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2005/01/05

パウエル米国務長官が気になる

わたしはいま、パウエル米国務長官が気になっている。
え? この人、やめたんじゃなかったの?
後任に国家安全保障担当のコンドリーザ・ライス大統領補佐官を選んだとニュースでやっていたのだけど?
最近のニュースの肩書きを見ても、まだ国務長官だ。任期がまだ残っていたらしい。

彼は、ホワイトハウス内でも「中道派」であり、穏健派であった。
そもそも辞任劇も、昨年9月のイラクの大量破壊兵器について「いかなる備蓄も見つかっておらず、将来もみつかりそうにはないと思う」と証言を発端としているように思う。
この発言を聞いたときは、頭から火が出るような思いをしていたが、今思うと、「よく言ったな」とも思う。
たたかれるのを覚悟の上で、彼は真実を伝えることをとったのだと思う。
あれから、彼のことがずっと気になっていた。

最近、スマトラ沖地震津波の被災地で彼を見かけた。
被災地の救援を協議するため、ブッシュ大統領が彼を派遣したのだ。ノーネクタイで被災地をずんずん歩くパウエル国務長官は、なんだかいい顔をしていた。
彼は、きっとこういう仕事がしたかったんじゃないかなと思った。

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