しろくまのピース
昨日のテレビ東京「ポチたまスペシャル」で、日本で初めて人工保育に成功したというシロクマの話を放送していた。
母クマが育児放棄したため、人工保育で育てたのだが、もう愛くるしいのなんのって!
仰向けでひざにねそべってミルクを飲んだり、はいはいしたり。
コアラやパンダも負けそうなくらいのかわいさ。
ここに写真が!
ピースと名づけられたコグマは、高市さんという飼育係りを母親と思い込んで、いつも一緒だ。夜は、高市さんの自宅へ一緒に帰って、ミルクをもらったり、タオルケットをかけて寝たりする。
しかしピースがオトナになるにつれ、猛獣であることから、スキンシップは危険だという園の判断がつきつけられる。
いまピースは、5歳。
ぬいぐるみのようだった面影はない。
でもでも。高市さんを見ると擦り寄るのだ。おりの格子に手をかけて、見つめるのだ。
シロクマだ。
シロクマなのだけど、ものすごい愛情だ。
見ていて泣けてきた。
疑いとか、ためらいとか、照れとかみじんもない。
高市さんだけを見ている。
お母さんだと思って見ている。
自分が大きいとか、猛獣とか、関係ない。
そばにいて、声を聴いている。
にんげんよ、シロクマに負けてないか。
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