お引越しのお知らせ
今、前回の記事を見たら、死ぬまでココログ書くとありますが、早くも翻すことをお許しください。
前回紹介した、新しいウェブサイト
こちらにもブログがありますので、今後はブログをそちらに書こうと思います。
topページのメニューから>Nowadaysへお進みください。
ココログは、装丁の記事などがありますので、過去ログとして凍結しておきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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私の本家ウェブサイトですが、Googleのなんとかさんに「字が小さい!!」と怒られていました。
なんかサイト品質をチェックするやつ。
確かに、スマホで見るとメニューとかめちゃくちゃに小さいのでどうしようかと考え、wordpressに移行して、スマホやタブレットでも見やすく改造することにしました。
ベースのコンテンツは変わってないですが、アクセシビリティが変わってます。
ここ数日こもって作業していたのですが、何となくできた気がするので、そちらを案内します。
http://shiduku.s2.xrea.com/wordpress/
スマホでアクセスしてくださる方は、こちらの方が格段に見やすいと思いますので、よろしくお願いします。
いまは、まだ調整中なので、/wordpress がついてますが、完全移行完了したら、以前と同じURLにします。
xreaサーバーがwordpressインストールできたので、ありがたや。
某仕事で、wordpress.comを使ってみたのですが、手軽でプラグインの更新も自分でしなくていいのですが、(無料はプラグイン追加できず)、やれることが少なくて不満でした。
自分で入れてれば、いろいろいじれて楽しいですねー。
ココログもどうしようかと思うのですが、なんせ2004年から続けているので、もう死ぬまでやるかなと。
そんなところでよろしくです。
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8月25日(土)、父の祥月命日に母と姉と私でお墓参りにいく約束をした。
出かけるついでに、母が、チームラボの展示を見たいというので、ネットで予約状況を見ると9:00-9:30の4枚しか空きがない! 慌てて姉に連絡し、なんとか予約するが、母が行きたかったのは、青海の「チームラボボーダレスお台場」だったことがわかり、がっくりしたのはまた別の話。(予約する皆さま、チームラボ2つあるので、間違えないようにしてくださいねー)
さて気を取り直してせっかくなのでチームラボプラネッツのレポを。
ネットで予約した際、メールからリンクされるQRコードがチケット。入場口にかざして、3人入場。
けっこうもう並んでいた。夏休みをさければ、もっとすいてるのかもしれないが、そんなに子ども連れはいない。
ボーダレスのほうが、ファミリー向けとありました。
サイトにもありますが、注意点として、裸足になること、ひざ下まで水につかること、手荷物はカメラやスマホぐらい全部預けること、床が鏡なのでスカートだと下着が見える可能性があること。
ディズニーランドみたいに、最初の部屋に集められて、VTRを見る。
その後、ロッカーに荷物を預け、裸足になって、全体的に暗い建物の中を歩いて回ることになる。
スマホは首から下げる濡れないカバーを貸してもらえる。
いくつかのお部屋を写真で紹介。間違いなくどれもインスタ映えする(笑)
黒のずぶずぶ。
ちなみに、私のぎっくり腰は、出口でうずくまる母を引っ張り上げようとして、ぐきっといった思い出の場所。
ここは2つめの部屋だったのだけど、意外に体力を消耗してしまった。
全身で作品を体感するのが、このイベントの特徴である。
光のカーテン
鏡に囲まれた、明滅する光のカーテンの通路を夢のように歩く。ひかりは何色も色を変える。
水面に浮かぶ夏の夢
ひざまで水につかりながら、バーチャルな生き物を追いかける。
光る大玉
自分が小さくなったよう。不思議なスケール感で、色が変わる玉におしつぶされそうに進む。
天井から降り注ぐ花嵐
寝転んでみると、天井全体がプロジェクションマッピング。
夢のようにめくるめく音楽と映像。
足がぬれる場面では、タオルを貸してくれて拭くことができます。
異空間にさまよったような感覚がありました。
私たちは、1時間くらいで出てきましたが、もっとゆっくりみたら2時間くらいでしょうか。
デートに向いていると思います。
ふたりでうっとりするのには最適ではないかしら。
大人3,200円ですので、なかなかのお値段。
お金がかかった施設だなとは思いますが、もう少し安いほうがよかったな。
でも大変楽しかったです!
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東京国立博物館 平成館で開催中の縄文展に行ってきた。
お盆休みで都内はすいてるかと思いきや、平日でもチケット売り場から長蛇の列。
中に入ると、平成館の前に行列はなかった。
ちょっとほっとする。
第1会場は、土器を中心とした展示。
日本国内のさまざまな場所でみつかった土器や宝飾品など。
土器の白眉は「火焔型土器」であるが、そこに至るまでの素朴な「用」のための器から、徐々に装飾の楽しみを見出していく様子がよくわかるようになっている。
3章では海外のイラクやシリア、パキスタンから出土された壺や椀の紹介。
これらは、彩色であり、縄文のような土の立体感で模様をつけるものとは全く違うことに改めて気づかされる。
また、火焔型土器は、新潟県十日町に集中しており、一人のまたはその周りの数人のみで作られたようだ。
持ち手やぶる下げるための突起が、どんどん発展して炎の飾りのようになって。
作り手の喜びが見えるようだ。
第2会場は、目玉である国宝の土偶がすべて見られた。
このポスターにある6点が縄文時代の国宝。
ひとつひとつが透明なケースに入れられ、360度からみられるように工夫されている。
以前にも土偶はみたことがあったが、「中空土偶」と「合掌土偶」は初めてみたと思う。
「中空土偶」の可愛らしくユーモアのあるお顔は、会場でも大変人気があった。
一通り見終わっても、もう一回みたくなる可愛さなのだ。
あとはスタイリッシュな「縄文の女神」
すらりと伸びた脚、ひきしまったボディ。現代アートとしても十分な造形美にうっとりする。
土偶は、女性をかたどったものが多く、女性そのものが神聖なものだったように思う。
命を育む存在として、大切にされていたのだろう。
動物をかたどった土器や、子どもの足型をとったものとか、見ていてほほえましいものもたくさん。
教科書で一度は見たことがある、ゴーグルをかけているような「遮光器土偶」も。
今のように、インターネットはおろか、電気もガスも自動車もなかった時代だけど、小さな幸せや楽しみはあったのだなと思う。
今の私たちがみても、すてきだと思うものが、使われて大事にされていて。
この温かみのある作品たちは、見ていると癒される不思議な力も持っているようだ。
それは、作品の中に、「祈り」、尊い精神を感じるからなのかもしれない。
【特別展 縄文 〜 1万年の美の鼓動】
東京国立博物館 平成館
9月2日(日)まで (月曜日休館)
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「おかえり色彩」~今日マチ子『センネン画報 +10 years』発売記念原画展を荻窪の書店「Title」2階ギャラリーへ見に行った。
今日は、作者の今日マチ子さんが13:00~15:30在廊と知り、出かけたのだ。
『センネン画報』は、2004年から今日マチ子さんが「同名のブログでほぼ毎日描き続けている1ページの漫画」である。
いつからか、今日さんのブログで『センネン画報』を見るのが楽しみになった。きれいでシュールで残酷で痛くて言葉がないのに、伝わるものがあった。
インタビューの記事だったか、なぜ無料公開で漫画を見せてるのかの質問に対して、「私のような無名な新人(当時)が見てもらうためには、とにかく出していかないと」と語っていたのを鮮明に覚えている。
どんどん出して、とにかく見てもらう。話はそれからだと。
その言葉を見たことがきっかけで、自分も作品をウェブサイトでちょこちょこ出すようにした。
がっかりするほどアクセスが低くてもなんでも!
『センネン画報』が最初に本になったのは2008年。予算の関係か、前半カラー、後半はモノクロ。
『センネン画報2』が2010年出版でフルカラー版に。
このときに、出版記念でIID世田谷ものづくり学校、ワークショップがあって、私はそれに参加していた。
ブログ->『センネン画報その2』発売記念ワークショップ
あれからもう8年なのね・・・。
2階のギャラリーは狭いとのことで、整理券をもらい少々1階で待機する。
Titleという書店は初めて行ったが、店主の方の本を読んだことがある。
どんな品揃えなのか、じっくり書棚を拝見。
この分野でこの本をそろえるのか、とか、この作家はまとめておいてるな、とか書棚をどうデザインするかが書店の魅力になってるのだなと確認。
そのうち呼ばれて、狭い階段を上がる。
原画は思ったより点数が少なかったけれど、過去の本やグッズなども並んで、何より、今日は、今日マチ子さんが在廊していたのである!!!!
サイン待ちの人がいらしたので、まずは原画を拝見。写真もOKということで、数枚撮らせていただく。
『センネン画報』は漫画なのだが、セリフがない。絵の力だけで起承転結になっている。
コピックという透明感の出るマーカーが使われている。ブルーが印象的。
隅に色校正用紙も置いてあって、思わず見入る。
手があいたようなので、今日さんの前に立って、サインをお願いする。
「お名前は?」と聞かれて、名刺を差し出した。
すると、隣の太田出版の方が(たぶん野口さん?)、お名前みたことある、と言ってくれて驚く。
実は、『センネン画報2』のワークショップに参加したことがあります、と話すと今日さんがちょっと喜んでくれたようす。調子に乗った私は、「よかったら私の歌集なんですけど、読んでいただけますか?」と差し出した。
すると、「・・・好きなので」と受け取ってくださった!!
これは井戸喜美代さんの影響。瀬戸内寂聴さんの庵を尋ねたときに、歌集を渡したとのエピソードが私の頭をかすめたのだ。大好きな人に、読んでもらえたら、こんなに嬉しいことがあるだろうか!
サインもうれしく、おまけのシールやはがきも入っていて、何より胸が打たれたのは、「この10年の作品リスト」という手描きコピーだった。
『センネン画報』は最初はひねくれた感じだったのものを「叙情」テーマにしぼったこと、2010年から2014年は入院以外休めなかったこと、今は仕事の予定をいれず充電期間らしいこと。
これを読んでいるうちに、なんだかむしょうに泣きたくてしかたがなかった。
この激しい年表に翻弄されて、消費された魂が、また再生しようともがく魂が苦しくて悲しくてしかたがなかった。
無言の絵は叫びつづける。
10年たって、フルカラーの『センネン画報』に会えたことが嬉しい。
ご本人におめでとうございます、と伝えた。
握手もしていただいた。
サインみせびらかし。
帰り道、にやにやが止まらず、ドトールで本を読み、年表を読みながら心で大泣きして、大感激なひとときであった。今日マチ子様、スタッフの皆さま、ありがとうございました!
原画展は、明日3日までです。
塗り絵企画は、延長して6月30日までだそうです。
ハッシュタグ「#センネン画報ぬりえ」でSNS投稿! ぬろうぬろう!
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原宿にある絵本の読める小さな喫茶店「SEE MORE GLASS」へ、「それで君を呼んだのに 忌野清志郎を想う」という展示を見に行った。
ミュージシャン・忌野清志郎さんのお誕生日の4月2日から、命日である5月2日までの1ヶ月間、シーモアグラスでは毎年小さな展覧会を開催しています。 2014年からはじまり、今年で5年目です。公式ブログより
Facebookで告知を見て、ぜひ行ってみたいと思った。
明治通り沿いの華やかなファッションビルが連なるところに、京セラのビルがありそこの地下一階にお店がある。
オフィスが休みなせいか、人がいなくて、ほんとにここにお店があるのか不安になる。
でも地下一階に降りると、ああ、そこだけ輝くようにキヨシローのポスターがあった。
こじんまりした店内にはびっしり人がいた。
「空いてますか?」と聞くとなんとかテーブルが一つ空いていた。
ぐるっと見渡すと壁中に、写真やらメッセージやらオブジェが飾ってあった。
竹中直人、角田光代、矢野顕子など、清志郎大好きな著名人のメッセージもたくさんある。
清志郎の関連書籍も棚にいっぱいそろえていて、そのほぼ全部にたくさん付箋がついてる!
店内の写真を撮っていいかと尋ねると、遠目で1〜2枚ならとのこと。
Tシャツや写真が飾ってある奥の壁をぱちり。
本棚の本をみて、『十年ゴム消し』とか『瀕死の双六問屋』とか宝島の雑誌とかもう! 読む手が止まらない。
BGMはもちろんキヨシローの曲だ。
他のお客様の話声も聞こえてくる。
音楽関係の方なのか、思い出話をしているようだった。
清志郎が死んだと聞いたとき、ショックだった。
時代が危うければ危ういほど、彼の言葉の力が必要なのに。
悲しかった。
でもここには、たくさんのキヨシローの意思がたくさん残されていて、愛されていて、守られていると思った。
何度でも、彼の音楽は聞けるし、言葉も読めるのだということを思い出させてくれた。
『Oh! Baby』が流れてページをめくる手が止まる。
ああ、これだいすき。
店員さんが、よかったらこれ書いてください、とノートとカラフルな色鉛筆を渡される。
色鉛筆があったら! そりゃイラスト描くでしょ! メッセージとキヨシローの似顔絵を雑誌を見ながら書いてきた。
そこのノ―トには五行歌は書かなかったけど。
うちに帰ったら、KAWADEムックの清志郎特集、また読み返そう。
キヨシローは永遠だ。死んでないんだ。
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横浜在住の井戸喜美代さん、2007年『風に乗って』に続く、第二歌集『過ぎ去りし日々』の装丁を担当した。
井戸さんは、カバーデザインのイメージをすでにご自分で決められていたので、その意図をいかしつつ提案させていただく、という作業になった。
カバーイラストは、前作同様、井戸さんの娘婿さんである三宅正広氏。
旅に愛用した赤いスニーカーを描いてくださった。
裏側は、スケジュール帳。
紙は、ぬのがみで繊細な手触り。
帯は井戸さんこだわりのティファニー・ブルーのイメージ。
英文タイトルを入れてほしいというご要望だったので、帯色に近づけて調和をとった。
表紙は、ローズピンクのレザック80ツムギに。カバーに入れた著者のお洋服と調和させた。
扉はシックに、モノトーンでまとめて。
表紙がこっくりした色だったので、見返しは淡いホワイトローズ色。
しおりは、ちょっと緑よりのエメラルドグリーン。
この歌集は季節の移ろいの中で生まれた「心の歌」と、世界や日本の旅を詠んだ「旅の歌」で構成されている。
2008年から2017年の間、12回に及ぶ海外旅行は圧巻。思い出の写真をカラーで8ページほど挿入している。
毎日の生活の中、何もしなければ大切なものも流れていってしまうから、言葉に残す。
旅先で出会った感動を五行歌に認めることは、写真に撮ったり、スケッチするのと似ている。
読み返せば、目の前に風景が浮かぶ。
自分のために書く、そんなシンプルでまっすぐな喜びを感じる歌集だ。
【書誌情報】
書 名:『過ぎ去りし日々』
著 者: 井戸喜美代
四六判・上製・260頁(カラー8頁含)
定価1,500円+税
発行日:2018年04月03日
ISBN978-4-88208-156-2
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