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2005/03/30

頭痛を抱えながらサッカー応援

わたしの体はいったいどうしたんだろう。
今日もほとんど寝込んでいた。
もう一度医者に行き、レントゲンまで撮る。問題はないらしい。

かえってクスリを飲んで寝るが、頭痛がひどくなってしまう。
寝てるといいのだが、起きると頭が痛い。
もう半月くらい風邪気味の気がする。

今週末は九州。
行きたい。行きたいけど。
その前もムリにあれこれやって、長引いてる。
治りかけたとしても、またぶり返すかも。
4月の最初に入学式もある。

がんばれ、ニッポン。
がんばれ、わたしの免疫力。

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2005/03/27

風邪でぼんやりとモナ・リザに魅入る

今日の東京は暖かかったです。
咳がなかなか直らなくて、こほこほで、頭もぼんやりしてます。

頭がぼんやりついでに、TVの2時間スペシャルを見てしまった。ふだんはTVを2時間見ることはまずないのだけど。
モナ・リザの秘密の話
もう一枚モナ・リザがあったこと、現在モナ・リザと呼ばれている作品は、ダビンチの暗号が隠されていること、などだった。こういうTVは、さんざんほのめかしておいて、結論がはっきりしないのが多いけれど、今回のはすっきりしていた。

もう一枚あるといわれた絵も放映された。「アイルワース版モナ・リザ」と呼ばれ、おそらく「ジョコンダ婦人の肖像画」と思われる。

しかし、この絵のなんとまぁすばらしいこと!
いろんな科学的検証とか資料とかあたまからすっとぶほど、本物と呼ばれてもおかしくない、オーラがあった。(真贋は別にして)
この絵を見られただけで、2時間見た価値があったと思った。

スイスの銀行の地下室に眠るというその作品のモデルはもっと若く、ラファエロが模写したというモナ・リザの素描や、残された古文書、美術評論家・ヴァザーリの記述した特徴と一致するという。

微笑みはマリア特有の表情であること、この時代としてはアクセサリーをつけない特徴、キリストとの関係などが明かされ、モナ・リザは、マグダラのマリアを描いたものという仮説が導かれた。
モナ・リザの微笑みを改めて、見つめると、たしかに慈愛にみちた微笑みだ。この世を超越してるような様子が、いろいろ得られた情報を、納得させられるだけのものがあったように思う。
1枚の絵が、これほど多くの興味と、人を動かすということにもあらためて驚かされた。

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2005/03/25

今日はその言葉を信じたい日

今日は、娘の卒業式でした。
謝恩会の委員の最後の仕事を受付で終えて、ようやく一人の保護者として席につきました。
子どもたちの歌を聞きながら思ったこと。

♪未来へ向かってはばたけ

このシンプルなメッセージが、みんなの頭上から降り注いで光となって染みとおりますように。

ずっと友だちでいようね。
大好きだよ。

寄せ書きのことばは、アルバムに刻まれる。
このときの真実は永遠ではないかもしれないけど。
だけど。
だけど。
このときの真実を、今は抱きしめさせてください。
この言霊を信じさせてください。

おめでとう。
きみたちの未来に幸あれ。

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2005/03/21

地震お見舞い

九州福岡・佐賀のみなさま。
何人か様子をお聞きし、大事には至らなかったようですが、不安なことと思います。
余震の可能性もあるとか。気をつけてくださいませ。

なんだか風邪を引いてしまい、ぐずぐずな状態です。
こんなところでつぶやくしかできませんが、お見舞い申し上げます。

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2005/03/17

しづくの本棚 『海山』、『エイミー・セッズ』入荷

草壁先生の最新歌集、入荷しました。
もう少しじっくり読んでからレビュー書こうかと思ったのですが、ネットではムリかも。早くアップしたい気持ちが先走りでした。
エイミー・セッズは、山田詠美さんのエッセイ。
新しくないけど、すてきなエッセンスがいっぱい詰まっていて、ファンにはぜひおすすめしたい!

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2005/03/16

時計やのおじいさんの話

前回、お気に入りの店に登場した、時計やのおじいさんの店に、時計を持っていった。
仕事帰りに寄ると、白衣のおじいさんが本を読みながら、店番をしていた。(おお、ラッキー♪)

「すみません、時計の電池を入れてもらえますか?」と時計を差し出すと、
「はいはい、あ、そこにお掛け下さい」と椅子をすすめられ、さっと、奥に入っていく。(まだおぼえてもらえてないな・・・)

(しばし待つ)

ステンドグラスの扉は、重そうで、向こう側が見えない。
前回来た時は、作業場が見えたのだが、いつのまにか、ビニールのプチプチのようなもので覆われている。
(しかし、プチプチかよ・・・。せめてレースのカーテンはないのか?)

ギーと扉を開けてでてきたおじいさんは、おでこに、『三つ目がとおる』の写楽くんみたいに一眼鏡を貼り付けている。
(こ・・・これはどうやってくっついてるのか?)
よくよく見ると、細い針金がついていて、首からつながってるらしい。

「この時計の電池は小さいんだねぇ」
おじいさんがにこにこしながら話しかける。
「え? そうなんですか?」

「ふつうより、すごく小さいから。どれくらい電池持ちますか?」と聞く。
この時計はお気に入りで、7年以上使っている。一回オーバーホールにも出している。
それでも、時計の電池の小ささを指摘されたのは初めてだ。
「1年は持つと思います。」

時計を受け取り、お金を払う。
おじいさんは、また奥へ消える。

なんとなく立ち去りがたく、ぼんやり立ってると、おじいさんは、トレーにわたしの時計の電池と、ふつうのと2つ載せて見せてくれた。
「ほらね。ふつうは、5mmくらいで、こっちは3mmくらいでしょ。こっち(普通のを指差して)だと2年くらい持つよ」
「!」

「時計によっては、裏蓋と同じくらい大きなものもありますよ。それだと5年くらいもつ」
「今度時計を買うときは、電池の大きいのにするといいですよ」
たまらず、つっこむ。
「いや、でも見てもわからないじゃないですか!」苦笑しながら言うと、
「それなら、店員さんに聞いてみたら?」とまで言う。
(いや、店員さんもそんなことたぶん知らない、と思ったが、それは言えずにちょっと笑ってごまかす。そんなふうに商売っ気がないから、ビニールのプチプチなんですよ・・・。でもわたしはそんなあなたがとても好きなんですけどね。)と心の中でつぶやく。

「また止まったら、持ってきますから」(おじいさんに会いにね♪)
とペコリとあいさつして、店を後にした。

  ◆  ◆  ◆

(おまけ)
店先にかいてあったのは、「時計修理1級技師」という文字だった。

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2005/03/15

近況報告。

忙しいですが、元気です。
花粉症は(いまのところ)ありません。
「啄木」ライブは、行けませんでした。(ざんねん)

義母は、手足が少し動いてました。(起き上がれないけど)
義母は、わたしをみて笑いながら、まくらの上のタオルで目じりをぬぐいました。
義父は、「なんとかやってる」といいました。
義父は、「家には寄るな」といいました。

九州お花見歌会へ歌を送りました。(ぎりぎりですみません)
るんるん♪
土曜日はAQ。
日月もおでかけ。
卒業式ももうすぐ。

足元からすこーし浮いてるかんじ。
どうか無事に、すべてのスケジュールをクリアできますように。

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2005/03/11

一緒に走りきった仲間たちとの時間

4月にPTAの役決めがあり、みんなが大変だからと敬遠する役、謝恩会の委員になった。
それから一年間、準備をしてきて、今日、本番だった。
昨日の午後から会場設営を始め、ばたばたとすぎていったが、苦労の報われたいい会になった。
先生たち、子どもたちもすばらしい発表をしてくれて、感激した。

なによりも。
一緒にいろんな準備をしてきた仲間たち。
仕事もしつつ、限られた時間で、それぞれ得意なことを分担して助け合ってきた。
いまこうしていても、みんなの顔が浮かんできて、泣けてくる。

おつかれさまメールがポツポツ届いて、「メンバーの1人でいられたことをうれしく思います」と。
わたしも同じ気持ちだったので、じーんとした。
全身の疲れがだるくて心地よい。

明日は義母のお見舞いに行ってくる。腰の骨を折って入院しているという。
わたしに何ができるかわからないけど、とりあえず。

今日はほんとに疲れた。
でもたぶん眠れそうにない。
頭の中をゴンチチの「放課後の音楽室」が流れている。

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2005/03/07

いわば詠み人知らずの仕事に泣く

昨日3/6に、わたしは娘とその友だちをつれて、ディズニー・シーにいた。
ほんとはやらなきゃいけないことがいっぱいあるんだけど、いろんなベクトルが働いて、ドーンと打ち上げ花火のように、勢いできた。

先日来、大雪だったり、最高気温5℃だったせいか、すごく空いていて、アトラクションはたいてい15分くらいの待ちで乗れた。ファストパスも1回しか使わなかった。
前回行ったときに見たり乗ったりしなかったものに、7つほど乗れた。

ランドもそうだが、とにかく建物から小物まで、細部にわたるイメージの統一感がプロフェッショナルだ。
今回はあまり待たなかったけれども、アトラクションの順番を待つ間、すでにアトラクションの世界に引き込まれる。
使われてる壁、れんが、人気のアトラクションほど、ほとんど芸術作品だ。
煌くデザインセンス、鮮やかなカラーコーディネイト、ファンタジー、創造力、空想力。こんなところ、誰も見ないんじゃない? と思うところまで凝っている。
どういう人がこれを作ってるんだろう。仕事が終われば、ディズニーの看板がかけられるこの仕事を。
いわば、詠み人知らずの仕事だと思った。

ちょっとした乗り物の壁でも、タイルで美しい装飾がある。植物なのだが、よく見るとスマイルになってたりして。職人もデザインする人も遊び心の花を咲かせている。やっているうちにアイディアがつぎつぎと湧くんだろう。
それで、気がついた人だけが、にっこりする。それだけを誇りにしてるような人たち。

 ◆  ◆  ◆

ディスニー・シーは、シアターで見るショーがとにかく素晴らしい。
中でもマーメイドラグーンシアターは今回初めてみただけに、えらくかんどーして泣けた。
あの宙吊を一日何回もやるのだ。そして脇役がまたすごかった。
テンション高い、ザリガニ?のセバスチャン。無言でひたすら笑顔で踊るひとで。
上空でメカニックなマシンに乗り、花を添える脇役たち。そのマシンの精巧で美しいこと。それをあやつる人たちのみえないところの笑顔。もう、泣けた。

どれだけの観客があなたを見るというのだ。そんなはじっこで、地味なコスチュームで。
それでもカンペキにマシンを動かし、踊りをこなすのだ。それがプロフェッショナルだ。

 ◆  ◆  ◆

フィナーレであなたは観客に手を振っていましたね。
わたしが手を振ると気がついて、わたしだけに手を振ってくれました。こぼれんばかりの笑顔でした。
ありがとう。
いわば詠み人知らずのパーフォーマーたち。
わたしも強く、生きていくからね。

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2005/03/05

南セントレア市問題

先週のニュースになるが、愛知県知多郡美浜町・南知多町で、合併是非を問う住民投票と、新市名を決めるアンケートが同時に行われ、新市名候補の「南セントレア市」に反対するとともに、合併もご破算になったと聞く。
特に市の名前が気に入られなくて、反対評が集まったらしいと知り、興味がわいて、いろいろブログを探してみた。
合併にNO!

そもそも「セントレア」というのは、2005/02/17に開港した中部国際空港の愛称である。
しかも空港は愛知県、常滑市にあるのだ。その南側だから、「南セントレア」という名前の候補になったらしい。
もともと新市名は、全国に公募したのに、両町の合併協議会が応募された候補に入ってない「南セントレア」という名前に決定したことから、住民の怒りが爆発?したようだ。(当然だわ)

つまり、名前ももちろん問題だが、合併協議会の決め方に住民の不信感をあおったというのが、この問題の根底にある。
当初、カタカナ名前を地名に選ぶのはどうよ! という主旨の記事にしようかと思ったのだが、調べていくうちにずれてしまった。
しかし、言いたいものは言いたい。

やっぱり日本の土地につく名は、日本語にしてほしいと思う。
この「南セントレア」という名前も、ある議員が「国際化に対応するため」と言ったとか。
セントレアって聞いて、ぱっと意味がわかる日本人はどれだけいるだろうか? (この場合、ちょっと近いだけで地元と関係ない登録商標名だし。第一造語だし。Center+Airport) 英語っぽくすれば国際化、という安易さが愚かしい。

カタカナを選ぶのは、外来語に媚を売ってるように思う。すしはsushi、すもうはsumouだ。それこそが国際化だろう。
日本の伝統的な土地の名前を大切にしてほしいし、もっと誇りを持つべきだ。日本語はこんなにもうつくしいのだから。

やまとは くにのまほろば たたなづく あおがき やまごもれる やまとし うるわし

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2005/03/02

お気に入りの店

わたしはこのところ、わりとちょこちょこ通ってる店がある。
食べ物屋さんでも洋服屋さんでもなく、雑貨屋や本屋でもない。

時計屋さんであり、アクセサリーの修理や作り直しをしてくれるお店だ。
きっかけは、2日後に合宿で使う娘の腕時計の電池がきれて、あわててどこか交換してくれるところはないかと探して飛び込んだのだ。
自動ドアに、「1級時計技師」(だったかな?)と名前が書いてある。
店に入ると、店中ステンドグラスのランプや照明がきらきらしてる。(後でよくみたらこれは商品だった)

奥から白衣のおじいさんが出てきた。
ビロード敷きの小さなトレーに時計を受け取ると、奥へ消えた。
別の人(息子さん?)が二階から降りてきて、作業を始めると、おじいさんはわたしに時計の話をしてくれた。

電池がぬいてあったけど、入ってなかったの?」 と聞かれた。
「いえ、市販の電池で交換できるかと思って、わたしが抜いたんです」と答えると、
電池は、時計が止まっても入れておくほうがいいですよ。回路が止まってしまう
それに、ふたは、専門の機械でしめるから、むやみにあけると、入らなくなりますよ
その他に防水の話とかもしてくれて、おじいさんがほんとに時計が好きで、根っからの時計職人だということが全身からほとばしるオーラでびんびん伝わってきた。

(なんかこういう人、好きだ・・・。)

おじいさんは、電池が入って動き出した時計を再びトレーに置いて差し出してくれた。
子ども用のスヌーピー柄の時計なのに。
さすが、どんな時計でも素手ではさわらないのだな、と密かに感動した。

それ以来、ネックレスのワイヤー切れを直してもらって、先日は、壊れたイヤリングも直してもらった。
でも、おじいさんにはなかなか会えない。
お店は、主に息子さんがやってるようだ。
なんとかしておじいさんがいるときに行こうと思ってるのだが、うまくいかない。

そうこう思ってると、いつもの革のバンドの時計が止まっていた。
よし、また持っていこう、と思っている。

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2005/03/01

お誕生日

一応、サイトの。
7才か8才くらい? <アバウト
でもって、お友だちのoosumiさんもお誕生日。
Ynotカード送ったよ~♪

忙しい・・・。
でも、小中高の投稿作品を読んだり、謝恩会で渡す先生へのメッセージカードを読んだりしてちょっとなごむ。

「4年生までは学校が楽しくありませんでした。でもH先生になってから楽しくなりました・・・」
こういうの読んだら、先生冥利に尽きるなあぁ。
ってか、こういうことなきゃ、やってらんないかもね。
感謝です。

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