点字のメニュー
昨日は、パソコン教室の忘年会でありました。
いつものように、晴眼者を先頭に肩に手をかけ、汽車ぽっぽの状態で中野駅前へ。
居酒屋「和民」中野駅前店へ向かう。
通常の営業時間は、夕方5:00からなのだが、特別に午後2:00から開けてもらって貸切状態。
やれやれ、と席につくと、店長さんがなんと「点字のメニュー」(!)を差し出すではないか。
宴会コースだったので、お料理は注文しないが、ドリンクが飲み放題だったので、ドリンクのページを開いて渡してくれた。それも一冊ではないのだ。4冊くらい持ってきて下さった。
点字は特殊な大型プリンタでないと打ち出せない。通常は、点字器を使い、厚めの紙に1点、1点打ち込んで作る。単純なコピーなどできない。それで4冊も出てきたことに、わたしは驚いたのだった。
盲人の方が100%点字を読めるわけではないが、やはり自分で確認できるのは安心だし、うれしいようだ。読める人が、ドリンクの種類を紹介してくれる。わたしも読み上げて、注文をとる。飲み放題プランにない飲み物もオーダーに対応してくださった。(病気のためアルコール禁の方がいらした。)
時間外ということで、人手も少なかったようだが、店長さんがとても親切に笑顔で応対してくださって、感激した。冬の宴会キャンペーン中、ということでみんな住所を聞き書きしながら、応募用紙も出してきた。このお店に、久々に「ホスピタリティー」を感じた日だった。
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