雪 * 雪 * 雪 *
部活でなかなかお休みがとれない娘の都合に合わせ、1泊雪見温泉旅行へ行ってきた。
29日に出かけ、今日の午後には自宅に。
水上方面である。
ここがまあ、雪、雪、雪。
天気予報で積雪量を見聞きしていたが、それを実際に目の当たりにするとものすごいものがあった。
ぜんぶが砂糖菓子でできてるみたいなのだ。
雪はまるみをおびて降り積もる。
それがちょうど生クリームやアイスクリームをこってり盛り付けた状態に似ている。
あらゆるものが雪のクリームてんこもり。
自分がジオラマの中の小人になった気持ちがした。
雪国の人が雪を知らない人と考え方が違うだろうことも、体感した。
自然の力、雪の体積というのはものすごい迫力で恐ろしくもある。
絶大な力であり、美でもある。
そう。うつくしい、ではなく、美。
それでもたまに雪をみるのんきなわたしたちは、雪にぱふっと倒れてみたり、足あとをつけて遊んだりした。
でもどこかで、自分の中にあったいままでの雪に対して持っていた意識が、変わったような気がした。
雪の、ほんとうの姿を見たような気がした。
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コメント
◇詩乃さま
雪景色をみながら、詩乃さんを思い出してましたよ。
本州が「お伽の街」ですかー。
わたしは、「これはジオラマだ。ジオラマだ。」とずーと頭で騒いでました。全体を俯瞰できる感じがそっくりなんですよ。
人工的なもの(家とか橋とか)がめちゃくちゃちっちゃい。
雪のかまくらは暖かいと聞いたことがあります。
音も吸収して静かな感じしますね。
いまここ北関東は、雪はないですが、やっぱり空が大きくて遠くに山が見えます。建物も2階建てくらいのものしかなくて、ひろびろしてます。あした東京へ帰ります。
◇史さま
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
そうですね。多くの大人は電車が止まったり寒かったりで、雪は嫌われ者なのかなー。
でもどこか、お金でも解決できない自然の力を感じてるくらいのほうが、まっとうな感じがします。
きょうは、雪だからしょうがないよねーって譲り合ったり、がまんする心っていうか。
自分はまだ雪ってうれしんですよねー。<いくつじゃ!
誰も踏み入れてない雪のつもったところは、わくわくします。
温泉もよかったよー♪
投稿: しづく | 2006/01/03 17:59
あけましておめでとうございます♪
東京みたいな雪のめったに降らないところに住む者にとって
雪はめんどうくさいもの、枷なんじゃないかと思う(子供は別ね)。
詩乃さんの書かれていた「こじんまりと感じる」「雪の温み」という言葉に
痛切に感じてしまいました。
ちょっと降っただけで大変なことになるじゃないですか。
もう雪に支配されまくりで。
雪と共存することができないからでしょう。
雪への意識がかわったなんて、素敵な体験ですね。
っちゅことで一首☆お待ちしています^^
遅れましたが今年もよろしくお願い致します。
(あ~温泉行きたい~ーー;)
投稿: 史 | 2006/01/01 16:47
こちらでは、はじめまして。
雪についての記述があったので誘われてしまいました。
旅行などで本州に行くと、道や景観を含め
こじんまりと感じます。
私的にはそこに「お伽の街」を感じて楽しいんですが
で、改めて自分の住んでいる場所の大きさを実感したりするわけです。
雪は・・・暖かいですよ。
雪害ともいいますが雪の温みで冬を越えられるのだと
思っています。
投稿: 詩乃 | 2006/01/01 12:17