南セントレア市問題
先週のニュースになるが、愛知県知多郡美浜町・南知多町で、合併是非を問う住民投票と、新市名を決めるアンケートが同時に行われ、新市名候補の「南セントレア市」に反対するとともに、合併もご破算になったと聞く。
特に市の名前が気に入られなくて、反対評が集まったらしいと知り、興味がわいて、いろいろブログを探してみた。
合併にNO!
そもそも「セントレア」というのは、2005/02/17に開港した中部国際空港の愛称である。
しかも空港は愛知県、常滑市にあるのだ。その南側だから、「南セントレア」という名前の候補になったらしい。
もともと新市名は、全国に公募したのに、両町の合併協議会が応募された候補に入ってない「南セントレア」という名前に決定したことから、住民の怒りが爆発?したようだ。(当然だわ)
つまり、名前ももちろん問題だが、合併協議会の決め方に住民の不信感をあおったというのが、この問題の根底にある。
当初、カタカナ名前を地名に選ぶのはどうよ! という主旨の記事にしようかと思ったのだが、調べていくうちにずれてしまった。
しかし、言いたいものは言いたい。
やっぱり日本の土地につく名は、日本語にしてほしいと思う。
この「南セントレア」という名前も、ある議員が「国際化に対応するため」と言ったとか。
セントレアって聞いて、ぱっと意味がわかる日本人はどれだけいるだろうか? (この場合、ちょっと近いだけで地元と関係ない登録商標名だし。第一造語だし。Center+Airport) 英語っぽくすれば国際化、という安易さが愚かしい。
カタカナを選ぶのは、外来語に媚を売ってるように思う。すしはsushi、すもうはsumouだ。それこそが国際化だろう。
日本の伝統的な土地の名前を大切にしてほしいし、もっと誇りを持つべきだ。日本語はこんなにもうつくしいのだから。
やまとは くにのまほろば たたなづく あおがき やまごもれる やまとし うるわし
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