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2007/12/02

読書ノート『しゃばけ』

あーワールドカップバレーで、スーパーエース山本さんが復活してるー。
うー。成り行きを見つつ。

家人推薦本にて、ちょうど畠中恵『しゃばけ』を読み終わったところだった。
日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
フジテレビでドラマもやっていて、二重に楽しめた。

江戸の大店の一人息子、一太郎は体が弱くてつねに妖(あやかし)に見守られている。
あるとき夜遅く帰宅したときに、人殺しを目撃、危うく襲われそうになる。
殺されたのは大工だったが、そこから薬種屋が襲われ殺される事件に巻き込まれる。

昔話風の語り口、軽妙な会話、テンポのよさ、おもしろくストーリーにどんどんひきこまれた。
これはシリーズになっているらしいので、他のもおもしろそう。
闇が闇としてあり、人と妖が共存していたお話の世界に、ただただどっぷりたゆたえばいい。

新潮社のしゃばけ倶楽部イラスト満載の楽しいサイトです。

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