蜷川実花展-地上の花、天上の色-
今日は東京オペラシティアートギャラリー(西新宿)へ、蜷川実花展を見に行った。
切符を買うのに、数メートル並んでいる。なかなかの人気。
でも、今日は開催記念トークとかがあったので、かわりに会場は比較的余裕があった。
展示室に入ると、いきなり色の洪水に襲われた。
大きなパネル、というより透明なアクリルボードに写真がはってる感じ。
水に浮かんだ花のようなみずみずしい効果を生んでいる。
ピントの合わせ方がおもしろい。
たとえばパンフの桜の写真。
手前は完全にぼけていて、中間から奥にかけてピントがあってる。
ぼかすことで、幻想的なイメージが生まれ、まるで水彩画のぼかしのようにすてき。
展示室が暗くなったり明るくなったりする関係で、カーテンをあけて次の展示室へ進むのがわくわくした。
あ、まだある、まだあるって感じ。
金魚コーナーもよかった。
あの赤は、ほんとに日本の色。いやアジアの色かも。
女優やモデルのポートレート作品は、映画「さくらん」に見られるオリエンタル調のビビッドなものが多かった。
元気で、いたずらで、生意気で、ちょっと悪魔で、色っぽくて、女であることを咲き誇っている女たち。
存分に色に溺れさせてもらった。
他に上のほうの展示や、ICCギャラリーなどもぶらついて外にでた。
世界は薄暗く、人々の服装は黒っぽい。
みんなもっときれいな色の服を着ようよ・・・。と思わず思ってしまった。
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コメント
◇甘雨どの
書けてます
そうそう月曜日はお休みなの~。
写真を撮る甘雨さんが見たら、また違う発見があるのだろうな。
素材もそんなに特別なものは少なくて、日常にも「色の世界」はあるって気づかせてくれました。
見終わると、極彩色の海にダイブしたくなります。原色絵の具をバケツごとぶちまけて、やー! って。(笑)
同じチケットで見られる、「ましもゆき」さんの作品もすごかったです。
ペン画というか水墨画風なタッチの繊細かつ緻密なライン。
甘雨さんなら、興味あるかも。ただものじゃないです、この方。
投稿: しづく | 2008/11/16 12:21
と思ったら、やすみでした・・・^^;
投稿: 甘雨 | 2008/11/16 10:08
書き込めるかな? あしたいく予定ですー☆
投稿: 甘雨 | 2008/11/16 10:04