Relay For Life SINYOKOHAMA
2008年のRelay For Life の予定がサイトに出ています。
今年は新横浜公園内、日産フィールド小机で、9月14、15日だそうです。
ちょっと遠いけど、行きたいなぁ。
興味ある方は、リンクからどうぞ。
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2008年のRelay For Life の予定がサイトに出ています。
今年は新横浜公園内、日産フィールド小机で、9月14、15日だそうです。
ちょっと遠いけど、行きたいなぁ。
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『小林秀雄全作品 3;おふえりや遺文』 批評家失格Ⅱからしびれる一文を。
私は、言葉を掻き集めようとも、ばら撒こうとも希(ねが)わない、ただ発音したいと思っているだけだ。
このごろのニュースはひどい。
何の落ち度もない他人を、殺傷する事件ばかり。
すばらしい文学、詩歌も、映画もドラマも、アートも何の役に立たぬのか。
それならば。
世の中のゲーム開発者さま。
どうか人殺しゲームをやめて、人の生き方を教えてあげるようなゲームを作ってくださいましな。
あなたたちが、夢見る技術者なら。
お願いですから、迷える子どもたちを導いてあげてほしい。
夢と想像力を与えてください。
以上、いま切実に発音したいこと。
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新東京銀行の赤字を、東京都が400億円補てんするって話、可決されそうですね。
まったく腹立たしい。
「つぶしてしまうと1000億円かかりますよ」とかおどされて。
その根拠を全東京都民にわかりやすーく説明してほしいものだ。
新東京銀行の問題点は、調査委員会とやらがレポートを出している。
でもどれだけの検討案が出されて、それぞれの長所、短所、費用を全部総合して400億出資しかないというところの道筋がぜんぜん見えない。
どうしてその結論なのか。
ほんとうにそれしかないのか。
教育や福祉、介護の問題に使ったらどんなに救われる人がたくさんいるだろうと思うのに。
今後もよーく見張ってほしい。
とりあえず我々庶民が意志を示せるのは、選挙しかないのだ。
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昨日は娘の卒業式だった。
講堂で式典の後、クラスの教室へ移動して、担任の先生から一人ずつ卒業証書をいただく。
副担任と担任の先生からの最後のスピーチを聞いて、プレゼントの贈呈を終え、解散。
仲良しの友達をつかまえて?写真の撮り合いなどにぎやかにぎやか。
クラスの仲良しのお友達3人と、お母さんと8人でお茶でも飲もうということになり廊下へ出た。
するとそこへ、娘の部活の後輩がわーっとやってきた。
寄せ書きの色紙を手渡してくれる。
わたしもついうれしくなって、写真を撮ろうと集めて、シャッターを押す。
ざわざわしている中、いきなり娘がセーラー服のスカーフをはずして、目の前の後輩に手渡している。
「?」
次に、胸につけていた学年章のピンバッジもはずして、目の前の別の後輩に。
「??」
これは一種の「第二ボタン」なんだと理解するのに、数秒かかった。
いやーん。
くすぐったいようなこの甘酸っぱさはなんだー! <おまえじゃないっつーの!
S「えーなんか、あげるって約束してたの?」
T「いや、べつに。くださいって言われたからあげたんだよ」
S「でもさー、スカーフまだ部活あるから必要なんじゃないの?」
T「もうひとつあるから」
冷静なお答、ありがとうございます。
わたしはよじれるように余計な心配をし、でも断れないしなぁともじもじしていたのだった。
なんでこんなことがうれしいのか、そのときは自分でもよくわからなかったけど、なんだかすごーくうれしかったのだ。
くださいって言ってくれた後輩の顔があまりにも、ぴかぴかだったから。
100%しぼりたてフレッシュオレンジジュースのようだったからだったんだ。
神様、ありがとう。
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拝啓、重松清殿
わたしはあなたの作品が少し苦手でした。
重くて、暗くて、現実に打ちのめされる気がして、なかなか読めずにいました。
真摯な方とはわかっているのに、食わず嫌いのようなものだったと思います。
『青い鳥』を読ませていただきました。
泣きました。
8人の生徒の物語。それぞれに、失語症だったり、虐待だったり、先生を刺してしまった子だったり、いろんな事情や悩みを抱えた中学生。そこに共通して現れる、国語教師なのになぜか吃音の村内先生。
一人ひとりの生徒をすごくよく見て、寄り添える人。
こんな先生は、いないっていうのは簡単だけど、わたしは信じたい。
っていうか、自分がなればいいと思った。
そのためのお話なんだと。
重松さん。
やりましたね。
あなたがずっと世に問い続けたかったことが、この作品には、ちょうどいい音量で、心地よい温度で、痛すぎない強さで、見事に表現されています。
そしてその柔らかで熱い魂(たま)を、わたしは初めて、しっかりと受け取ることができました。
ぼたぼた泣きました。
尊敬と愛をこめて、5点満点の5点献上いたします。
井椎しづく拝
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高橋尚子、残念だった。
途中棄権するかと思ってたけど、完走したみたいだし、引退するかなと思っていたけど、「続けたい」と言った。
いいことだ。
万城目学原作の、フジTVでやってる「鹿男あをによし」を毎週録画しながら見ている。
ドラマそのものもおもしろいのだが、エンディング・テーマがいい。
思わず口ずさんでしまう。「タ・タ・タタタラ・タター♪」
そしてなりより、圧巻なのは鹿の群走。
一点を見つめて走る鹿の目。
あの目がいい。
鹿といえば、奈良ではないが、宮島へいったときに鹿せんべいを買って、手にした瞬間の衝撃。
周りにいた鹿に一瞬にしてスイッチが入り、みるみる取り囲まれて、逃げ回ることになった。
なぜ逃げるかは、あそこで鹿せんべいを持った人でないとわからない。
鹿はせんべいしか見ていない。
それが、何十頭もいるのだから、スキャンダルを起こしたトップスターのように?もみくちゃ状態になるのだ。
せんべい VS 自分(鹿)。
純度100%の欲望の目だ。
先日NHKで、「激流中国 上海から先生がやってきた~貧困の村で~」を見た。(くわしくはリンクを)
貧しい環境の中で、朝から夜中まで勉強しつづける子どもたち。
先生を見つめる、刺すような視線。
「ああ、」と思った。
おなじ目だ。
自分の心の底から生まれる純度100%の欲望とは、何とうつくしいのだろう。
何と強いのだろう。
誰かのためとか、人がどう思うかとか、そんなことすべてをとっぱらった強さ。
しびれた。
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このところ、どうしようかなと思っていたことがあった。
母の入院をきっかけに、お休みしていたパソボラ。その後、生徒さんが少なくなり、パソコン教室そのものもお休みになっていた。2月になって、「パソコンを習いたい」という(視覚障害者の)方が二名いて、再開されたと聞いたのだ。
両親のこと、自分の体調のこと、ボランティアのこと、いろんなことが自分の中で未消化で、やっていく自信がいまひとつ持てなかった。月に一回とはいえ、もし引き受けたら責任がともなう。それを続けられるんだろうかと。
そんなとき、夢を見た。
道を歩いていたら、白杖をもった人が歩いていて、困ってそうにみえた。わたしは声をかけて、途中までご一緒しましょうと左ひじを持った。橋のようなところを渡り、あとはまっすぐの障害のない道に出たので、「ではここで」とその方と別れた。
もときた道を戻る途中、今度は、車道に白杖を持ってしゃがみこんでいる人を見つけた。
またまた声をかけて、さっき渡った橋をもう一度戻ることになる。
わたしは、「ありゃりゃ、またこの長い橋を渡るのかー。なんかめんどうだなー。でもしょがないしなー」と結局、橋を渡った。そこで目が覚めた。
そっか。理屈とかなんとかいらないんだ。困ってる人がいたら、声をかけたいっていう気持ちが私の中にあるんだったら、そのとおりに動くだけだ。
たいしたことはできないけど、たまにでも顔を出して、目の代わりになるだけでもいいのかな、と思えた。
3月1日に、久しぶりに教室へ行ってみた。このときは、生徒さんはきてなかったのだけど、スタッフの方とお話しして、できる範囲で来てくれたらうれしいと言ってもらえた。
新しいメンバーは小学生もいるらしいので、会えるのが楽しみになってきた。スタッフの人たちのやさしさにふれながら、自分の心も温めてもらえた。
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3月になりました。
やっと古いPCの掃除を終え、リサイクルセンターへ発送。ほっと一息。
おひなさまを出しました。
2月の読書のまとめをしておこう。
1.劇団ひとり 陰日向に咲く ★★★★ +0.5
2・石持浅海 Rのつく月には気をつけよう ★★★★
3・石持浅海 心臓と左手 ★★★ +0.5
4・坂木 司 青空の卵 ★★★ +0.5
5・海堂尊 チーム・バチスタの栄光 ★★★★
6・枡野浩一 57577 ★★★
7・坂木 司 仔羊の巣 ★★★ +0.5
8・荻原浩 ハードボイルド・エッグ ★★★★
9・岩波書店編集部編 この本、おもしろいよ! ★★★
10・古川日出男 gift ★★ +0.5
11・ 極上掌編小説 ★★★
12・小林秀雄 小林秀雄全作品2 ★★★★
13・よしもとばなな まぼろしハワイ ★★★★
14・坂木 司 動物園の鳥 ★★★★
読みかけが2冊。
坂木司の本は、三部作完結を読了。おもしろかった。独特の世界観が最初はなじめなかったが、だんだんはまっていった。石持浅海のも、安楽椅子探偵で、傾向が似ていたのを同時に読んでしまって、なんだかもったいなかった。
『チームバチスタの栄光』は、わくわくしながら楽しんで読めた。映画の配役をみて、びっくり。阿部寛と吉川晃司逆じゃね?
『gift』は、9番の本に載ってたんだけど、意味不明な話だった。
掌編は、やっぱりあまりに短い。物語に入り込む前に終わってしまうし、次の人の話はまたぜんぜんちがうので、未消化なまま進んでしまう。星新一みたいに同一作者のショートショートならいいんだけど、複数作者の掌編は、わたしにはなじめなかった。短い話が好きな人はいいのかもしれないけど。
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