二つの展示会
昨日、今日で二つの展示会を見に行った。
昨日は、都筑区民ホールの青葉五行歌作品展。
横浜市都筑区役所内の1Fロビーのようなところに、パネル50面に約100点の作品を展示したもの。
吹き抜けのロビーは天井が高くて、明るく、入った人は必ず通るところなので場所がとてもよかった。
作品もそれぞれが個性を生かして、毛筆だったり、絵手紙風だったり、楽しかった。
光川十洋さんの美しい風景写真も華を添えて、ほのぼのとした展示だった。
講演会は、時間がちゅうとはんぱだったので、ちょっと休憩時間に仲間の顔をみて帰ってきた。
これは明日8/1(月)まで。
今日行ったのは、吉祥寺にじ画廊で行われた、金紙&銀紙の「ゴールド&シルバー」」アート展覧会。
入場無料。ほんとは、夜のトークイベントがメインだと思うのだけど、家族の手前夜はいけなかった。
昼間の展示のみ見に行った。
ゲストブックをめくると、いくつか知った(聞いたことのある)方のお名前がある。
笹公人さんとか。
うーん。うーん。
でもちょっといまひとつだった。(無料だしなぁ・・・)
いままで雑誌などで掲載されたコラムの切り抜きとか、字がちっちゃくて読むのが大変だった。
新しくつくったらしきものは、Macで動く二人の似顔絵キャラがでてくる神経衰弱とか、ちょっとしたゲーム。
金紙さんのオブジェ。スイッチを押すとしゃべる。
銀紙さんのアート。
くらいかな。
オリジナル・グッズは、てぬぐいとかベルトとか。
うちに帰ってからなんで不満だったのか、わかってきた。<あいかわらずいつも反応が鈍い
金紙さんのオブジェのセリフだ。
それは、ある歌人さんへの悪口めいたセリフだったのだ。
たぶん、あの展示の中でもかなりな時間とお金とエネルギーをかけて創ったオブジェとしくみだと思う。
観客にスイッチを押させて伝えたいこと・・・。
それが、ひとの悪口?!
「しゃれだよ、しゃれ!」
っていう部類のものなのだろうか?
これが、「サブカル」ってものなのだろうか?
わたしには、わからなかったし、しゃれも通じなかった。
ある意味、不快だった。
アートって、ある意味、自分のセオリーを打ち出すものじゃないか?
ほかの人のことなんて、関係ないと思ってた。
自分の世界観をだすものじゃないのか?
彼の世界観が、あのような形だ、といわれたらそれまでだけど。
金紙さんとしてのキャラ立ちを考えれば、藁って終わることかもとも思いつつ。
なんか受け入れられなかった。
サブカルチャーの一部が、メインコースに対する単なるひがみの文化なのだとすれば、興味は半減する。
メインコースを気にせず、突っ走るのがサブカルじゃなかったのか。
いや、よくわかってないけど。
ほかのひとは、あれで笑えるのかなぁ。
いいと思うのかなぁ。
少なくとも自分には合わないと思った。
その後ふらふらと歩き、吉祥寺の町は、こんなに人がいてお店があるんだとびっくりした。
いつも井の頭公園にいくときにちょっと歩くくらいだったので。
昔はこんなに店はなかったような気がする。
いったい何年来てなかったんだろう。
人ごみの中で、なんとなく疎外感を味わいながら、ドトールでコーヒーを飲んで帰宅した。
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