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2005/03/27

風邪でぼんやりとモナ・リザに魅入る

今日の東京は暖かかったです。
咳がなかなか直らなくて、こほこほで、頭もぼんやりしてます。

頭がぼんやりついでに、TVの2時間スペシャルを見てしまった。ふだんはTVを2時間見ることはまずないのだけど。
モナ・リザの秘密の話
もう一枚モナ・リザがあったこと、現在モナ・リザと呼ばれている作品は、ダビンチの暗号が隠されていること、などだった。こういうTVは、さんざんほのめかしておいて、結論がはっきりしないのが多いけれど、今回のはすっきりしていた。

もう一枚あるといわれた絵も放映された。「アイルワース版モナ・リザ」と呼ばれ、おそらく「ジョコンダ婦人の肖像画」と思われる。

しかし、この絵のなんとまぁすばらしいこと!
いろんな科学的検証とか資料とかあたまからすっとぶほど、本物と呼ばれてもおかしくない、オーラがあった。(真贋は別にして)
この絵を見られただけで、2時間見た価値があったと思った。

スイスの銀行の地下室に眠るというその作品のモデルはもっと若く、ラファエロが模写したというモナ・リザの素描や、残された古文書、美術評論家・ヴァザーリの記述した特徴と一致するという。

微笑みはマリア特有の表情であること、この時代としてはアクセサリーをつけない特徴、キリストとの関係などが明かされ、モナ・リザは、マグダラのマリアを描いたものという仮説が導かれた。
モナ・リザの微笑みを改めて、見つめると、たしかに慈愛にみちた微笑みだ。この世を超越してるような様子が、いろいろ得られた情報を、納得させられるだけのものがあったように思う。
1枚の絵が、これほど多くの興味と、人を動かすということにもあらためて驚かされた。

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