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2008/11/24

読売・日本テレビ文化センター町屋にて

来年の一月からになるのですが、読売・日本テレビ文化センター町屋にて「はじめての五行歌」という講座の講師を担当させていただくことになりました。
『すぐ書ける五行歌』をテキストにして、あれこれ自分なりに考えていることをまとめている最中です。

募集が、明日、11月25日からスタートいたします。
お近くに興味のある方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただけるとうれしいです。
講座に先立ち、2009年1月17日に草壁先生の特別講座も予定されています。

荒川区は、高校のときに同じ学群に属していたので、なんとなく親しみのある土地柄です。
わたしが下町出身だから? 先生も声をかけてくれたようです。
どうなることやら、ちょっとどきどきですが、せっかくいただいたチャンスなので、少しでもお役に立てればと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2008/11/19

巨匠ピカソ 魂のポートレート展

午前中はあれこれ片づけごととか、仕事がらみのこととかごたごたしていた。
このところ、なんとなくストレスで心身ともに疲れ気味だったけど、午後はやっぱり思い切ってお出かけする。

チケットがあったポートレートの方。サントリー美術館。
六本木ミッドタウンはお店がいっぱいで、なんとなく美術館に来たという気持ちがそがれる。
インテリアとかはすてきでおしゃれだけどね。
3Fまで上り、初めてのサントリー美術館。
展示室は、3Fと4F。

平日だが、なかなかの混み具合。まあ、でも少し待ってれば目の前で絵を見られる。
100年くらい前の自画像とかある。
ひゅー。

絵が写実からキュビスムへ変化していく様子が見られて、最終的にたどりついた作風は、やっぱりおもしろい。
二次元平面に、三次元表現をしてみたり、見えない内面を表現しようとしたり。
自画像にしても、どんどん人間から離れてケンタウロスに変貌したり。
本質を見つめ続け、ラインを見切って、独自の表現を走り続けた人だと思う。

作品数は、60点くらいと少ないので、「あれ? もう終わり?」みたいな感じ。
疲れないうちに見終われてちょうどいいかもしれない。
同じ日に、国立新美術館と同時に回ってしまう人も多いからかな。今日はちょっと時間切れでまたそれは次の機会に。
国立新のピカソ展は点数も多いので、がっつりひたれるだろう。
今日は軽いおやつ感覚。今日の半券で200円引きになるらしいので、ちょっとうれしい。
混まないうちになんとか行けますように。

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2008/11/15

蜷川実花展-地上の花、天上の色-

今日は東京オペラシティアートギャラリー(西新宿)へ、蜷川実花展を見に行った。

※ちょっと折っちゃったパンフ(裏)
Ninagawamika1

切符を買うのに、数メートル並んでいる。なかなかの人気。
でも、今日は開催記念トークとかがあったので、かわりに会場は比較的余裕があった。

展示室に入ると、いきなり色の洪水に襲われた。
大きなパネル、というより透明なアクリルボードに写真がはってる感じ。
水に浮かんだ花のようなみずみずしい効果を生んでいる。

ピントの合わせ方がおもしろい。
たとえばパンフの桜の写真。
手前は完全にぼけていて、中間から奥にかけてピントがあってる。
ぼかすことで、幻想的なイメージが生まれ、まるで水彩画のぼかしのようにすてき。

展示室が暗くなったり明るくなったりする関係で、カーテンをあけて次の展示室へ進むのがわくわくした。
あ、まだある、まだあるって感じ。
金魚コーナーもよかった。
あの赤は、ほんとに日本の色。いやアジアの色かも。

女優やモデルのポートレート作品は、映画「さくらん」に見られるオリエンタル調のビビッドなものが多かった。
元気で、いたずらで、生意気で、ちょっと悪魔で、色っぽくて、女であることを咲き誇っている女たち。

存分に色に溺れさせてもらった。

他に上のほうの展示や、ICCギャラリーなどもぶらついて外にでた。
世界は薄暗く、人々の服装は黒っぽい。
みんなもっときれいな色の服を着ようよ・・・。と思わず思ってしまった。

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2008/11/09

足の指で表現するもの

土曜日、デッサン教室5回目。
今日は男性ヌード。
今日のモデルさんは、いつもよりやや年齢が高い感じ。でも細見で筋肉質である。
このモデルさんには、彼のイマジネーション力をみせつけられた。
ポーズは、20分と10分と5分がある。
20分は安定したポーズ。10分、5分に関して、彼はかなりきつい体勢をとってわたしたちにそのスタイルを提供してくれたのだった。
デッサンはけしてうまくないのだが、彼のポーズをみてもらいたいためだけに、絵を載せます。

どちらも10分ポーズ。
Tewotuiterimg0628_2Ashiyubirimg0629_3


左側、彼は始まる前と、5分の休憩時間に柔軟体操をしていた。
この手をつくポーズは体が柔らなくなければできない。ましてや10分も動かずにいるなんて。
これまで数回モデルさんを見てきたが、こんなつらい体勢をキープするのは見たことがない。
背中の筋肉のありよう、曲げた体のおもしろさを描く、興味深いポーズだ。

そして右側。すみません、絵が下手です。でも足だけじゃ上半身の表現が見せられないのでしかたなく・・・。
彼は、腕を組んでそこに顔をうずめ、両足のつま先、親指を持ち上げてキープしたのだ。

足の指を上げる!!

その緊張感と、その必然のなさと、そこをそうしたいという彼の意志にしびれた。
このポーズは、彼のアートだと思った。

指を書くのはむずかしく、ましてや10分で描ける技量など持ち合わせない私だが、モデルとしての彼の表現に心を揺さぶられた。泣きたいくらい自分の無力さに打ちひしがれた。

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2008/11/08

ひりひり感。

いつも金曜日の8:00、ミュージックステーションを楽しみにしている。
好みでないものもあるけど、いわゆるはやっている歌がすぐわかる。
昨日一番いいとおもったアーチスト。

チャットモンチー「染まるよ」
08/11/5発売 9thシングル

PVはこちら(注最初のはCMなので、2つめのYoutubeからご覧ください)

最初、変なタイトルだなーと思った。
でもギターが流れてボーカルが始まると思わずそれをわすれた。

口の中が切れて血がでてしまったのが、のどに流れてくまずい味。
すりむいた膝こぞうを、さけてシャワーを浴びたのに水がかかって痛っって染みる感覚。

ハートをぎゅっと握られた。痛みが伝わった。
いいね、ガールズバンド。

痛みはきれいだ、と思った。
その純度が。
そのひりひり感に共鳴する自分の中の傷も。
きれいだと思った。

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2008/11/02

微熱。

週末から風邪気味だったが、ここ二日微熱が出た。
最低限の家事はやって、ほとんど寝込んでる。

あーあ。

せっかくの連休なのに。
ハイキングにいきたかった。
神田の古本市にいきたかった。
入間の航空ショーも見に行きたかった。

うなだれて、ばったり。
いま午後目覚めて、誰も洗ってくれないお皿を洗わなきゃ・・・。
よろよろ。

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