江戸の誘惑にメロメロ
このところ病院や施設や役所やぐるぐるまわりの、うるおいのない日々だったので、ごほうび。
日曜日は、午前中着付け教室、午後は夫と両国の江戸東京博物館で開催中の、「ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展 江戸の誘惑」を見に行った。
素晴らしかった・・・・。
改めて葛飾北斎の尋常でない天才ぶりをみせつけられた。
鳳凰図屏風のビビッドさときたら、岡本太郎かと思った。いや、こっちが先だ。
また、北斎の娘の応為(いつも北斎に「オーイ!」と呼ばれていたからとか)。
「三曲合奏図」。
もう、もう、これが浮世絵かと思うほど、斬新なデザイン、構図。
周りでも、絶賛の声があふれていた。
女たちのキモノがうつくしくて、ゆったりほとんど着崩れながら身に着けてる様子。
ほかには勝川春草、鳥文斎栄之などの作品が印象的だった。
浮世絵ファンは、ぜったい見たほうがいい。
これがぜんぶボストンにあるかと思うと、歯軋りしたくなるが、アメリカにあったからこそ、戦火や関東大震災をまぬがれたとも言われている。12月10日まで。
ひょうたんからコマ。
怪我の功名。
あれこれ思い出しながら、今日は父の新しい場所へ入所させてくる。
もうすこしがんばる。
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