道端のディスプレイ
ディスプレイといっても、PCのモニターではない。
飾りっていうか、デコレーションっていうか。
いつも通る道に、ちいさな10cmくらいのカラータイルを並べている2階建てアパート?がある。
そのタイルはある日突然並べられた。
何かを乾かしてるのか、と思っていたが、何日経っても雨の日もそこにある。
「ああ、これは飾りのつもりなのかな」と理解していた。
今日通ってみたら、タイル一枚一枚に、ワープロで漢字のシールがつけられていて、そのほかにも飾りが増えていた。
「Japan Blue ・・・」 (サッカーの応援らしい)
よくみると、青いものがいろいろ飾ってある。
手作りの小さなツリーみたいなものもある。
壁にワープロで印刷された細長い紙のようなものも、何枚か貼ってある。
「今日も雨だけど、明日は晴れる」・・・(梅雨のいやな季節を乗り切ろうと励ましている?)
携帯で撮ったのであまりよくみえなくて残念。
そこには、なんか小さな願いがディスプレイされていたのだ。
なんかお墓みたいでもあり、祭壇みたいでもあり、不思議な空間だった。
作った人はどんな人なんだろう。
ちょっと変わった人かもね。
でもこのディスプレイを作ってしまう衝動はなんかアーチストっぽいな。
ここから、生まれるものもきっとある。
どんなところからでも、いつでも、だれでも。
表現が遠くへ届くことがある。
そこから生まれるものが、きっとあるんだろう。
そういう連鎖の中に、いるのもおもしろいことだ。
人間、やりたいことはやるべきだ。
人に迷惑をかけずに、自分で責任を持てるなら。
人生は短く、芸術はながい。 ヒポクラテス
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