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2007/09/28

See you Tomorrow

J-wave Tomorrowは、毎晩わたしのお風呂タイムのお気に入りだった。
昨日、とうとう番組編成における最終回だった。
J-waveにメールしようかなと思いつつ、過ぎてしまった。

ナビゲーターは、金剛地武志さん。知る人ぞ知るエアーギターの名手。
彼の軽妙で、とぼけていて、ちょっとちくっと皮肉な味が心地よくて、月から木まで10:30くらいからいつも聞いていた。昨日の最終回では、リスナーからのお便りが読まれていたのだが、わたしがずっと思っていたこととおなじだったので、きゅんときた。

金剛地さんは、いつも番組の終わりに

明日もあなたにとって、きっと素敵な日になるはずです。

という。
今日お誕生日の有名人や、記念日を連呼するとき、「幸おおかれ~~!」と絶叫する。
まあ、べたなんだけど、その直球がすとんと入ってくることが多くて、ヘビーな一日も、いやなニュースのあった日もかすかな希望を握らせてくれる。

そして「二十歳のころ」のコーナー。
きのうは金剛地さんの二十歳のころで、いろんなことを考え込んで、哲学書を読んだりけっこう暗かったそうだ。
そこからだんだん明るく暮らす意味を見つけていって、いまの金剛地さんになったという。
味わい深いコメントの秘密を知った気がした。

それは辛い現実に直面している人ほど楽観的に生きているんだなってことを知ったからだと思います。
(Tomorrow体操の澤田くんの二十歳のころも、ちょっち泣けた)

スネオヘアーの ♪いまもまだ~きこえてくる~あのメロディーを~くちずさんで~
を一緒にハモルころ、心あたたまるわたしの一日がおわる。

またナビゲーターにもどってきてほしい。
楽観ビームを浴びせてほしい。
しかもわたしがお風呂に入る、11:00帯、FMで。よろしくお願いします(笑)。

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2007/09/19

生物学者 長沼毅に惚れる

18日のNHKプロフェッショナル 仕事の流儀は、生物学者の長沼毅さんだった。

茂木さんのような科学者はもういないと思っていたのに。
またしてもすごい人を知ってしまった。
めちゃくちゃチャーミング!!

「インディジョーンズ」の異名をとる長沼さんは、フィールド重視の研究者。
文字通り世界の地の果てまでいって、微生物を採取し、命の起源を探るという壮大なテーマを研究しているのだ。

とにかく、遊びが仕事、仕事が遊び、といって楽しそうにわくわくとどこまでも行ってしまう。

テンションあがるね

インディ・ジョーンズというイメージもそうだが、なんだか「ルパン三世」みたいでもある。

とけちゃう問題は、ちっちゃい問題じゃん
(研究とは)連戦連敗。勝つまでまける。

言うことがいちいちかっこいい。
失敗を恐れず、一か八かの挑戦。
笑顔。
そいでもって、すんごいおしゃれ。

あーまた惚れる男に出会っちまった。
こんな男がいたなんて、なんてすばらしいんだろう。
イキテテヨカッタナー!

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2007/09/13

読書ノート『LoveLogic-蜜と罰』

このところ、清涼院流水氏のミステリ?にはまっている。
ここ1ヶ月で、6冊くらい読んでる。(おかげで滞ってることがちらほら・・・)
7冊目、『LoveLogic』は、角川から出した作家生活10周年記念作品なのだ。(くわしくは、リンクのウェブを!)

この人の作品は、長い! アナグラム好き。仕掛け好き。非常にユニークな作風なのだ。
とくにこの本は、みたことない。後半がゲームブックになっていて、1ページずつに番号がついていて、ページの最後に次のページが指示されるか、選択肢AかBかによって、たぐるページが変る。

非常に、読むのが大変なのだ。あっちこっちページを繰りながら、ストーリーをたどることになる。
10人の男女を、5組のただしいカップルにすると全員脱出できる。
間違うと、BAD END。死がまっている。
読み手の選択によって、ストーリーが変るという趣向なのだ。

いちど読み出したら、紙とえんぴつ片手にやめられないとまらない。
全員脱出ルートを見つけ出すまで、逃れられない。
ゲーム好きな人は、きっと好きだとおもう。

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2007/09/10

読書ノート 『まほろ駅前多田便利軒』

三浦しをん著 直木賞受賞作。文藝春秋 2006

まほろ駅前で便利やをしている多田が、預かったチワワを見失い、出会ったのは地元高校の同級生行天だった。
金なし、家なし、わけありの行天は、多田の事務所へころがりこむ。

便利軒にもちこまれる騒動を、介護、家庭内暴力、ネグレクト、麻薬、など現代社会の縮図を織り交ぜながら描いていく。
多田と行天は、じぶんたち流の掟で、難題をばっさばっさとさばいていく。同時に行天の持つ隠し事や、多田の心の闇が見えてくる。暗い部分を描きながら、この作者は、暖かく人の心をすくいあげてくれる。

三浦しをんの世界は、わたしのツボを押す。
たぶん、彼女もわたしもどっかロマンチストなんだろう。
チンピラにしか見えない男も、負け組みの男も、どこかに人助けのヒーローの顔を持っている。
命知らずの行天と、まじめな多田の組み合わせは、実は典型的なものかもしれない。
(たとえば、陰陽師の安倍晴明と源博雅とか・・・)

それでもこんな男たちが、どっかにいるといいな、こんなふうに助けられる人がいるといいなと思える私は、やっぱりおめでたい。
そして、そんな夢を見せてくれることこそが、文芸(もしくはアート)の力だと信じているのだ。

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2007/09/09

NOKIA携帯のこと

今朝、娘を部活へ送り出し、やれやれと二度寝中、「ピンポーン!」
誰じゃー! とインターフォンに出ると、宅急便。
ドアを開けると、NOKIAからだった。

少し前に、NOKIAの携帯電話がつかっている、松下製の電池パックに、発火事故が起こるということで回収する旨、新聞やニュースで発表があった。
NOKIAのサイトで調べると、わたしの機種と製造年月日から、回収対象と判明。ウェブから交換を申し込んでいた。

すると宅配便のお兄さんが、「電池はすぐ交換できる状態ですか?」と聞く。
「ええ、まあ」というと、
それ(今届いた荷物)をすぐ開けて、交換し、同封の封筒に入れてくれれば、返送するという。

はあ。ねぼけたまま、携帯を持ってきて電源OFF.電池パックをはずす。
カバーにくっついていて、なかなかはずせないので、ちとあせるが、お兄さんは辛抱強く待っていてくれる。
同封していた梱包材のちいさな袋に入れ、封筒に(わたしの宛名も、返送先の印刷された伝票がもう貼ってあった)いれて、渡した。
ふー。なんと効率よく、スムーズなことよ。

「これ、ひとつひとつやるのって大変ですね?」とお兄さんに聞くと、
「うちで、10万件くらいあつかっています」
「まあ、全国でですから、分散してますけど」

NOKIAは、購入時国際ローミングに申し込んでいたので、今回なにもせずにタイでも使えて便利だった。
成田でも、何度か「NOKIA TUNE」(デフォルトの着信音)を耳にしたので、けっこうみんな使ってるのね、と思った。
NOKIAに変えてから、ちょうど1年くらいかな。
突然「メモリーカードを抜け!」とか変なエラーもでるけど、スペックがすばらしいのでお気に入りです。
もう少し働いてもらいます。

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2007/09/07

チェンマイ広報のデモ YouTube貼り付けテスト 

撮影者:Mr.PingPong  
場所:チェンマイ旧市街「ラッチダムノエン通り」 サンデーマーケット(歩行者天国)
日時:2007年8月26日(日)


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2007/09/01

ただいま。

昨日、帰国しました。
今日は、もう朝から6時起きで、お弁当つくりです。
写真をまとめてみました。(あー3時間もかかっちまった。順序がうまく並ばないのだ)
雰囲気が伝わるでしょうか。

多くの方に支えていただき、感謝です。コープクンカー。
http://shiduku.cocolog-nifty.com/photos/2007/

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