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2006/06/11

世にも美しい入門シリーズ

ワールドカップ、始まりましたね。
梅雨にも入りました。

ちくまプリマー新書の2冊。
『世にも美しい数学入門』 藤原正彦/小川洋子
『世にも美しい日本語入門』 安野光雅 / 藤原正彦

小川洋子さんは、『博士の愛した数式』でブレイクしたが、彼女は藤原氏に取材し、数学を勉強したという。
画家の安野氏と、数学者の藤原氏の接点はなにか。
なんと安野氏は、藤原氏の小学生のころの図画工作の先生だったという。
おもしろいなぁ。
新田次郎と藤原ていさんの息子が数学者。これもなんだかすごいし。

どちらの本も、対談形式になっていて読みやすい。会話の中で、なんども日本語や、数学のうつくしさに打たれる。

うつくしい、は、ひらかなで書いたほうがうつくしく感じるな、なぜか。
たぶん、「美」は、もっとなんか複雑なものが入り込んでるような気がする。
ただただ、しびれるような、ひれ伏すような感動は、やっぱり「うつくしい」が似合う。

タイトルからだいぶそれたけど、どっちもおすすめしたいです。はい。

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