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2005/07/25

小田和正の矜持

NHK朝のおはよう日本で、小田和正(57)のインタビューをやっていた。
彼はいま全国ツアーを6月から12月まで
行ってるという。

(彼の率いるオフコースの名曲の数々は、わたしの記憶の中できらめいている・・・。)

いま小田さんは57歳。自分の高音域の声がいったいいつまで出るのか、コンサートで走り回れるのはいつまでか。
彼はそんな不安を抱えながらもやるしかない、とチャレンジしているのだ。
最後の方で、彼がこういうことを言った。(うろ覚えですみませんが)

助けてもらうのはいいけど、
頼ると人は逃げていく。
だから、一人で、のたうちまわるしかない。

おお。(じーん)
最初から頼っちゃだめだ。
どうにもならなくて助けてもらうのはまだいい。
いいこというなぁと思った。

すべての人や物事にかならずしもあてはまらないかもしれない。

でも、彼の言いたいことは、すごくよくわかる。
自分の矜持として、頼らずに生きていきたい。

でもときどき助けてもらいながら・・ね。
で、きっと自分もときどき誰かを助けるんだ。

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コメント

◇美雨さん
 小田さん、好きでしたか。
 わたしは歌でしか小田さんと出会ってませんでしたが、いまなお活躍しつづけていること、先日のインタビューですごく努力の人なんだなと感じました。
 努力で選び取ってる人。あがいていてもすごくまっとう。
 こういう人が、かっこいいっていえる。
 小田さんは、小田さんで、代わりはいないものでしょう。
 その人であることが、プロ(by宮藤官九郎)ってことだから。

投稿: しづく | 2005/07/27 08:42

小田和正さんは私も好きなアーティスト。
彼の生き様の全てを知っている訳ではないけれど、若い頃の透明感(声だけに限らず)を残しつつ、いい年の取り方をしているなって、思います。
自分の考えを人に押し付けるでもなく、また人の影響をもろに受けるのでもなく、常に自分という人間を的確に捉えつつ生きている、そんな風に感じる。
ある意味、目標にしたい大人です。(私も一応大人ではあるけれど)
身近にはなかなか、あぁ、あんな大人になりたいなって、思える人が余りいません。
ただ、気がつかないだけかもしれませんけどね。

投稿: 美雨 | 2005/07/26 15:13

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