「明日への神話」修復へ
今日の朝日新聞夕刊に「岡本太郎の巨大壁画修復へ」という記事がでていた。
2003年9月に岡本敏子さん(岡本太郎のご養女、岡本太郎記念館館長)自らが、メキシコ市近郊資材置き場で本物と認定して以来、日本へ運び公開への道が探られてきた。
この4月に、敏子さんは突然亡くなられ、いまだショックがさめない中、このニュースはうれしかった。
5月末に日本へ運ばれていたという。
ああ、敏子さんはこの壁画をどんなに待ち望んでいたことだろう。
みつけたときの、驚きの表情を、「誰でもピカソ」で放送していたが、岡本太郎が乗り移ったようだった。
縦約5メートル、横約33メートルの大きさ。副題は「ヒロシマナガサキ」
核爆発で焼かれる人間、キノコ雲、第五福竜丸などのモチーフが描かれた反戦のメッセージを訴える迫力の作品である。
これから数年かけて修復公開されるという。大きさがはんぱじゃないので、展示場は特設する可能性もあるだろう。
いつか、会いに行きたい。
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コメント
◇海のさま
あ、さきほどはどうも。(^^ゞ
わたしも全く同じ後悔をしまくりでした。
いつかいこう、いつかいこうと先延ばしにしていたんです。
この壁画はとにかくでかいので、なかなか巡回公開とはいかないでしょうね。広島にいく可能性も高いかも。
とりあえず、修復に1年半くらいかかるようですから、楽しみにしておきましょう♪
投稿: しづく | 2005/06/09 17:39
敏子さんという名前にもどこか惹かれるモノがあった私です。いつか私も岡本太郎記念館へ行こう、行こう。と思っているだけで、あの記事を見つけたときは「私のバカバカ」と反省しました。その時を逃してしまうと、次はないんだなぁ。といつもいつも思い知らされるので、この公開の時は、絶対行きたいと思います(^_^)V
投稿: 海の | 2005/06/09 13:10
◇いなだっちさま
記者会見のTVは見なかったのですが、いろんなところでつながっていますね。
敏子さん、ほんとにびっくりしました。お風呂場で倒れていたそうです。心筋梗塞でしょうか。
岡本太郎記念館へ行って、お顔を拝見したいとずっと思っていたのにかないませんでした。
そのことをブログにも書こうと思っていたのですが、他のいろんな(電車の事故とか)大きな波にかぶって、水をいっぱい飲んで苦しくなって書けないままでいました。
投稿: しづく | 2005/06/08 17:54
この壁画のことは、
以前から知っていたけれど(やっぱ誰ピカかなぁ……?)
岡本敏子さんが、
お亡くなりになっていたのは、
知らなかったです。
それで記者会見の時、
壁画とはさんで、
太郎さんと敏子さんの写真が
飾られていて、
発起人が、
糸井重里さんだったのかぁ……。
納得&合掌。
投稿: いなだっち | 2005/06/08 09:47