地震とか人質とか
電車のドアに
広告が貼ってある
『14歳からの哲学』 池田晶子
悩むな、考えろ。
そか、悩むと考えるは確かに違うよね、と思いながら電車を降りる。
◆
新潟の余震が止まらない。
なんとかしてくれ。
土砂崩れで埋まった車の中から、2才の坊やが奇跡的に救出された。
かわいい目をくりくりさせて、首がちゃんと立ってた。
うれしかった。
レスキューの方々、お疲れ様です。
この寒空の下で、まだ捜索活動をしているんだろうか。
亡くなったお母さんは、最期の息の下で、坊やが助かったことがわかっただろうか。
せめて伝えたい。坊やは助かりましたよって。
◆
日本人の人質。
なんだか無計画、無知な旅行者だったようだ。
悪いが新潟では、もっと人が死んでいる。
あまり同情する気になれないでいる。
◆
悩むな、考えろ。
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コメント
◆岡村さん
ご訪問、ありがとうございました。
書き込みうまくいってよかったです。
「既存の概念でウタをつくる」
ちょっと「はっ」としました。
既存の概念は共感を生みやすいのかもしれないとも思いました。でもそれにとどまっているのは、創作とは呼べないですね。どこかに新鮮さ、目の付け所などもほしいかもしれません。
しかもウタの場合、あまりそれらをねらいすぎると、ウタとして品がなくなりそうです。
考えちゃうとむずかしい。考えないで生み出せて、結果的に新鮮さもあるというのが理想なのでしょうか。
PS:わたしもずっとTVの前で原始人のように祈ってました。
投稿: しづく | 2004/10/28 22:41
ほんとうに切ないですね。
科学や医療や社会全体のいわばシステムが
これだけ進歩しても、原始人のように祈るしかない僕たち。
やりきれません。こんな寝言を五行にしました。
もう十月が終わる
次々の台風と
むごい地震を残して
大空も大地も
何を怒っているんだ
あるサイトで「秋」を詠む五行歌が募られていました。
諸姉諸兄の「美しい秋」にあきれているところです。
既存の概念でウタをつくる(捏造に近い)方々が多いのは
どういうわけでしょうか? あ、横道にそれました。
はじめてお邪魔しました。また寄せてもらいますので
どうぞ、よろしくお願いいたします。
投稿: 岡村隆司 | 2004/10/28 09:06