となりのトトロ。
実は土日と帰省しています。
仕事もひと段落して、娘の部活が7月中は休みなので雨の予報だったけどまったりしに。
意外と天気がよく、あれれ。
金曜日は父のお見舞いに行ってから、亀のいこちゃんと留守番。(夫と娘は金曜から帰省)
「となりのトトロ」を見る。
実はわたしは「となりのトトロ」を最初に見たとき、みんながいうほど感動できなかった。
短いし、ストーリーもシンプルだし、これがそんなに感動的なの? と。
夫がいうには、「あんたは都会育ちだからだ」という。
森とか虫の声がなつかしいのだという。
ふーん、そんなもんかと思っていた。
ほかの、ナウシカとかもののけの方が好きだった。
昨日ひさしぶりに一人でみて、泣きながらみた。
他人なのに、あんなに優しいばーちゃんに。
めいのさびしさに。
さつきの気丈さに。
お父さんののんきさに。
18年前のわたしは、生意気盛りで健康で、恐れをしらない人間だった。
子どもを生んで、病気になって、いろんなことにであって、その年月がわたしを変えた。
トトロのように、月に吼えたい。
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コメント
◇かおるさん
そうでしたかー。先日TVで泣くことがストレスを軽減すると言ってました。ストレス解消にも大いに泣こう!
ふふふー。紅の豚が好みでしたの?
わたしはやっぱり「ハク」かなー。<現実離れ
◇eQさま
宿題・・・ふふふ。みなさんこぼりさんのウタを楽しみにしてるんでしょう。
稲田さんもたまにこちらに寄ってくださるのですよ。そのコメントはぜひご本人に! こちらのお気に入りに入ってます。
そ・・・尊敬できる?? 稲田さんはともかくひー。毎日精進の日々の途中でござる。
トトロ。自然との共存。まさにそうですね。
いろんなものへの愛情をすごく感じます。
木の実ひとつでも、かわいくて愛しい。
いまはなんだかぎすぎすしてしまってる。
もっとのんびりしたいです。
まいにちニュースをみると、どんよりするんですが、それでも何かを信じていくしかないわけで。
日々の小さなことを大切に、笑っていけたらそれがいちばんかなと思うわけです。
投稿: しづく | 2006/07/31 22:13
おばんです(方言)。相変わらず歌の作れないスランプを引きずって、そんなもんで最近は「平和」サイトの敷居もまたげずにいます。でも歌会の宿題は藤内さんが怖いので(ウソ)ちゃんとやってますが。
こんな時つくづく、しづくさんから紹介していただいた稲田さん、すげーなーと思います。あの人は心の中に五行歌のカメラを持っていて、パシャッて風景を捉えると、五行のフレームにその風景が写りこんでしまうのではないかと・・・
しづくさんといい、稲田さんといい、尊敬できる歌人(うたびと)がたくさんいる私はシアワセですね。
で、トトロですが、忘れちゃいけないのは、あれは化け物だということです。こどもが化け物を見たわけですし、それの棲む所にも行っている。夜現れたところを見ると、捕り憑かれているみたいだし、足のたくさんある化け猫までいるらしい。親としては失神ものです。こどもを閉じ込めて、御払いをし、化け物の棲むという森を安全のために伐採するよう陳情するでしょう。
でも、みんな、そんなことをしない。サツキもメイもトトロに会えるのを喜び、トトロもネコバスも、メイやサツキを助けてくれる。
昔は人間と妖怪は共存していたんです。そしてそれは、日本人ならではのスタンスで自然と共存していたということなのです。
宮崎監督の、自然との共生というテーマを、妖怪という接点で読み解くと、トトロも深い気がします。
それはさておき、私の重大なテーマは、トトロ体型から抜け出すことです。やれやれ。
投稿: eQ | 2006/07/30 20:22
私も観る度に、涙します。知らない間に流れています。
私は、「紅の豚」も好きです。あんなにかっこいい豚は、いません。惚れます!
投稿: かおる | 2006/07/30 17:03