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2005/11/29

錯覚バンザイ

♪Hero になりたい ただひとり 君にとっての      (Mr.Children "Hero")
このところ毎朝、桜井さんに囁かれて出勤している。 冬の乾燥でひび割れるように乾ききった心に、しっとりうるうる沁みていく。

錯覚バンザイ。

♪ I love you~ (Mr.Children "I Love You")
わたしが先に死ぬときは たった一度だけ この言葉をあなたに。

そして言われてみたい。
心の底から

あなたから

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2005/11/27

ガリガリとはんこ部 入部

今日はずっと前から楽しみにしていた、絵はんこ教室へ行ってきました。
この教室は、大阪在住絵はんこ作家のカキノジンさんが、出張教室として開かれたものです。会場は、湯島天神の前、nicoという雑貨屋さんのスペース。

あらかじめ参加申し込みの際、2cm角でのデザインを考えてくること、という宿題がありました。
ええ、もう1ヶ月くらいかけて、20個くらい考えました。
で、当日気に入ったいくつかに星をつけて先生に見せて、「これがいいんじゃない」と選んでもらいました。
自分も一番いいとおもってたものだったので、よかった☆

s-dougu

参加者は6名。
お道具は、万力:ここに石をはさんで彫ります。
彫刻刀:鉛筆のように細い、5mmくらいの平刃と、もっと細いのと、とんがったの。
サンドペーパー:石の面を整えるのに使用。
黄マジックインキ:石に図案を写し取るのに使用。

s-seisakucyu
s-kansei

とにかくできあがりのすばらしさにかんどー!!
もううっとり!
仕上げの細かいところは、はんこ部部長にやってもらってしまった。<ずる?

どうよー。
でもデザインは、いいとほめられたのです。オッホン。
押した印影を見てはニコニコ。印をみてはニヤニヤ。
うれしい楽しい。
はんこ部 部長のカキノさま、ありがとうございました。

追伸:
ご一緒した部員のみなさま、またどこかでお会いしたい!
とても感じのいい方ばかりで、手作りが好きな人ってみんなすなおでよいこなのかしらん、と思ってしまった。
みなさんのはんこも、とってもかわいくて、すてきなものばかりでした!

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2005/11/24

「イェー」って感じ

11/23朝日新聞朝刊にスティービー・ワンダーのインタビューが載っていた。
彼は、10年ぶりにオリジナルアルバムを出し、そのプロモーションで来日したらしい。
沈黙の10年の間、親友のレイ・チャールズを亡くし、最初の妻も亡くし、『人生をいきていた』と語る。
メディアに出ずとも、彼は音楽を忘れたわけではなかった。

自分がしたいことにベストを尽くすという私の信念は、ヒットしてグラミーを取りたいというわたしの欲望より、大きいんです。
演奏自体がうれしくて仕方がない。
あなたもいいものが書けたら『イェー、イェー、イェー』って感じでしょう

「いいもの」っていうのは、思ったことがぴったりな言葉や音で、表現できることでしょう。
自分の思うベストがそこに形として立ち上がったら、「イェー」なわけだ。

何でも立ち戻ろう。
忘れそうになったら。
この感じだ。
「イェー」。

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2005/11/21

Qちゃん復活~東京国際女子マラソンの奇跡

二年間の空白を経て、東京に高橋尚子が帰ってきた。

わたしは沿道で旗をもって、30分くらいじわじわ待っていた。
どきどきしながら、わくわくしながら、半分泣きそうになりながら。

車がとぎれて、放送が入る。
イエロージャケットのスタッフたちが動き回る。
何台ものパトカー。
旗をつけた車。
赤いつなぎを着た白バイ。
大きな報道車にぴっちりはさまれて、Qちゃんはトップランナーだった。

目の前を通る3秒くらいのあいだに、わたしは叫んだ。

あわてて帰ったが、もうQちゃんはゴールしていた。
めずらしく、多くのスピーチをした。

陸上をあきらめようと思った。
復活。

夢をあきらめそうになっている人へ、自分の力で奇跡を起こした体をはった応援メッセージだった。
Qちゃん、ありがとう。

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2005/11/18

手のちから

flowerwire

かわいいプリンカップに生けた小花。
どこが手作りかって?

水の中をご覧あれ。

ステンレス・ワイヤーをカップに合わせた大きさに丸めただけ。<ここ、笑うとこ

これによって、小さい茎を支えてくれるオアシス代わりになるのです。
実は100円ショップで丸まったワイヤーを見つけ、「これなら作れる!」とまねしたもの。
ワイヤークラフトをやってたので、ワイヤーはいっぱいある。おほほ。

* * *

手から生まれるものは
かっこわるくてもいとしい
手から生まれるものは
わたしの分身

手でできることは
自分の等身大のちからだ
手のちからがそれだ

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2005/11/16

タイガー・ウッズの目

今朝NHKのニュース番組の中で、ゴルフのタイガー・ウッズがダンロップフェニックストーナメントに出場するため来日し、インタビューされていた。
何かに秀でた人の話を聞くのは楽しい。

ここで知ったこと。
◇新婚?
 いつのまにか、彼は結婚していたらしい。

◇パワフル
 プレーのシーンもあったが、ものすごいパワフルなスイングで、ゴルフを知らないわたしにでも、「すごい!」と思わせる迫力があった。

◇目力
 カメラをまっすぐに見つめる目が澄んでいて、歯が真っ白でとても美しいと思った。
 目!
 目を見ただけで、彼がどんな人か伝わってくるような意思の強さを持った目だ。
 

 * * *

夫は、大食い選手権、とかいうものが好きで、先日録画したものを喜んで見ていた。
それを横で見ていて、「!」と思ったこと。

注)このごろの大食いは、時間内にどれだけたくさんの食品を食べられるかを競う。
以前は、早食いもやっていたが、それは危険(まねした中学生が亡くなった)であることからやめたようだ。

だれだったか、「ホワイトバンド」をしていたのだ。
きみにホワイトバンドはないだろう! と突っ込みたかった。
世界の飢餓を心配するなら、その食欲をどうにかしろ。
その食欲がどうにもならなくて、それを武器に戦うなら、ホワイトバンドなんてつけないでほしい。

彼はやさしい人なのかもしれない。
でもあなたはつけちゃなんねぇ。
自分の道を貫くなら、徹底してほしい。
自分はこれでも世界の飢餓を心配しているんです、みたいな媚は捨てろ。
きみは大食いの道を行け。

・・・・・・。

タイトルからぜんぜん関係ないことへ暴走(してるように見えて実はつながっている)。
いや、とにかくなんかこれをすごく書きたかった。
大食い選手権でライバルと戦ってるときの、目もよかったっす。
これはなんていうか、星飛馬の目。

目のことを考えている。
目のことを考えている。
自分の目が血走っていて、濁ってるから。
心がどろどろだから。

目のことを考えている。
すべてを浄化せよ。

 

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2005/11/14

東京の秋を探しに

土曜日は、パソボラの後、前のPTAで一緒になった友だちと、お食事に行った。
coredo日本橋。以前は東急デパートがあったところ。
すっかり生まれ変わって、しゃれた複合ビルになっていた。
少し早めについたので、3FのSONY PLAZAのセレンディピティをのぞく。クリスマスらしい雑貨や、コスメなどセンスが良くて楽しい。

約束の5分前に待ち合わせの4Fのキャトリエムへ行く。
友だちが、ソムリエの方と顔見知りだったので、ワインをサービスしてもらえた。お料理もワインも美味でした。

昨日は、そろそろ紅葉してるかなと夫とふたりで小石川後楽園へお散歩に出かけた。
いちょうはまだまだ。
寒くなったと思ったけれど、まだまだ紅葉には早かったようだ。
それでも、松は藁を巻かれて冬支度。

水鳥も増えていて、見ていてあきない。
わたしの好きなかいつぶりも来ている。
かいつぶりは、働きものだ。
せわしなく、何回も水にもぐる。小さい体なのに、タフだ。
透き通った水を通して、ぐいぐい泳いでいるのが見える。

庭園を散策していると、池のほそくなってるところに、大きな石を渡して通れるようになっている。
水は流れてないのだが、とても澄んでいる。
のぞくと、ザリガニが池の底にたくさんいる。
捕獲者がいないここでは、ザリガニも隠れる必要がないのだ。

花はほとんどなくて、さざんかが少し、十月桜が少し咲いていた。
ひめがまが大きく伸びている。
蕗が黄色い花を咲かせている。
いくつかの赤い実や、紫の実。

足元を見ると、無数の名前の知らない植物がたくさん生えている。
ときどき、もぐららしき土の盛り上がりもある。

こうして自然のもの、いやもちろん人の手が加わってはいるが、植物とか鳥とか池を見るのはやすらぐ。
昨日みた人工的な楽しさとはまた対極にあるものだ。
見たからといって、何がどう、ということはない。
ただ、あれこれ発見するのが楽しい。
鳥がもぐって、どこに出てくるのか、予想がつかないのも楽しい。

理屈でなく、こういうところにときどき来たくなる。
東京には、意外とこういうところがいっぱいある。
地方出身の夫は、地方都市には、こういう庭園はない、という。
畑はやみくもに、びっしりと建売住宅へ変わってしまう。
東京は意外と緑が多くてびっくりした、ともよく言われる。

みんな東京にどんなイメージを持っているんだろう。
東京は、こういう安らぐ場所がいっぱいあるところなんです。
歌舞伎町や浅草だけが東京じゃないよ。

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2005/11/08

虫を外に追い出す方法

今日すごく感動したことがあった。

事務所のわたしの机のそばに、はちのような虻のような虫が突然飛んできた。
わたしがあわてると、隣のささきさんが、動いた。
なにやら長い棒を持っている。
「どこに行ったかな?」
しばし探すと、わたしの机の上の蛍光灯に止まっている。

どうするのかと見ていたら、彼はその長いほうきの棒をそっと虫に近づけた。
すると、虫は、その棒の先端にすっと乗ったではないか!
そのままそぅーと出口へ移動するので、わたしは扉を開けにいく。
出口からじゅうぶん遠ざかってから、棒をふって、虫を飛ばした。

虫をまったく傷つけず、大騒ぎもせず虫を追い出す技に、ぼうぜんとする。
なんだかすごいものをみた。
まるで虫をあやつったみたいだ。
こっちにおいで、と虫に念力で語りかけ、そうだね、と持っていかれたようだった。

まわりのみんなも感心していたら、彼はぼそっと「虫の多い田舎で育ったもんだから」とつぶやいた。
わたしは気のきいた返事もできず、ただただぼーっとかんどうした。

* * *

わたしのお腹にも虫がいる
ぶんぶん暴れている

わたしはハエたたきを片手に掲げて
叩きたくてしかたがない

でもその手をひきとめるものがある
それは今日見た虫を追い出す技だ
虫を殺さず追い出す技だ

おまえはおまえの場所にゆけばよい
わたしはおまえを叩かない
どうかわたしに叩かせないでくれ
おまえの場所へゆくがよい

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2005/11/06

消しゴムはんこ増殖中

消しゴムはんこのことをネットで調べていると、ずいぶんたくさんの人がブログやサイトにはんこつくりを楽しんでいることを発見した。そんな中、こまけいこさんの本がいいらしいと知り、図書館で借りてくる。

『晴れ ときどき はんこ - 雑貨的消しゴムはんこを楽しむ本』 こまけいこ著 主婦と生活社

キュートなイラストを基にした消しゴムはんこがいっぱい。
トレーシングペーパーでうつしとれる図案もいっぱい。
昨日、とあるお礼状を書こうとして、どうしてもここにあったわんこのはんこが押したくなった。

dogmail
わんこはちっちゃい。2cm角内にすっぽり入る。細かいところが大変だが、できてみるとかわいい!
もう2つは、実用的なもの。
郵便番号の枠と、Air Mail のはんこ。
枠と、わんこのはんこを使って、礼状を仕上げた。
こんどは、きれいな色のスタンプインクを買ってこよう。

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2005/11/03

全生園祭り&全生五行歌会

今日は、東村山の多摩全生園へ行ってきました。
毎年11月3日は、全生園祭りが行われ、出店や踊りやくじ引きバザーと、大変なにぎわいでした。
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コミュニティセンターでは、作品展示として、手芸、陶芸、盆栽、写真などのなかに、「五行歌の色紙展」がありました。今回、わたしも色紙を出させていただきました。とてもきれいに飾り付けていただき、うれしかったです。

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こちらにからすうりの実が飾られていて、最後片付けの際に、いただいてきました。
種がおもしろい形をしている、と聞き、家に帰ってから中をのぞいてみました。
お財布に入れておくと、お金が貯まるとか? どうでしょう? 打出の小槌のようにも見えます。

 * * *

歌会は、25名が参加され、草壁先生や三好さんも出席された。人数の多さといろんな場所から集まっていらしゃることに驚く。まるで、ミニ関東合同のような歌会だ。
全生五行歌会は二度目の参加になるが、毎回心の底に手をつくような作品がいくつもあって、じんわりさせられる。生と死をみつめるまじめな視点がある歌会である。
ウタだけでは読み取れなかった背景が語られるとき、思わず泣きそうになる。その奥にある心に打たれる。
全生園という特別な場の持つオーラのの中で、そういった語りも味わい深い場所だぁと思った。

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2005/11/01

サンボマスター ニューシングル

サンボマスターのニューシングル「全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ」が11月2日に発売になるそうです。カップリング曲は、ジョージアのCMソングで、和田アキコの名曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」のカヴァー。
(声質がすごく似ていて、びっくりです)

Sony Musicで11/30まで、サンボマスターのコメント映像と、ビデオクリップがみられます。
ふふふー。36H限定のフルコーラスビデオクリップも見ましたー。

サンボマスター語録のようなフレーズが並ぶんだけど、MC口調が入るともうダメ。
わたしの涙腺堤防決壊。

「共白髪まで」
彼らみたいな独身男性がそんなふうに歌ってくれるとなんかじんとする。
ずっとひとりの人を愛し続ける理想。
きっとじんわりとしたあたたかい愛情。
その瞬間は永遠で
光で闇で 闇で光で

どこかでタンバリンが鳴るのなら
タンバリンが鳴ってると信じることができるなら
わたしもいつか一人ぽっちになっても
タンバリンを鳴らそう
そして耳を澄ませて
微笑むことができますように

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