NHKプレミアム10 尾崎豊がいた夏
先週は阿久悠だったらしいが、今日は尾崎豊。
19歳のときに伝説となった大阪球場ライブをしたのが、8月25日だったらしい。
そのときの映像と、茂木健一郎さんがなぜかゲストで、熱く語っている。
それにしても。
尾崎豊はなんてきれいなんだろう。
汗だらけで、ふりしぼるようで、あえいでいて、苦しんでいて、彼しかできない歌い方をする。
どっかシャンソンとか、ブルースに似てる。
初めてギターを弾いたのは小学校5年生だった。
不登校だった。
高校のときも、ひとりぼっちで、休み時間ウォークマンで音楽を聴いていたという。
こんなにうつくしい人がなんでこんなに苦しむんだろう。
同じように苦しんでる若者たちは、仲間を見つけ、
自分の代わりに、バイクを盗んでくれて、たばこを吸ってくれて、校舎の窓ガラスを割ってくれるヒーローに心酔した。
熱い時代だった。
いまの小学生だって、中学生、高校生だって、きっと苦しんでるはずだ。
だけど、こんなふうに、出さないでしょ?
もっとさめてる気がする。
もっと腐っている気がする。
出さないからだよ。
出すものを。
それは、熱だったり、汗だったり、涙だったりするんじゃないのか。
自分を抑えていると体によくない。
どんなひとにも表現がひつようだとおもう。
そうだそうだ。
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コメント
◇ま のすけさん
おお、わずか10分の偶然ですか。
わたしは録画して3回見ました。へへへー。
ま、出しすぎて人に迷惑をかけるのはよくないですけどね。(^^;;;
投稿: しづく | 2007/08/11 12:35
『出すものを出す』同感です・・。
昨夜、10minutes偶然見ちゃいました。(微笑)
投稿: ま のすけ | 2007/08/11 09:52