戦争がなくなることを願う一人として
わたしの五行歌を読んだ先生に、「学生の頃から反戦活動に興味があったのか?」と質問された。
「いえいえ、オトナになってからです」と答えた。
その後、ちょっと考えてみて、きっかけは、やっぱり「湾岸戦争」だなと思い当たった。
それまでも、世界の各地で民族紛争があるのは見聞きしていた。
しかし、湾岸戦争は、多国籍軍といって、多くの国が軍隊を派遣した世界戦争だったのだ。
そして、その様子はTVで放映された。
わたしたちは、「戦争を知らない子どもたち」だったのに、「戦争をTVで見る子どもたち」になった。
わたしの生きてる時代に、目の前で戦争が起こったという事実が、ものすごくショックだった。
そこから動き出した平和活動が、インターネット上でも湧きあがってきて、自分にできることもあるというのに気がついたのだ。
わたしのやってることは、ほんのひとしづくのこと。
でもそれをこつこつとやっていく。
それがわたしの生き方なのだから。
※湾岸戦争
1990年イラクによるクウェート侵攻をきっかけに、1991年1月17日イラク・クウェート領内に米軍を中心に多国籍軍による空爆が開始され、約1ヶ月で終結。
当時の米大統領は、ジョージ・ブッシュの父。
日本は、戦争費用として約150億ドル(約2兆円)を負担したという。
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