夢からのお告げにて
このところ、どうしようかなと思っていたことがあった。
母の入院をきっかけに、お休みしていたパソボラ。その後、生徒さんが少なくなり、パソコン教室そのものもお休みになっていた。2月になって、「パソコンを習いたい」という(視覚障害者の)方が二名いて、再開されたと聞いたのだ。
両親のこと、自分の体調のこと、ボランティアのこと、いろんなことが自分の中で未消化で、やっていく自信がいまひとつ持てなかった。月に一回とはいえ、もし引き受けたら責任がともなう。それを続けられるんだろうかと。
そんなとき、夢を見た。
道を歩いていたら、白杖をもった人が歩いていて、困ってそうにみえた。わたしは声をかけて、途中までご一緒しましょうと左ひじを持った。橋のようなところを渡り、あとはまっすぐの障害のない道に出たので、「ではここで」とその方と別れた。
もときた道を戻る途中、今度は、車道に白杖を持ってしゃがみこんでいる人を見つけた。
またまた声をかけて、さっき渡った橋をもう一度戻ることになる。
わたしは、「ありゃりゃ、またこの長い橋を渡るのかー。なんかめんどうだなー。でもしょがないしなー」と結局、橋を渡った。そこで目が覚めた。
そっか。理屈とかなんとかいらないんだ。困ってる人がいたら、声をかけたいっていう気持ちが私の中にあるんだったら、そのとおりに動くだけだ。
たいしたことはできないけど、たまにでも顔を出して、目の代わりになるだけでもいいのかな、と思えた。
3月1日に、久しぶりに教室へ行ってみた。このときは、生徒さんはきてなかったのだけど、スタッフの方とお話しして、できる範囲で来てくれたらうれしいと言ってもらえた。
新しいメンバーは小学生もいるらしいので、会えるのが楽しみになってきた。スタッフの人たちのやさしさにふれながら、自分の心も温めてもらえた。
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コメント
◇グランさま
いやまぁ、月に一回なんですけどね。
私自身、PCから受けた恩恵がたくさんあるので、視覚障害の方も役に立つんじゃないか、と思ったのがきっかけでした。ぼちぼちやります。
◇柚月くん
一度やり始めたことは、けっこう長く続けるタイプなのよ。無理しないでできる環境なうちにできることなら、と思います。^^
投稿: しづく | 2008/03/08 15:38
わー、まさに夢のお告げだね。
しづくを待ってる人がいるのね。
そしてしづくも再開の日を待ってたのかも。
無理せず頑張ってね♪
投稿: 柚月 | 2008/03/04 21:46
いろいろなことをされているんですね。
良い刺激になります。
投稿: グラン | 2008/03/04 00:44
◇アミティエのあみちゃん 様
はじめまして。コメントありがとうございます。
わたしもたいがいマン・ツー・マンになります。
音声ソフトを使っています。それでも1時間も一緒にやってるとのどがカラカラに。
あみさんのサイトも拝見させていただきました。
平日お仕事をしながら、土日に教室とはすごいです。いろいろ参考にさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
投稿: しづく | 2008/03/03 09:00
はじめまして
視覚障害者の方にパソコンの指導をされているのでしょうか?
私もパソコン教室で、たくさんの方に授業していて
視覚障害者の方にも授業をしています。
最初はPCトーカーなどを使っていましたが
最近は、まったくふつうのパソコンでやっています。
時間があれば、私がマンツーマンで
そうじゃなければ、ガイドヘルパーの方が
パソコンの画面を見て、打たれた文字を
読んであげるだけで、パソコンを学ぶことができますよね
それだと、楽しいタイピングソフトもOK
私は、ココルの森のフィーナとねこみみタイパーがお気に入り
ひとことでいって、心と心のふれあいですよね
お互いがんばりましょう
投稿: アミティエのあみちゃん | 2008/03/02 23:44