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2005/10/28

全国大会の自作コメント

いなだっちさんが、私のウタをブログで取り上げてくださったので、調子に乗ってヤボと知りつつも、自作コメントを書かせていただきます。m(_"_)m
まだ作者がわからない段階で、「大好きでした」と書いてくれたので、すごくうれしかったです。


  た 私 星 星 満  
  く の 座 を 天  
  さ 形 が た の  
  ん も 浮 ど    
  の   ぶ っ    
  ム   よ て    
  ダ   う      
  な   に      
  点          
  か          
  ら          

 このウタは、何年にもまたがった複数の経験を元に書かれています。
本物の満点の星、いくつか見た中で印象的だったのは、沖縄宮古島でした。
とにかく空一面、星がびっしりとまたたいていて、どれが星座かもうわからないくらい、気絶しそうなほどの星空でした。(これが約2~3年前)

それとわりとよくプラネタリウムに行くのですが、天井のドームに満点の星空が投影されて、そこに白くラインを引いていろんな星座を教えてくれます。
それを見てたり、後から思い出しているときに、「星座が描けるのは星がいっぱいあるからだ」と思いました。

今は一見無駄としか思えないようなことが、意外にあとで役に立ったことがあります。
何年かたってわかることもあるし、すぐそうなることもあります。
そんなふうにムダな点でもいっぱいあれば、満天の星空のように、星座が描ける。
そこから新しい自分の形が作れるのではないか。新たな大事な一辺(いっぺん)になるのではないか、と考えました。
というわけで、「無駄」という言葉は、私の中でそんなに強い否定の意味を持っていなかったのです。
それでも漢字で「無駄」と書くと、マイナスの印象が強くなるので、カタカナの「ムダ」と表記することで軽さを出したつもりです。
「ムダ」は必ずしも無駄で終わらない、という確信があったので、ウタにしました。

何人かの方から「気になる」と言われ、やっぱりみんなの中では「無駄は最後まで無駄」という認識が一般的なんだなと思いました。

同じグループの草壁先生が、「大事なことを言ってる」「自分も昔、なんでこんな仕事を俺にやらせるんだ、ということがいっぱいあった。でもそれが後に役立ってる」とおっしゃってくださって、「そうそう!」と心の中で相槌を打っていました。
ムダに見えることが、後から役立った経験を持っている人だったら、きっと思ってること。

「人生ムダなことはひとつもない。」

わたしがこのウタで言いたかったテーマは、これだったと思います。
読んでくださってありがとうございました。

井椎しづく拝

PS: いなだっちさんへ
   ムダを強引にムダでなくしてみせる! という「力こぶ」は入ってないかな。
  自然とそうなった、って感じ。あてにしてなかったのに、案外いいものに化けたという感覚でしょうか。
  今、ムダと思ってることでもそう落胆しなくてもよいのですよ、というメッセージもこめてます。

  いずれにせよ、ここまで解説しないとわかってもらえないウタなんだなーとまたつくづく思い知らされ・・・。
  これもきっとなんかの布石に。(笑)
  そうそう。布石、ということばを使おうかと思ったのですが、自分は囲碁をきちんと知らないので、安易には使えないと思いました。

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コメント

◇ひさこちゃん

>勇気づけられました。

この一言に、わたしも勇気づけられました。(^^)

>作者はどんな感覚を歌にしているのか、わからない歌があって、

あります、あります。あとで解説を聞いてわかる場合もあるし、解説でがっくりくる場合もある。(苦)
すべていますぐわかる必要なんてないよ。きっと。うん。

投稿: しづく | 2005/11/01 17:56

なんだかブログを読んでいて勇気づけられました。
歌会では、うまく掴みきれなくて、しづくさんの歌に点をいれられなかったので残念です。
ほかにも、この作者はどんな感覚を歌にしているのか、わからない歌があって、自分の歌の選びかたを考え直させられました。

投稿: ひさこ | 2005/10/30 20:55

◇いなだっちさま
 コメントとトラックバックをありがとうございました。
 感じたままを素直に感想として伝えてくださるのがうれしいです。むりにほめようとか、なんとか好意的に受け取ろうとねじまげるのは、きっと本人のためにならない。(笑)
 豆本。ちょっと照れたのですが、見ていただいてよかった。
 ありがとうございました。(*^^*)

投稿: しづく | 2005/10/29 21:01

こちらも、トラバ、つけさせてもらいました。

当たり前ですが、作者は深いですね(笑)
ご自分の歌のこと、書いていただけて、
ゆっくりじっくり読めて、嬉しかったです。

どうして、力こぶを連想したかと言うと、
たくさんの星の中から、星座を作るために、
いくつかの星を選択する行為を見い出したからです。

振り返って、
すべてがムダではないけれど、
あるテーマ(信念でもなんでも)に沿って、
星と星を結んでいく(あるいは自然と結ばれていく)。
その意味づけのほうに目がいっちゃいました。

でも、グループ歌会で、
しづくさんが、
まずたくさんのムダ(な星)がなければ、
星座は作れない……と言うようなことを、
おっしゃっていたと思うのですが、
その一言には、はっとさせられました。

これからも作品、楽しみにしています。
豆本の中の作品も、じ~んとしてしまいました!

投稿: いなだっち | 2005/10/28 09:49

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さてさて。全国歌会での歌のことです。 以前、ここのブログで、 全国歌会の締切後に、この二首はいい!というのがあったと、 紹介したの、覚えてます? 詳細はこちら。 その二首をご紹介。      ★ 一首目は、当ブログでも、よくコメントなども下さる、 井椎しづくさんの歌でした。      満天の      星をたどって      星座が浮ぶように      私の形も      たく... [続きを読む]

受信: 2005/10/28 09:35

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