うめまつり
今日は小石川後楽園のうめまつり最終日。
寒いが天気はいいので、気分転換にデジカメをお供にふらりと出かける。
うめまつりならではのイベントがいくつか。
水戸徳川家上屋敷の庭園だったことから、水戸黄門ご一行様が園内を練り歩いたり、二胡とギターの演奏会など。
二胡の音色を聞いていると、中国大陸の広い台地と空が目に浮かぶようだ。
鳥が飛ぶイメージや、馬が駆け抜けていくイメージの曲を聞く。
いつもはないのだが、緋毛氈を敷いた縁台がいくつか置かれ、おでんや甘酒の売店が出ていた。
水戸の偕楽園の梅は、ここの梅を持っていたという。水戸の梅や、のし梅など水戸の名菓まで売っている。
晴れているとはいえ、屋外はやはり寒い。思わず甘酒を買う。
緋毛氈の朱が、公園の押さえた色の中で目に鮮やかだ。春を感じる。
梅は梅林として集中して植えられていた。
多くの人がカメラを手に記念写真を撮っている。
これは、紅梅。一本だけ鮮やかなピンクのもの。
こちらは淡いピンク。
花びらも八重で、とても可愛らしい。ロマンチック。
梅の枝は、みんな上に向かって伸びている。
広重の浮世絵を思い出す。
うめまつり最終日だから、散ってるのもあるかなと思っていたが満開のものがほとんど。うつくしい。
今日は空も抜けるように青く、見上げると梅の白さがとても映える。
写真ではうまく撮れなかったが、めじろが蜜を吸いにきている。
めじろって、梅や桜の開花時期になると、どこからともなく現れる。不思議だ。
池には水鳥が来ている。
わたしの大好きなちいちゃなかいつぶりもいる。鴨の羽の色はいつみても美しいと思う。
なんで自然はカラーセンス抜群なんだろう、とため息がでる。
夕方になると多くの人が帰り道に向かい出す。
日が傾いて、風が吹いてくる。
わたしも人々とともに帰路についた。
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