ほんとに日本の色。いやアジアの色かも。

女優やモデルのポートレート作品は、映画「さくらん」に見られるオリエンタル調のビビッドなものが多かった。
元気で、いたずらで、生意気で、ちょっと悪魔で、色っぽくて、女であることを咲き誇っている女たち。

存分に色に溺れさせてもらった。

他に上のほうの展示や、ICCギャラリーなどもぶらついて外にでた。
世界は薄暗く、人々の服装は黒っぽい。
みんなもっときれいな色の服を着ようよ・・・。と思わず思ってしまった。

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コメント

◇甘雨どの
 書けてます
 そうそう月曜日はお休みなの~。
 写真を撮る甘雨さんが見たら、また違う発見があるのだろうな。
 素材もそんなに特別なものは少なくて、日常にも「色の世界」はあるって気づかせてくれました。
 見終わると、極彩色の海にダイブしたくなります。原色絵の具をバケツごとぶちまけて、やー! って。(笑) 

 同じチケットで見られる、「ましもゆき」さんの作品もすごかったです。
 ペン画というか水墨画風なタッチの繊細かつ緻密なライン。
 甘雨さんなら、興味あるかも。ただものじゃないです、この方。

投稿: しづく | 2008/11/16 12:21

と思ったら、やすみでした・・・^^;

投稿: 甘雨 | 2008/11/16 10:08

書き込めるかな? あしたいく予定ですー☆

投稿: 甘雨 | 2008/11/16 10:04

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