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2005/01/26

ごくささいな違いについて

朝。
雪が降っている。

あいかわらず、緊迫は続いているのだが、今日は太極拳へ行ってきた。

ブック・○フに寄ったものの、たいした収穫はなく、でもお昼になったので、その辺で食事することにする。
このあたりは、一時期通っていた会社があったので、いくつか店を知っている。
一番行きたいのは、洋食のこじんまりしたレストランだったが、ちょっと離れている。
このままずっと駅まで歩いていって、Mへ入ろうかとも思うが、コーヒーはまずいし、ハンバーガーも食べたくなかった。

安易に流れるか、もう少し別な方向を行くか。

けっきょく寒いことだし、手打ちうどん屋さんへ行く。
ここのうどんは、太さがそろってない。手延べ?みたいで、こしがありつるつるとしている。
だしは、さぬきうどんのようにほぼ透明。
こんなに色がついてなくて、かつおの味がするのはすごいと思う。

はふはふと、上あごにやけどをしながらおうどんをすすると、体がすごく暖まる。
あー妥協しなくてよかった。

人生は常にちょっとした選択に迫られる。日々是選択。
そのとき、「ま、これでいいか」という選択ばかりしてると、やっぱりどうでもいい人間になるような気がする。
「(ちょっとがんばって、)やっぱり一番好きなもの」って選んでいけば、どんどん自分の好きな方向性へ近づける気がする。
その差は、いつもささいなものだ。
AかBか。

ささいなものが、いつのまにか体やアタマの中で大きな変化へと育っていくような気がする。
ちょうどそんなことを考えていて、午後読んだ本に、啓示のように光った文章を見つけた。

どうでもよいことでも、それをおざなりにしてしまえば全てが狂い始め、幾何学的な美しさは崩れ、だらしなく、みっともなくなってしまうからです。
 『世界の終わりという名の雑貨店』 嶽本野ばら 小学館 より

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2005/01/25

仔細な変更。

この頃の出来事から~ココログ「heart」をフレーム内に入れていましたが、リンクに解決できない不都合ができてしまうため、別ウィンドウにしました。
そんだけ。

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2005/01/22

ココログ新年会へ行ってきました。

本日お台場TFTホールにて、ココログ新年会というのに参加してきた。
サブタイトルは~ココログブックスコンテスト表彰パーティー~だったのだが、わたしの目的は、枡野浩一さんのサイン会である。
短歌投稿ブログ「枡野浩一のかんたん短歌blog」の傑作選として、『かなしーおもちゃ』が独占販売だったのだ。
『かなしーおもちゃ』に短歌が掲載されたお友だち、伊勢悟史さんの横に立ってたら、投稿常連の方にいっぱい会えて楽しかったです。加藤千恵さんまでいらしていて思わず「おー!」と叫んでびっくりされてしまった。

司会のおねーさんは、表彰式のとき、ブログ名や入賞者の名前を間違え、最後まで訂正しなかったとほほ具合。
ココログブックス大賞は、フクダカヨ絵日記
イラストレーターの方で、タイトルそのまま、イラスト+日記のスタイル。キモノを今風にアレンジしてすてきに着こなしていた。 

表彰式の後、お待ちかねのサイン会では、ちゃっかり枡野さんと握手&ツーショット写真もとってもらって、ほくほく。
カレーや軽食コーナーに立ち寄り、しばしパクパク。サンドイッチ、タルトもおいしかった。

表彰式のほかには、トークショーとして(花田紀凱氏、室井佑月氏、吉井怜氏)があった。
あまり充実したトークとはいえなかったが、ブログの可能性とかみんなどう書いてるかとか、少しわかったような気がした。

吉井怜さんは、スタイルばつぐん、顔がちっちゃくてお人形さんのような可愛らしさ。
白のホルターネック(首の後ろでとめるやつ)でかつミニスカート。
ご自分の魅力とかキャラをよく熟知されたスタイル。

花田紀凱氏の話では、「(ブログって)短い文章がいいですね」
読むのに時間がかかったり、見てぱっとわからないのはよくないと。
「長いものはたいてい削れます」みたいな発言は、いかにも編集者の目だった。

室井さんは、シャキシャキした話しぶりがよかった。(司会にいらついていたかも?)
室井さんのスローガン。
「原稿料分だけの満足度をあなたに」
お金いただいている以上、読者には満足してもらいたいという心意気。なるほど、たしかに。

クッキーのおみやげももらって、新年会費¥1,000の満足度は十分だった。

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2005/01/20

緊迫した空気

昨日の記事で、「家中非常事態宣言」を書いたが、その話。
ありていにいえば、娘が中学受験生なのです。
昨日、今日と願書を出してきた。

間違いがあったらいけないので、緊張する。
自分にとっても初めてのことなので、すごく並ぶのかな~と気合を入れて防寒対策もして出かけた。
あまり早すぎず、遅すぎないころをねらって行ったら、2校ともほとんど並ばなかった。
ひとつの受付では、受験料の札束を事務の人が数えているのが見えて、なんだか嫌な気分がした。
一回¥25,000ですぞ。
300人くらい受けるとしても、すごい金額だなーと計算してしまう。

家に帰るとまゆげが八の字になってる娘がいる。
ナーバスな父親もいる。
三人が集まっていると、いまだかってありえない、緊迫した空気が家の中を流れている。
そこにいるだけでなんだか疲れてしまう。
夜一緒に算数の問題を解くのだが、けっこうわなにはまってしまったりする自分が情けない。はぁ~。

はやく終わらないかなぁ。
きっと本人が一番そう思ってるのだろうけど。

ぶつぶつ言ってる彼女にいろいろ言葉を投げかけるのだが、こちらも余裕がないと逆効果な言葉かけになってしまう。
けっきょくは彼女の人生。親がしてあげられることはあんまりない。
私が親にしてもらったこと。
火事にも泥棒にも盗まれない、教育という財産をあげること。
苦労してもぎとった成功は、喜びを教えてくれるだろう。
ま、結果はどうあれ、がまんして勉強するという経験も、必要なのだろうと思う。
家族みんなも、同じように、いくつかのがまんをしている。
がまんって、つらいなぁ。

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2005/01/19

新しいおもちゃ

ずっと黙っていたのだけど、新しいタブレットを買った。
WACOMのCTE-630、A5サイズ。
型番ちがうけど、こんな感じ
以前持っていたのは、RS-232C接続のA6のちっちゃいやつだった。
買い替えのきっかけは、娘がペンをなくして(ワイヤレスなので)買い換えようと思ったら、ペンだけで6,300円もすることがわかり、ついでに本体を買っちゃえ! という勢いになる。
USB、いいねぇ。どうせならもっと大きく、A5いいねぇ。
なぬ! Photoshop & Painterがバンドルされてるのがある! = 買い。
という図式が激しく成り立ってしまった。

うふふー。Photoshopすごいねー。
うすぼんやりの写メールもきれいになるぜ。
あー、ほんとはやることあれこれあるのに。家中非常事態宣言なのに。
新しいおもちゃで遊んでるときは、しあわせだー。

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2005/01/14

爪の痕

考えごとを
していたら
いつのまにか
眠ってしまって

くちびるの上に
爪の痕が
のこった。

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2005/01/13

戦争がなくなることを願う一人として

わたしの五行歌を読んだ先生に、「学生の頃から反戦活動に興味があったのか?」と質問された。
「いえいえ、オトナになってからです」と答えた。

その後、ちょっと考えてみて、きっかけは、やっぱり「湾岸戦争」だなと思い当たった。
それまでも、世界の各地で民族紛争があるのは見聞きしていた。
しかし、湾岸戦争は、多国籍軍といって、多くの国が軍隊を派遣した世界戦争だったのだ。
そして、その様子はTVで放映された。
わたしたちは、「戦争を知らない子どもたち」だったのに、「戦争をTVで見る子どもたち」になった。

わたしの生きてる時代に、目の前で戦争が起こったという事実が、ものすごくショックだった。
そこから動き出した平和活動が、インターネット上でも湧きあがってきて、自分にできることもあるというのに気がついたのだ。
わたしのやってることは、ほんのひとしづくのこと。
でもそれをこつこつとやっていく。
それがわたしの生き方なのだから。

※湾岸戦争 
 1990年イラクによるクウェート侵攻をきっかけに、1991年1月17日イラク・クウェート領内に米軍を中心に多国籍軍による空爆が開始され、約1ヶ月で終結。
 当時の米大統領は、ジョージ・ブッシュの父。
 日本は、戦争費用として約150億ドル(約2兆円)を負担したという。

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2005/01/10

ことばのことを考える

今日は新宿へバーゲンに行った。
なかなかプロパーでデパートに買い物に行く勇気がない。
バーゲンのあのごちゃごちゃとした混沌の中で、やっとふらふら紛れ込むことができる。

今日のお買い物。
茶のくつ。
茶のスカート。
黒の革のスカート。

足が棒になったので、帰りにお気に入りのカフェへ寄る。
一人なので二人席に座ろうとすると、マスターが「こちらでもいいですよ」と四人座れる丸テーブルを薦めてくれる。
今日は、お客様が少ないようだ。
「一人ですが、いいですか?」といいながらも、ちゃっかり座らせてもらう。

ここは、本がたくさん置いてあって自由に読める。
手に取った本。
谷川俊太郎著 『ことばを中心に』 草思社 1985

いくつか気になったことばを、ちびノートに書き留める。
ショート・ショートについての記述が、なんだかウタへも通じることがあるなと思って興味を持つ。

今日のメモ:
 ”どんなに短くとも、言葉は人間のドラマを語りうるという楽観主義”
 ”要は人生の切り口を見せること。それも新鮮でなまなましいものを” ・・・etc.

人間のドラマかぁ・・・。人生の切り口かぁ・・・。
ことばを生業としている人は、やっぱりことばについて、真剣に考えているもんだ。
 

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「五行歌」1首追加

2005年関東合同新年五行歌会へ投稿した作品をアップしました。
今年の抱負もかねています。

迷っても
わたしには
地図がある
道しるべがある
ポラリスがある

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2005/01/09

関東合同新年歌会でした!

ここんとこ、この準備でめいっぱいでした。
やっと本番。
昨日送ったはずの荷物が、別の階の受け付けに届いていて、わからなかったり、あれこればたばたしてましたが、無事終了いたしました。
二次会では、1時間たっても料理が出てこずに、店長よんでこーい! 状態になったりとか。
なんだかすごいエネルギーがうずまいて、でも皆さんそれなりに楽しんでいらした様子でよかったです。
忙しすぎて、参加してくださった皆様とあまりお話できなかったことが、残念です。
遠くからいらしてくださった皆様、ありがとうございました。

あいかわらず私は低点クラブだったわけですが、お一人「わたし2点入れたわよ~」と言ってくださった方がいて、思わず「ありがとうございます!」と固~い握手をさせていただきました。
ほんの一握りの方でもいい、心に留めてくださる方がいてくれたら。
井椎しづく、明日への励みにいたします。ありがとうございました!

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2005/01/05

パウエル米国務長官が気になる

わたしはいま、パウエル米国務長官が気になっている。
え? この人、やめたんじゃなかったの?
後任に国家安全保障担当のコンドリーザ・ライス大統領補佐官を選んだとニュースでやっていたのだけど?
最近のニュースの肩書きを見ても、まだ国務長官だ。任期がまだ残っていたらしい。

彼は、ホワイトハウス内でも「中道派」であり、穏健派であった。
そもそも辞任劇も、昨年9月のイラクの大量破壊兵器について「いかなる備蓄も見つかっておらず、将来もみつかりそうにはないと思う」と証言を発端としているように思う。
この発言を聞いたときは、頭から火が出るような思いをしていたが、今思うと、「よく言ったな」とも思う。
たたかれるのを覚悟の上で、彼は真実を伝えることをとったのだと思う。
あれから、彼のことがずっと気になっていた。

最近、スマトラ沖地震津波の被災地で彼を見かけた。
被災地の救援を協議するため、ブッシュ大統領が彼を派遣したのだ。ノーネクタイで被災地をずんずん歩くパウエル国務長官は、なんだかいい顔をしていた。
彼は、きっとこういう仕事がしたかったんじゃないかなと思った。

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NO BORDER !

日清カップ○ードルの新しいCMがオンエアされていると聞く。
でも、TVを見る時間がないので、まだ見ていない。
日清のサイトで、見ることができるとの情報を得て、突進。
(Windows Media Playerが必要です)

新作の「FLOWER」編は、わが愛するミスチルのオリジナル楽曲(タイトル未定)という。
バックナンバーと製作スタッフによる「撮影こぼれ話」も必見!
泣けるぜ、ベイベー。

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あけましておめでとうございます。

2005年がスタートしました!
ゲストブックも新しくしました。
本年もマイペース更新になりますが、よろしくお付き合いくださいませ。
m(_"_)m
密かに「しづくの本棚」へもぼちぼち入荷しております。

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2005/01/03

ただいま。

shogatu東京に帰ってきました。(BGM:タガタメ♪)
こちらは暖かくてうれしい。
ちょっと空気はにごってるけど。人もわさわさいるけども。
雪もちょっとしか残っていない。
あのぴかぴかしたひろーい空間はどこにもない。
でもいつもの駅に降り立つと、帰ってきた~と思う。
わたしの町だと思う。

 ◇ ◆ ◇

腰の具合はだいぶまともになってきました。
元旦は、おばあさんのように腰が曲がってましたが、今はいちおうまっすぐ立てます。
痛みはまだちょっとありますが、これなら9日までには元気になっていそうです。

帰宅したものの、年賀状の追加分作成とか、新年会の選歌とか、本誌投稿とか、とかとか・・・。
今日はそっちを片付けます。
明日午後はお仕事へ。
娘も塾へ。
がんばろう。

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2005/01/02

こ、腰が・・・

yukidaruma 北関東某所からこんにちは。
 今日はPCから。

 昨日、スコップでざくざく雪をすくって、ワイルドにビッグな雪だるまをつくったのはいいのですが・・・。そのときは気がつかなかったのに、腰が立たなくなってしまいました。
 プチ・ぎっくり腰?! 

 今日は昨日よりはいいのだけど、ころんだら歩けなくなるかもという不安で、家族はスケートに行ったのに、お留守番。(;-;) (以前にもぎっくり腰をやっている。そのときは回復まで1週間くらいかかった)
 どうなるー9日マイク係りー!
 ひーちゃんも、なんだか足を5針縫うけがをしたらしいし。
 満身創痍?
 家族には、「年だ年だ」とののしられ、悲惨な新年のスタートになりました。
 でも、きっといいこともあるよね? 

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2005/01/01

あけましておめでとうございます。

除夜の鐘を聞きながら眠った新年でしたが、地震で起こされました。
こちらは北関東某所ですが、雪だらけです!
こんなお正月ははじめてです。
これでは車も出してもらえません。雪遊びを楽しむことにしましょう。(気分はユジン)

平和ってあたりまえのことが、あたりまえにできること。
子どもも大人も笑顔でいられること。

願うのは、
PEACE!
心の内側でも
外側でも。
あなたも
わたしも。

井椎しづく

(携帯メール、モブログからの投稿でした。)

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