第72回新制作展2008-国立新美術館
2008.9.17-9.29(最終日は14:00終了)
六本木の国立新美術館へ。
実は、この美術館、初めて行く。
故黒川紀章氏設計のモダンな建築。ひろびろとしたスペースが気持ちいい。
『すぐ書ける五行歌』で、作品を使わせていただいた置鮎早智枝さんが「新制作展」の公募で入選されて作品がでているというので、見に行った。チケットも一枚送っていただけたので、ありがたく使わせていただいた。
国立新美術館では、3つの展示を同時に行っていてその広さに驚いた。
新制作展だけでも、1F-3Fを使って、2F,3Fだけで23、22ブースがあり、それぞれ2m強四方の大きさのキャンバスが6-7つはいっている。作品数、作家数がすごく多くて最終日に近いこともあり、たくさんの人でにぎわっていた。
1Fは、スペースデザインと彫刻。
スペースデザインは、おもしろく興味深いものが多かった。とにかくでっかくつくるもの?
スケールの大きさが気持ちいい。
彫刻は、デッサンをするようになったのでつい体のラインを見てしまう。
みんなうまい。よくこんなバランスがとれると感心してしまう。
絵画はどれも大きなキャンバスの力作ぞろい。
80%くらい抽象画。
置鮎さんの作品は、3Fの一番奥のスペースにあった。
油彩、あるいはアクリル絵の具なのだろうか。画材はよくわからない。
ブルーを基調にしたベースに、光のリボンが踊っているような抽象絵画であった。
墨絵とは全く違う作品。
寒色なのに冷たく感じないのは、ラインの流麗さなのか。
たまにイスに座って休みながら、全部の作品を見て回った。
人が作品をつくるエネルギーが、みてるわたしへ充電されるような気がした。
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