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2006/09/30

日曜美術館 30年展

手塚治虫は、鳥獣戯画について「非常にナウなんですよ」と語っていた。

上野の東京藝術大学大学美術館にて開催中の「日曜美術館30年展」へ出かける。

大手町で乗り換えて、千代田線で根津。
20数年前、わたしはまったく同じルートで高校へ通っていた。
根津で降りて、高校の横を通る。建て替えた校舎を見るのは、久しぶりだ。かっての正門は通用門になり、大きな銀杏は道からは見えない。
まだあるのかなぁ。

芸大の門を入ってすぐのところに、大学美術館はあった。
意外にも初めて。上野には5つくらい美術館がある。(国立西洋・東京都・上野の森・日本芸術院・藝大付属)ここは、来たことがなかった。
展示室は、1階と3階。
3階のフロアーはとても天井が高く、ひろびろとして気持ちがよい。

展示物も、日本人アーチストを中心に、教科書によく載ってるような有名な作品がごろごろあった。
おもしろかったのは、各ブースにある映像コーナー。
日曜美術館のダイジェストで、展示されてる作品について、「夢の美術案内」、「作家が作家を語る」、「アトリエ訪問」、「知られざる作家へのまなざし」と作者についてや、作品について解説してくれる。

ビデオにでてくる人たちも豪華で、司馬遼太郎、白州正子、池波正太郎、手塚治虫、遠藤周作、東山魁夷、池田満寿夫と今は亡き偉人たちだ。
とくに東山魁夷にはびっくりした。作風から着物を着ているイメージだったが、青い背広を着て、モダンなめがねをかけた方だった。

初めて名前や作品を知る作家も多かった。
田中一村(いっそん)。
画壇と隔絶して、奄美で一人創作活動をしていたという。
彼の「奄美の杜」には、鳥肌がたった。美しく、精密で、しかも幻想的。

菱田春草。
屏風。「落ち葉」。
色彩、余白の使い方、見えない何か、音。
たしか先日みた「モダン・パラダイス」でモネと勝負していた人だ。
わたしはモネには勝ったな、と思ってた。(笑)

松本竣介。
「塔のある風景」
青の画面。なんだろうな。目が離せない。
絵葉書を買おうと思ったが、色が違いすぎて買わなかった。

丸木スマ
丸木位里のご母堂。
わざわざ広島美術館から! おお!(感激)
のびのびとした作風。マティスをみて、「わたしの絵に似てる」と言ったとか。たしかに。

他にもいろいろ見所いっぱい。
おすすめです。
10月15日まで。

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2006/09/25

QRコードを自作してみた

S60 Fanさんのサイトで、QRコードを作れるサイトを紹介していた。

せんもんねっと QR作成サービス

これ、超かんたん、おもしろい。
自分の好きなメアドや、URLを入力するだけで、QRコードの画像ファイルが手に入る。
しんせつ~♪ 名刺とかにメアドやURL入れるとちょっとかっこいいかも。

ちなみに上のところで作ったやつ。ほんとはビットマップ(bmp)だったけど、サイトに表示する都合でGIFへ変換してます。1829_253

GIFになってるけど、QRコード対応携帯の方、読んでみてね♪
きっと昨日の日記は、ほとんど理解されず不親切だったので、今日のは少しは役に立ってもらえるといいな、と願って。

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2006/09/24

アプリを入れられるのがたまらない。

NOKIA N71のお話し。
この携帯は、SymbianOS9.1を搭載していて、つまりはこのOSで動くアプリケーションをインストールして機能追加が可能なのである。
今日は、QRコード読み取りのアプリをインストールしてみた。
こちらで情報をゲット

対応携帯機種は違っても、搭載しているOSが同じなら動くらしいので、同じS603rdEDのNOKIA3250用をダウンロードする。
SISというファイルが、自動インストーラになっていて、USBとつなげるとそのまま簡単にインストールできる。
(ああ、このスペックもほれぼれだ!)
QuickMark

しかもフリーソフト!

そのまますぐテストする。
ひゃほー! わたしのN71は、QRコード対応に進化したぞよ。
miniSDも1GBへアップグレードしたので、いくらでも入るし・・・。
あーあれこれ進化させるのが楽しみでたまらん。
ほんとにこれってPDAだわん。
情報提供のみなさまに、多謝!!

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2006/09/20

レミオロメンのライナーノーツ

レミオロメン。
J-POPを聞かない方には、メロンパンか、ロミオとジュリエットか、カメレオンか、ロマンスか、それいったい何? って印象的な名前なのに、きちんと発音されなさそうなレミオロメン。
同級生3人トリオのバンドです。
(ちなみにレミオロメンの意味はないとか・・・)

ドラマの主題歌、映画「子ぎつねヘレン」の主題歌、アクエリアスCM、とかで意外と耳にされてるのではないでしょうか。
娘が、彼らのアルバム「HORIZON」を誕生日プレゼントにもらったので、わたしも改めてフルコーラス聞いてみたのですが、かなりいいです!
コエもいいし、歌もうまい。詩はボーカルの藤巻くんが書いております。
サイトに、メンバーのライナーノーツがあって、けっこう自画自賛な感じなのが、かわいくておかしいんだけど、ほんとにいい曲だから許せる。自分たちの曲を愛せるっていいことだもの。

ドラマ主題歌になった「粉雪」という大ヒットナンバーがあったんですが、その後もぞくぞくヒット曲を出しております。
なかなか見逃せません、レミオロメン。

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2006/09/16

モダン・パラダイス展 東京国立近代美術館

今朝は、竹橋の東京国立近代美術館に「モダン・パラダイス展」を見に行った。
それほど混んでいない、と聞いていたとおり午前中だったせいもあり、さほどストレスなく見ることができた。
今回は、意外と写真作品が目に付き、それもなかなか新鮮だった。

ジャクスン・ボロックのカットアウト(Cut out)があったのは感激した。
この作品のことがでてくる推理小説を以前読んだことがあり、その本物に出会えたからだった。

一番の圧巻は、藤田嗣治の「血戦ガダルカナル」
かなり大きな油絵で、戦争のさなか描かれた。数人の兵士どおしがつかみ合い、銃を持ち、銃剣をふりかざしているおそろしい絵だ。それを泥のような茶系のベースの色彩の中で、うずもれるように精密に描いている。
じーっとみていると徐々に、これは人の腕、足、顔と判別できて、狂気と恐怖が画面いっぱいにあふれている。

日本画の屏風、「湯女」がぞくぞくといろっぽかった。

もうひとつ舟遊びの絵、(タイトル忘れました)。船にのって着飾った娘たちの着物と、右隅でお盆を拭いている下働きの女性の後姿と着物の差、屋根の上から船をこぎだす男たち。
船の上の華やかな人たちだけでなく、影にいる人たちまで描き込んでいるのはめずらしいなと思った。そこにちゃんと目をやっている作者のやさしさのようなものを感じた。
(☆9/19追記:この屏風は、『隅田河舟遊』 鏑木清方の作品で、常設展示でした。すみません)

いくつかのトルソなど彫像もある。高村光太郎、マイヨールなど。
気に入ったのは、橋本平八「幼児表情」
湯上りなのか、バスタオルのようなものを体にまきつけて、こにくらしい子がちろっと舌を出している。
なんともかわいくて、でこぴんをしたくなる感じだ。

その後、併設しているクイーンアリス・アクアでランチ。ここはいつも人気で並ぶのだが、今日は11:30に行ったら、3組待ちぐらいですぐ入れた。わたしたちの後、急に混んできて、列ができた。入るのなら、11:30くらいがいいおすすめです。パンもころころ豆や穀物みたいなのが入っていておいしい。子羊のバジリコグリルを頼んだが、絶品でした。さすが人気店だけあります。おいしかった!

その後、常設展示も見る。
なんとなく、近代絵画系がモダン・パラダイスへもっていかれてる感じ。
それでも、岸田劉生の坂の絵、(モダンのほうには麗子像があった)南の風の青木繁の影響を思わせる絵(モダンの方には、青木の別の作品があった)など、比較して見られるものもあり、たのしい。
岡本太郎の「燃える人」もまたじっくり見ていたら、「明日の神話」のべろだし雲、とか骸骨、第五福竜丸のモチーフがそのままちりばめられていて、これも神話の流れを受け継いでいることを再確認した。

わたしは、美術館へ行くと、もちろん絵も見るのだが、人もみるのが好きだ。
なんとなく個性的でおしゃれな人が集まってるので、観察してしまう。
とくに、絵の前で直立不動で集中している人がいると目を留める。
それを見たとき、あ、歌を読むときに似てるな、と思った。

作品と対話している。
おのれの中の、さざめく何かを探ろうとしている。

ときおりソファで疲れた足を休めながら、まわりをみながら、またわたしも作品との対話をするのだ。
今日は、相方がいたので、ときどき感想を交わしながらお互い自由に見る。
これよかったね、というのが一緒だと、ちょっとうれしくなったりする。

家にもどると、お手紙が2通、はがきが1通。
はがきは、申し込んでいた着物着付け教室からだった。
これから毎週日曜日の午前中、4ヶ月着付け教室にいくことになった。普段着っぽく着物を着こなせたらいいなーと思いつつ、どうなることやら。楽しみです。


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2006/09/10

国際啄木学会 連続講演聴講メモ

せっかく午後からの 連続講演「歌人 石川啄木」(13時30分〜16時00分)も全部聞いたので、覚書メモなどちらっと紹介。各パート30分
学会ってどんな感じなのかとどきどきしていったが、そう堅苦しくなく、場所も大学の階段教室って感じなので気楽に聞けた。司会の望月(岩手大)教授が、意外に熱い司会ぶりで、豪華なゲストを呼べたことを喜び、今野さんのファンだと熱く語り、とてもきさくで、短歌への愛情を持った方だったので、いいなと思った。

1)高 淑玲氏(台湾景文技術学院副教授) 「台湾における啄木の伝承」
 台湾からいらした高博士は、全て流暢な日本語で講演された。
 啄木、日本政府、台湾の領地管理、領地の日本語教育とわかりやすい年表の資料が配られた。
 台湾の短歌会では、啄木や牧水を手本にしてることや、啄木が生きていれば人道的な愛を台湾に向けたのではないかという考察など語られた。
 単身アウェイに乗り込んで(?)、外国語で講演し、友好的な中にも、台湾の人たちの心理や立場をやんわりと訴えるその精神力を見せてくれた。

2)今野寿美 氏(歌人) 「啄木の責任」
 わたしの前のほうに座っているさらさらおかっぱの髪が美しい方はどなただろう、と眺めていたその方だった。
 『一握の砂』より、8首ひいたプリント。啄木の作品は、文語なのに親しみやすく読みやすい特徴があると述べ、表現の発想が口語、「口語発想の文語文体」であると位置づけた。
 啄木の作品例からそれらを解き明かしていき、啄木が文語の規制緩和の一躍を担ったようすがわかった。
 草壁先生が、啄木だったら五行歌をすぐ作っただろうとおっしゃってるが、それを裏付けるような内容だった。

3)木股知史 氏(甲南大学教授) 「<刹那>をとらえる啄木短歌」
 啄木短歌の独自性として、折口信夫の
 

彼は平凡として見逃され勝ちの心の微動を捉へて、抒情詩の上に一領域を拓いたのであった

 をひいて、心のある瞬間を捉え、何気ない日常に着地させることで新風を成立させたと述べた。
 その他キーワード:意識が記憶のフィルムに強烈な光をあてる→素材が提示される中、意識がはっきり表れている
 短歌滅亡論、へなぶり、緊張と緩和、時代批判・・・etc。

4)三枝昂之氏(歌人) 「暇ナ時」を読み直す
 啄木は、どうしても見つけられない心の置き場を掬い上げている。
 普遍的な主題がうまくいくには、オーソドックスの中にきらっと勝負どころを入れる。
 昭和41年秋に転機がある。環境の変化。
 むずかしい普遍的なテーマに説得力を与えた。

・・・以上聴講メモでした。

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国際啄木学会

9月9日(土)に国際啄木学会東京大会へ行った。
午後の連続講演から拝聴したが、大変おもしろいものだった。(後日追記予定)

そして夕方からは、われらが草壁主宰の講演、「意識人・啄木」。
その啄木に対する愛情と、知識の広さ、奥深さ、多面的な捉え方が、まさに紹介にあったとおり、「世界一」かもと思った。 (※連続講演は30分という短時間の枠内の中での組み立てなので、啄木の短歌作品中心に、比較的狭い細かいところのお話だった。)

先生は、書簡、日記、新聞記事、小説、ありとあらゆるものを残した啄木の軌跡を全部知っていて、その価値を見抜いて、しかもそれをずばりと人に伝えることができるからだ。それもユーモアを交えてだ。
草壁先生のことを、大変誇りに思った一日だった。

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2006/09/06

お買い物

20060906
ここ数日おこづかいで買ったもの。

1)3G携帯電話 Vodafone 804NK 実は NOKIA N71

2)コンタクトレンズ ボシュロムEXO2

3)eneloop ~使い捨てない電池~ &充電器

1)は今日買ってきたばかりで、ここ数日カタログとにらめっこしてやっと手に入れた。
新しい携帯を買うのはすごい久しぶりなので、カメラの性能や、ミュージックプレーヤー、ウエブブラウジングの快適さにキャーキャー。
NOKIAはデザインと、設計思想ってかスペックにほれた。
サイトの開発者コメントとかも思わず見てしまう。要求を盛り込みすぎない節度がよい。
ネットサーフで関連記事もいろいろ漁るが、液晶はシャープらしい。たしかにきれい。

2)最近老眼? 近くがかすんで細かい字の校正がつらい。昔のやや度の低い眼鏡もフレーム変えたばかりだが、やはりコンタクトを新調した。以前より度を落としてもらったら、取り寄せになったが、手元が楽になった。
 また新しいレンズのせいもあるのか、とても視界がクリアになって快適。

3)ポータブルのMP3プレーヤーの電池消費のすごさに頭にきて買った。
  1000回くらい充電して使えるし、自然放電しにくいので、いったん充電したら1年後でも使えるという。
  プレーヤーに入れっぱなしにしてるだけで、アルカリ電池は消耗してたのに、これは違う。
  いい買い物をした。

というわけで、あれこれ研究・テストで忙しい近況でした。

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2006/09/03

『五行歌秀歌集1』 前半

ようやくあらためて、秀歌集を読者として読み始めた。

なんかねー。笑ったり泣いたり忙しい。
いいウタいっぱい。
大好きなウタいっぱい。

すとんとわかって、すぐに涙が出たり、笑いがでたり、こんな歌集ないよ!
分厚いのでまだ半分。
ちょっと休憩してまた読みます。

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2006/09/01

僕と君の全てをロックンロールと呼べ

とうとう行ってきました。サンボマスターライブ。
ちょうどツアーもファイナルということで、山口さんたちも完全燃焼してくれました!

会場には汐留からゆりかもめで行きました。
汐留の「明日の神話」の公開もラストだったんで、じっくり2Fのカフェから眺めてベーグルで腹ごしらえ。
途中地震もあって、ゆりかもめが止まったらどうしよう・・・と思ったら無事動いていてほっとしました。
ゆりかもめからの、景色はなかなかよくて、前の方では外国人旅行者が写真をとりまくってました。

「青海」駅で降りて、ZeppTokyoは青海駅直結、と聞いていたのですが、どこかわからず・・・。
結局インフォメーションのおねえさんに聞いて、車の展示場の裏とわかりはやるこころを抑えつつ向かいました。

入り口には人があふれていて、整理番号順での入場。わたしは225番だったのでついたらわりとすぐ入れました。前の方はけっこうまだ余裕があったんですが、さすがに前線はつぶされるだろうと予想して、3番目くらいのバーのところに陣取りました。それでもまだ40分前です。ちょっと体力温存のため、耳栓して座ってました。
10分前から立ち上がって、二度と座ることはありませんでした。

ドラムスかなー。ビートが大音響でドカンドカンと打ち始めると、心臓が同じリズムで飛び出しそうになってあせった。心臓悪い人は、危ない・・・。とりあえず、耳栓を調整しながら、慣れてきたころははずした。
背がちっちやいわたしは、ずーっと縦ジャンプをし続けるハードなものとなったのでした・・・。

大好きな曲にあわせて歌って踊れるしあわせよ。

まわりのみんなも楽しそうに踊ってるのをみるしあわせよ。
山口さんのピースサインでみんながピースを振り上げるのを見るしあわせよ。
山口さんのMCでシーンと波を打つようにしずかになる会場の上品さよ。
すべてが愛すべき時間でした。

今日の筋肉痛さえいとおしい。
ありがとう、サンボマスター!
ありがとう、ライブでともに踊ったみんな。
昨日のあれは、たしかに「ロックンロール」と呼ぶよ。

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